渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う

専用刃物と研ぎ

2017年03月29日 | 刃物



これは「革裁ち包丁」という。
レザークラフトには欠かせない。

日本刀目釘削り専用刃物「ひらまち」を私は考えて、稀代の名人鍛冶
左久作氏に依頼して作った。ひらまちはビリヤードのタップ削りにも
十分使える。


トップ画像の革裁ちはビリヤード専門という訳ではないにしろ
ビリヤード
業界でも古くからある定番の刃物だった。

なぜかというと、この革裁ち包丁はタップを削り整える時に使うからで
ある。

現在は切れ味の良い使い捨てのカッターの刃がタップ交換では代用
されることが多いのだが、本来
ならばこの革裁ち包丁を使いたいところ。

であるのだが、実は刃こぼればかりする革裁ちというのが非常に
多く、名刀にはなかなかお目にかからない。
糸刃を付けても、タップを削るとボロリと刃こぼれするような
革裁ちが世間にはあふれていて、とても困る。
一度私は「ビリヤード専門革裁ち」と称するボッタクリ商品(一般革
裁ちの数倍の値段)を試しに購入してみた。まあ、仲間内での人柱
のようなつもりで購入して試したのだが、刃が脆すぎてまったく使い
物にならない物で、1000円程で量販されている物よりもひどかった。
なぜだか、この手の革裁ちは多く、私が三原市内の鍛冶屋さんに
頼んで造ってもらった革裁ち3丁も、刃先が脆すぎて使えない物
となっていた。

なので、私などは、一時期は鉋(かんな)の刃を研ぎ上げて使って
いたほどだ。鉋は安物でも研ぎ上げれば案外使える。だが、革裁ち
は刃角を鈍角にしてもタップに対しては刃こぼれする物が多く、特に
ウォーターバッファローのタップなどには鉋で
なければ刃が立たな
かったからである。(優れている革裁ち包丁も存在する)


現在は使い捨てのオルファの黒刃のカッターを使っている。使えない
刃物で刃が立たずに腹が立ったりすることもない。オルファ黒刃は
極上の切れ味であり、切れ味が鈍ったらすぐに新刃を使えばよい。

このようにリズミカルにカッターの刃を使って桂剥きにしていく。
私はこれは90年代からやっていた。



革裁ち包丁のような刃物は、研ぎができなければ使えない。
否、使える刃物として仕上げることができない。
革裁ち包丁の研ぎは、撞球界ではこのような研ぎをしている人が
多かった。

ある時、かいがいしくもポケットビリヤードの某プロの奥さんが
床にペタンと座って革裁ちを
このように研いでいた。しかも、
研ぎ汁を水でどんどん流しながら。幾重にも誤ったことを目の
前でやっている。

見ていた私は「それでは刃物は研げませんよ」と言った。
奥さんが「いつまでたっても刃が付かない」と言って、顔を上げて
私のほうを見たからだ。
1980年代末期、東京赤坂のビリヤード場においてのことだ。

そのように言った私に対して、お店の若い従業員は(私も20代
若かったが)、「プロの家の人に対してそういうこと言うの
ですか?」
と言ってきた。

プロだろうが総理大臣だろうが大統領だろうが将軍様だろうが、
間違っていることは間違っている。間違った方法で刃物などが研げ
現実は金輪際到来しない。だからそれを指摘した。

そのプロの人の奥さんは、プロの家族というプライドというものが
あるのか、「いえ。これでいつも研いでますから」と私に答えた。
ずっとしゃくり擦りを続けて、やはり「あれぇ?」と呟いていた。

こりゃ助からんわ、と思ったので、「そうですか」とだけ私は言って
見るのをやめた。痛々し過ぎるから。

ビリヤードのプロ、その家族だからと、刃物研ぎの基本をわきまえた
人か
というと、それは別物、別のコトガラといえる。
技術がド素人以下であるのに、頑なに虚栄のプライドだけ
を保とうと
する。そういう類は世間に多いが、内実が伴わないので、あまりに
空虚だ。

この手の片刃の刃物はこのように研ぐ。片刃は日本の和式刃物に
多いが、この研ぎ方の物理的原則は日本だけのことではなく地球上
の常識である。

砥石はビシッと面磨りで平面を出し、その平面に研ぎ汁を行きわたら
せて砥石と刃物を密着させて研ぐのである。手を離すと刃物が砥石
の上で立つほどに研ぎ汁と平面を利用して密着させるのだ。
研ぎ汁の微粒コンパウンドが金属を研磨する研磨剤となるので、研ぎ
汁を水で流しながら砥石の上をスライドさせるなどという馬鹿げたこと
は水研ぎではあり得ない。

何事も基本は大切。


革包丁の研ぎについて、よい解説サイトあり。
他の刃物や目釘削り専用刃物「ヒラマチ」なども、私はこれとほぼ同じ
研ぎをしています。 ⇒ こちら


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謎の刃物 「〇伝・朝日刻印・湯前(ゆのまえ)」

2017年03月03日 | 刃物



懇意にしている撞球仲間ーから非常に珍しい刃物を
頂いた。ありがたし。
「死蔵するよりも価値の分かる人に持ってもらいた
かった」とのことで、なお嬉しからずや。
三原市で一番古い
自動車修理工場で使用していたと
いう大型の肥後守
のような鋼のナイフだ。1965年
あたりの物だろうとのことで、となると50年ほど
前の物になる


〇に伝、朝日の刻印、そして「湯前」とある。
熊本県球磨郡湯前町(くまぐんゆのまえまち)のことか。
球磨郡には町ごとに鍛冶屋が5~6軒あったという。


一つは切先がかなり大きく欠けていたので、切先を
研ぎで大まかに私が造った。






鎬が完全に死んでいるので、ひどく出ていた錆を取る
段階で鎬も順次立てて行く。職場の給湯室で、そこに
あった240番の砥石でザッと研いだ。



非常に珍しいナイフで、ククリのように二丁とも
フルオープンではうつむいた状態にセッティング
されている。これは何らかの意味があってのこと
だろう。下のナイフはまったく研いでいない。
グラインダーで削られた痕があるが、錆はひどく
ない。上の個体のほうが赤い良くない錆が出ていた。



ネットで探してもサッパリとこのナイフのことは
ヒットしない。
やはりネットの限界性。
ネットは便利だが、情報源がネットだけというのは
大きな落とし穴に陥ることがあるので要注意だ。
真実の調査は、自分の足を使って、郷土史や刃物史
などを文献であたる
しかないだろう。

研いでいて感じたのは、非常に地鉄も鋼も柔らかい
というか、砥あたりがとても良いことだ。
かといって、鋼の刃部はかなり硬度がある。まくれ
ではなく欠損するくらいだから、硬い鋼に仕上がって
いる
のであろう。
地鉄との完全な合わせ鉄の手打ち工法で造られている。
謎の刃物、面白い。

古い鉄というのは、良いのを使ってるねえ・・・。
家に持ち帰ってから、ブレード部分はぼちぼちとゆっくり
日数と時間をかけて完全に再生して、鋼と地金の素顔を
見てみようと思う。


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研ぎ場

2017年02月18日 | 刃物



洗面所が私の研ぎ場(笑)。


一応、研ぎが終わったら片付けて、シンク周りはピカピカにはするけど、
帰省した娘からは「これ何とかならないの?」とよく云われる(^^;
よく使う一部しかここには出していないのだが、やはり洗面所に石が
山積みというのはなんだか目障りの模様。うん、それは分かる(笑)。


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研ぎの違い

2017年02月17日 | 刃物



一般刃物研ぎにおいては、砥石の端まで刃物を押し当てて使うことは
めったにない。(私は使い切る研ぎ法だが)
だが、日本刀研磨の場合は砥石はまんべんなく使い切る。
また、早研ぎなどの場合は、なおさら広域を使う。

ただし、私の場合、刃先部分の研ぎの場合は、ごく短いストロークで
仕上げることも多い。
その場合、選択した合わせ砥石の泥を合せる場合や、研ぎ汁の量を
調整したりして狙った刃先に持って行く。
私の場合は、研磨といっても、「切るため」の研ぎをしている。




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素顔を引き出す研ぎ

2017年02月17日 | 刃物



思うところあって、刀工康宏から頂いた左久作製の小刀を本山合さ(軟口)を
使って、ある方法で研いでみた。

ギラギラとせず、ふわりとした上品な感じで肌目を出せた。合う砥石と合わ
ない砥石があるので、試しながら研磨するしかない。
この地鉄は秋田の横手鉄を使っている。

今回研ぐ前の以前の研ぎの状態。曇りを入れ過ぎて、地鉄の素顔が見えない。


この裏すきは専門鍛冶職でないとできない。単に削るのではない事を先日
左久作池上氏に教えてもらった。





私は左久作製の小刀を三丁持っている。一番左は注文打ちだ。左と真ん中は
幕末の黒船の鎖を地鉄に使っている。



左久作の刃物は、ただ切れるだけでなく、見ていてもとても楽しめる。


しまった。撮影前に油を拭うのだった(^^;


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研ぎによって現れる打ち刃物の鋼の素顔

2017年02月15日 | 刃物


一般市販されている超廉価全鋼肥後守(600円程)を私が
整形し研磨を施した物。


これなるは、早月(さつき)流御研ぎ之次第にて御座候。
包丁研ぎのような切れ味研ぎではなく、きちんと研磨をすれば、

肥後守でもこうした鋼の素顔が見えるようになる。
全鋼一枚物であっても、鍛造火造りと焼き入れによる変態で、
このような鋼の表情を見ることができる。(スマホで撮影)

この肥後守シリーズは、研ぎの途中の段階で明確に現認できるが、
刃部は日本刀のような直刃状の焼刃が入れられている。刀身全体
が刃となる西洋ナイフのような丸焼きではない。


ただし、天然砥石で本気で研がなければ、この鋼の素顔は見え
ない。人造砥石1000番一丁だけでは100%無理だ。研ぎ面は
ただの石のこすれ疵にしかならない。
結果として、切れ味のみを求める刃付け研ぎと「切れ味+刀身
研磨」の違いは何かというと、つまりこれということ。
名倉でタツにシャクリ突いたりという日本刀研磨の技法も採り
入れている。内曇砥では当然にして引く。包丁研ぎでの「引き」
とは全く意味が違うので、物事の識別として注意を要する。
鎬は下地の荒砥の段階でビシッと立てるようにする。
研ぎは下地が命である。

こうした小物は平地の面がRになっていても簡単だが、これが
日本刀となると、特殊な技術を有する日本刀研磨師しか研げない。
一般刃物研ぎと日本刀研磨は、まるで世界が異なる。
ただ、日本刀研磨においても、下地研ぎ(内曇砥までが下地)が
命で、上手(じょうて)の日本刀研ぎ師はすべて下地研ぎが巧い。
そして、必要以上に肉(しし)を削ぎ落すことはしない。
それでいて、荒砥でビシッと鎬なり横手なりのラインを出して行く。
見る者が見れば、日本刀の研ぎの如何は、たちどころに看破できる。
日本刀を見る人は恐ろしい。刀の出来もさることながら、それを
手掛けた研ぎ師の技量を見抜こうとする。
誤魔化しは、一切利かない。


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左久作製小刀

2017年02月01日 | 刃物

左久作フェイスブックから。

左久作が打つ刃物がなぜ昔から「切れ味の左久作」とプロたちに
言われて来たのか。
それは、切れ味が良いから。
単純なことである。

そして、刃が粘る。
それは、私の為に打ってくださった池上(左久作)師の仕事を見学
させてもらった時に理由が解った。
(一番学んだのは研ぎだった)
左久作師は、徹底した温度管理をしているのである。
決して温度を高め過ぎて馬鹿鉄にすることをしない。
ごく当たり前のことなのだが、これができずに内部の粒子を肥大化
させてポロポロに刃こぼれする刃物にしてしまう鍛治職は多い。
それは刀鍛冶にあっても。

左久作の刃物は一度使ってみると違いがよく判る。即座に判る。
まったくそこらの刃物とは別物であるかのように多くのプロ職人から
云われて来たその訳が判る。

ただし、使って刃を付けるのは使用者本人だ。
無論、左久作の刃物を使うプロの職人たちはプロなので自分で刃物を
適正に研ぐことができる。
楽器製作者や宮大工などは、研ぎに関しても尋常ならざる知識と技術
を持っている。
何よりも優れているのは識別能力だ。それがあるから、「何がどう違う
のか」ということが要求されるプロの職人仕事が成し遂げられる。

左久作製刃物は、プロ職人でなくとも、使うと病みつき、格別です。
今年はいよいよ私どもの企画での左久作製刃物を販売します。
これは小林康宏刀のように私は無償で関与するのでなく、私の利益も
販売金額の中から貰います。1丁500円くらいσ(^_^;)
製造原価が結構するので、完成商品とすると、どうしても最終販売
価格が一般刃物よりは高くなる。
かといって、小林康宏新作刀のようにロハでは私もやりません。
私が発案企画して共同開発した刃物だからです。
今、刀剣の世界では「鯉口くん」が安全確保の為に広く普及していますが、
あれは私が考え出した発案だけで、製造販売には噛んでませんので、
ロイヤリティは取ってません。
製造卸元の先輩からはいろいろお気遣い頂いてますが。
左久作の独自企画の刀剣関係専用刃物、並びに新案ナイフは私が
販売に直接関与しますので、私の利益も算入します。一作につき
ワンコイン程度とはいえ(^。^)

期待を裏切らない「これは!」という刃物にしていきたいと思って
います。
年内発売!



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青砥

2017年01月30日 | 刃物


青砥が最高である。
粒度は通常1000〜3000。物によっては3000〜5000にもなる。
包丁研ぎでは中砥として使われる青砥だが、5000はもはや中砥
とは呼べない。仕上げ砥の部類に入るだろう。
本山(ほんやま。京都)の青砥は本当に研いでいて気持ちが良い。
何が良いかというと、研ぎ味のみならず、研ぎ方によってリニアに
繊細に反応してくれるというところだ。固定的ではない様々な顔を
見せてくれる。
無論、研ぎ上がりも画一的ではなく、研いだなりのことが現れる。

青砥が素晴らしい。
唯一注意すべき点は、崩れやすいので、周囲を漆等で養生してやる
必要があることだ。私はカシューを側面四方に塗り重ねて補強して
いる。なので、側面の見た目は羊羹(笑

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38年目の包丁

2017年01月28日 | 刃物


大学に入った時に買った38年目の薄刃包丁を研ぐ。
高い包丁ではないが、これはとても愛着のある包丁だ。
この包丁は使うわ使った、大車輪で使い倒した。
バイト先までこれ持って行って大根のツマを作るのに使っていたもの
なぁ・・・。この包丁は物凄く切れる。


また、骨スキも研いだ。特化包丁で、食材から肉だけを削ぎ落す時
にはやはりこれ。
これはSUSだが、背筋が寒くなるほど切れる。持っている包丁で
「切れ味」のみでいったら一番切れる包丁かもしれない。



ステンレスでも、人造よりも天然砥石のほうが研ぐのはしっくりくる。
鋼材により合う合わないはあるにしろ、かちりとハマる砥石を当てた
場合は、私自身は天然のほうが使いやすい。
一番好きな天然砥石は京都の硬めの青砥だ。中砥であり、1000~
3000番程の粒度なのだが、粒度だけでは言い表せない研ぎ味と
研ぎ上りをもたらす。私は青砥が好きである。
仕上砥は京都でも東物しか手元にはないが、20種類くらいは持って
いるので、どうにか
合せができる。
天然砥石で仕上げたステンレスのナイフでも、他の人に使ってもらうと
「うわ。なに?この切れ味」と言うことが多い。
私自身の研ぎでは、天然での合わせのほうがよい結果が出る。

包丁については、全包丁の中で総合力というならば、洋式牛刀が一番
使いやすい。
本格的な和食店においても、実は和式包丁よりも洋式牛刀が大活躍
しているという事実はあまり知られていないようだ。
牛刀こそ、オールパーパスの最強包丁だといえる。



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33年目の包丁

2017年01月28日 | 刃物



購入から33年目に入る包丁を研いだ。
良い物は本当に長く使える。長すぎる感じもしなくもないが(笑
包丁は「あまり研がない」ことが良いともされる。それは身減り
するからだ。
だが、身減りは致し方ないと私は思う。
この包丁もかなり痩せたが、どれ程の数を研いだか分からない。
研ぐ際には、極力減りが少なくなるような研ぎにしている。
ただ、刃物というものは、日本刀も含めてどんな刃物でも確実に
刃を付けた最初の一切り目から回数を重ねるにつれて切れ味が
低下する。低下しない刃物などは物理的に存在しない。永遠に
切れ味を保ったまま切れ続ける刃物や日本刀は地球上には存在
しない。なので研ぐのである。
刃物の切れ味低下度合は科学的に証明されているのであるが、
包丁の場合は常に「最良の切れ味」を求められるために、研ぎは
切れ味のための研ぎとなり、日本刀のような観賞用の美術研磨
は包丁には施されない。
それでも、研ぎというものは物理的に身を僅かずつながら確実に
減らす。これもまた不動の事実である。


33年間で身は痩せたがまだまだいける(^^)
ハンドルは黒檀削り出し、ボルトはシュナイダーボルトに変更して
ある。購入15年目くらいでハンドルを自主交換したからだ。
いや、それにしても長く使えるものだ。切れ味はすこぶる良い。


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ライン

2017年01月23日 | 刃物


左久作のあにさんとラインで繋がる。
ラインは簡易データ通信もできるので便利だ。
容量が小さい画像と動画も送受信できる。
私は広島の居合剣士のおねーたんに
「ライン入れろ!」と何度も言われてようやく数年前に入れたが、まあ、
なんというか、通信手段としては便利。

無料サービスなのに、どうやって運営してるのかしらね。
無料ブログレンタルサービスも(私のは有料レンタル)、広告費だけで
やっていけるのだろうかと思ったりする。

でも、考えたら、宣伝広告ってかなり大切なんだよね。
宣伝の仕方如何で商品の売れ行きが左右されることがかなりある。
化粧品なんてのは確実にそうだよね。
そして、化粧品のCMは女性用も男性用もかなりオシャレでカッコいい。
とりわけ1980年代のCMには秀逸な作が多かった。
でも、一番好きだったのは、JR東海の「シンデレラエクスプレス」シリーズ
だった。あれ、今でも製作者のセンスに見惚れる。
最近のCMというのは、くだらない意味のない小芝居物が多いよね。商品とは
一切関係ない表現で。
脈絡の無さがウケるのは、時代なりなのかもしれない。

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セカンダリショルダーを研ぎ落とす理論

2017年01月14日 | 刃物

セカンダリショルダーを研ぎ落とす理論


ナイフについては、このハンター医師がここで説明している
ことは極めて実践的で
正しいと私は思う。
「ブッシュクラフト」と「ハンティング」ではと明言しているし。

ただし・・・、戦闘刃物である日本刀の場合は、この理論だけ
じゃないんだよなぁ~(^^;

もう一押し考察しなければならない理論が日本刀の場合にはある。
そのあたりをよく考察していないと、ただただペッタンコにすれ
ば畳表が良く切れてそれが良い日本刀であるかのように勘違い
する人間も増えてしまったりする。実際に畳表切り用に刀を壊す
研ぎを専門的に請け負ったりする業者も出てくるくらいでして。
日本刀の場合は、本来は畳表や竹を切るために作られたものでは
ないので、心得違いをすると日本刀に対してとんでもない加工を
して、それが日本刀、それこそが日本刀、これ以外は刀ではない、
とまで本気で言いきるお門違いが出てきたりする。実際に出て来て
いる。
本質を言うならば、そうした竹切り畳表切りに特化した刀に無理
やり日本刀を変質させてしまう事そのものが、実はそれこそ日本刀
ではない。
だが、静止物体の物切りごっこだけを本旨としてしまうと、その
ように本質から大きく外れ、道を誤る。

刃物の理論とそれに関する考察は、日本刀の在り方についての考察
とリンクするのであるならば、かなり効果がある検証といえる。
日本刀を扱う人って、固定観念に凝り固まってそこから抜けだそうと
しない人が無茶苦茶多いからね(^^;
そして我田引水、横柄横槍、俺様大将大集合なのだから、なんというか
とても清涼とは呼べない心根の連中が噴き溜まっているのが日本刀の
世界なのだから、正直言って健康的な場所ではない。
もっと目を開いて、外の世界を見れば、日本刀そのものにももっと
深い考察ができるのに。
なんだかね~、そういうのを放棄しているのはもったいないよ。日本刀
に関与する人たちは。
どんなジャンルからでも得るものは沢山あるのに。

それと、日本刀を所持するのは誰でも所持できるのであって、日本刀を
持っているからと偉いことは一つもないのだから。
勘違いしている人が多いみたいだけどさ。



娘さん、本日センター試験だなぁ。
私は密かに応援している。北大医学部、合格してほしい。


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80年以上前の包丁を研ぐ

2017年01月07日 | 刃物



先日、母の友人たちが集まって魚をさばいて食事会をしたという。
その際、腕に覚えのある料理人担当の人も参加してうちの包丁を
使ったらしい。
フグの薄作りのように太刀魚を刺身にして食べたらしいが、その
際に、母が出した包丁4本がすべて素晴らしい切れ味で驚いて
いたとのことだ。

上の柳刃包丁は私が完全再生させた80年程前の包丁だ。
苦難の再生模様は → こちら

元の状態。


これをこのように ↓ 直した。


今回魚をさばくのに使ったので両刃と合わせて研いだ。






この柳刃は私の祖父が戦前に愛用していた物だ。


こちらは母が旅行先の長崎で購入してきた物。

タツに突いて霞を入れたところ。
これはこの後の工程で消した。

包丁研ぎは楽しい。よく切れる包丁を使うと料理の味が変わるから。


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肥後守

2017年01月01日 | 刃物



昨日、地元の居合の友人が私の肥後守を見て「俺も肥後守買おうかなぁ」と
言ってた。切れ味と美しさに注目していたようで、サクサクと木を削る様子を
目を皿のようにして見ていた。

肥後守、どんどん買っちくり(^0^)

ただ、ここまで鋼の素顔が出るほどに研ぐには、それなりの砥石と技術が要る
ことだけは確かかと(^^;

あたしの看板、これなんで(^^;


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今年最後の研ぎ

2016年12月31日 | 刃物


今年最後の研ぎは母の依頼の包丁研ぎだった。
前回の通常研ぎがすぐに切れなくなったとのことであるので、早月流の
研ぎを施した。
使い手は正直なもので、別な研ぎをするとすぐに感知するようだ。

私は来年も刃物を研ぐ。

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