渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う

嘘ねつ造確信犯 ~詐欺的武芸派~

2016年08月25日 | スポーツ・武道など

嘘ねつ造を確信的に繰り返しているグループは、そもそもが
虚構の上に成り立っているので、いつ多くの人々に本当の
真実がバレはしないかとビクビクしているのだろうなぁ。

いくらほのぼの系、現代風SNS駆使でゆるさを装っていても、
真実は真実であるので、人をして欺罔せしめて金員を得る
行為は現代法では詐欺にあたる。つまり、犯罪。

ムーミンのような雰囲気を出していても、それ自体も虚構だから
駄目なんだよね。
マスコミやテレビ局も裏をきちんと取らずに報道したり番組にしたり
すると
いう愚行を犯している。
事実ではないことを根拠に金員を余人から集める詐欺は犯罪
なのだから、犯罪を助長するマスコミは困ったものだ。
そういう嘘ムーミン風味を出しながら虚言を続けて集客する悪辣な
武芸者もどきのグループには、早いとこ永遠の沈黙を。







この記事をはてなブックマークに追加

日本チーム 男子400mリレー 銀

2016年08月20日 | スポーツ・武道など



あっしは駆けっこが好きだから、これは嬉しい!


この記事をはてなブックマークに追加

稽古袴

2016年08月19日 | スポーツ・武道など



刀心さんより稽古袴が届く。
何だかいろいろ気を遣って頂いて、返って恐縮。

新品と28年選手の色の違い( ̄▽ ̄)
ひゃっは〜。昔のは色が落ちてグレーだよ(≧∇≦)


昔のは洗ったので裏返してます。

私は稽古着は複数持っていて、使いまわしをしてきたので、四半
世紀前の物でも補修をすれば使える状態です。
なぜ最初から7着以上持っていたのか。
それは、
毎日汗だくになるまで稽古していたから。初段から三段
まではまるで選手の強化訓練のような日々を送ってた。
なので、毎日洗っても追いつかないので、7着以上の稽古着を
毎日洗いながら使い回してました。
従って、実質は1週間に1度程の使用となり長持ちする。
私は汗を吸いまくった稽古着で翌日もそのまま稽古ということは
しませんでした。
ただ、綿ものは弱く、数ヶ月でボロボロになり、すぐにサヨウナラ
でした。綿の剣道着よりもずっと弱い。結局、化繊が値段が高く
とも強い。
特にでんぐり返ったりドタンバタンのズリズリ体術をやってたら
すぐに綿ものは刺し子だろうがダメになります。あれは柔道着の
ような専用着でやったほうがいいね。
そして、稽古は袖付でなくツッポに限る。

現在も居合着は8着以上ありますが、稽古量が往時に比べて
激減なので、意味なしのような気もするけど( ̄▽ ̄)







この記事をはてなブックマークに追加

斬の要諦

2016年08月10日 | スポーツ・武道など



昨日、居合稽古後に、道場の後輩の人に手の内の冴えに
ついて説明。
尾道居合道場は高校の剣道場を借りて稽古しているので、
高校の剣道部の設備がある。
木製人形の胴型に防具を着せて立たせている用具がある。
剣道で竹刀の打ち込みをするためのいわゆる木偶(でく)と
いう物だ。

袈裟切りについて、その木偶の面布団に袈裟で後輩に打ち
込んでもらった。思い切り木偶の本体を真っ二つに切るつもり
で。備え付けの一般木刀を使って。
すると、ポコン。
私が同じ木刀で軽く袈裟切りすると、音はガコーン!と樫の
木刀と木偶の木部の甲高くも大音量の衝撃音が道場内に響き
渡る。
ゴムでとめてある木刀の鍔が衝撃で緩んで一発で抜け落ちる。

気剣体の一致での切り下ろしであることは勿論なのだが、何よりも
私は刃筋を立てて切り下ろしている。なので、振り下ろしの慣性
重量がすべて刃先の一点にかかって斬撃部位に木刀が衝突
しているのだ。力など一切入れていない。
この違いは一体どこから来ているのか。
経験値などではない。私は初段の時からそのように切っていた。
先生は居合は教えてくれるが、切りの要領は自分で自得するしか
ない。現に私もそうして自得してきた。

生まれて初めて斬稽古をした最初の一刀から、私は切れていたし、
また万余の斬において刀を曲げたことはただの一度もない。
それは私が行なう土佐居合が斬術を体現したものであったからだ。
ただし、教えてもらってできることではなく、前述のように自得しない
とどうしようもない。
土佐英信流は「斬る」というただ一点に集約されて技術体系が
編成されている。
私は素直にそれを学んだだけのことだ。
逆に、空気を斬る居合といえども、仮に畳表や竹などに斬りつけて
まったく切れなかったり刀を曲げたりするということは、普段やって
いる「居合」なるものがまったくの嘘物であるというだけのことだ。
物理現象は嘘をつかない。結果こそがすべての真実を物語る。
嘘居合は嘘居合であり、体ほぐしの体操でしかない。あるいは
踊りか。(否、踊りを馬鹿にしてはいけない。本物のダンサーの
動きなど、技術なき者は到底何一つもできない)
実際のところ、私の先生、先輩方はとんでもなく切る。えっ?と
思う程に切る。
ただし、そういう人たちはネット動画サイトなどには登場しない。
私が私の関与する関係者の中で初めて禁を犯したのだ。

それだけでなはない。
私がよく切るのは、
古流古伝土佐英信流の教え通りの切りを私は
しているからというのも
あるにはある。
英信流には「英信流に(以下30字ほど割愛)」という教えがあり、
切ることの要諦についての伝授がある。
実際に、直伝英信流本伝を習得した者は非常によく切る。
例えるならゴルフの
ドライバーショットで320ヤード楽勝、というほどに
よく切る。

つまり英信流本伝を学んで習得した者は、切りに関しては本職と
いう具合に切るのだ。
(逆を言うと、英信流に属していても切れない者は本伝に触れた
経験が無い可能性が高い)
直伝英信流のようにきちんとした古流系譜の居合剣法をきちんと
やれば、空気斬りの居合のみをやっている
だけでも本当によく切れる。
畳表や竹などはいとも簡単にスッポコ
ポンと切る(サーカスのような
曲芸切りではなく、抜刀勢法としての
刀術による切り)。
切って刀が止まるのも当たり前、自由自在に運刀を行なうのも当たり
前のことであるのだ。
(体術系はまた別な要素。ここでは斬術と刀術について述べている)

簡単に言うと「手の内」なのであるが、それだけでは大切れはしない。
力を入れる概念が頭にある限りは絶対に到達できない術の妙がそこ
にある。筋トレマニアさんでは100万%到達できない事柄のことだ。


手の内に限っていえば、一切の腕力を使わないことで、例えば撞球に
おいてはこういうことはいとも簡単にできる。事実私がやっているの
だから撞球者であるならば
誰だって同じようにやればできる。

ドローショット。(撞球者はこんなことはできて当ったり前のことだ)


ドローショット。厳密には低空ジャンプさせてラシャの摩擦
影響から手玉を解放させて手玉を的玉近くまで飛ばして、
的玉を
ポケットにねじ込んだ後にギュイーンと手玉を引いて
くる。

押しによるクッション回しは他の玉が邪魔して軌道がない
場合に、私などはよく多用する。これは少し技術が要る。


フォローショット押し抜き。手玉を邪魔する他玉に隙間がある
場合、その軌道に乗せるべく手玉に強烈な前進回転を与えて
クッションタッチ後(クッションに当たって返りの軌道は逆回転
作用がある)に
戻り方向に対し事実上のバックスピンによって
カーブと同時
に手玉にブレーキをかけて、ビタリと手玉に急
ブレーキをかけたような動きを与えて任意の位置に止める。
これも多少技術がいる。


撞球の世界では、このように手玉を自在に操り、ギュギュギュッと
いう動きをさせ、キューを寝かせて撞くのにキューを立てるマッセと
同じような動きをさせるプレーヤーのことを「キューが切れる」と言う。
力技は一切使っていない。腕力などは必要ない。術なのである。
技の術を技術と世間では呼んでいる。


実は刀法も同じことなのである。
力を使っているうちは切れない。
刀を握り締めているうちは切れない。
ガッチガチに体に力を入れているうちは切れない。

こうしたことは古来からの武技の基本中の基本の理(ことわり)なので
ある。

技を取得する方法はいろいろなアプローチ法があるが、それは自己流
ではなく、きちんとした古流剣術・古流居合を伝承している伝習所で
ないと学び得ない。大ニセモノは大手を振って繁盛している感があるが、
見る者が見たら、「てんで×」ということは瞬時に判別がつく。ただ、言わ
ないだけである。自分たちがそれで良いと思って楽しんではしゃいで
いるのに、そこに水を差すこともない。人のレジャーに干渉はすべきでは
ない。しかし、本当ならばそんなことをやったら死んじゃうよ、というような
ことを多くのニセモノたちはやっている。

一つだけ刀法における斬撃の真理を言う。
速度である。
だが、それをいかに自在に制御するかの術知らざれば、術また
たがわず。
術たがわざれば、理またたがわざるなり。
理たがわざれば、術成り立たざるなり。
よくよく工夫されたし。

(上記についてルビ無しの「術」の部分、箇所により「すべ」と読むか
「じゅつ」と読むかはそれぞれ考えられたし。こうしたことも武技の知力
の一つだ。脳筋忌むべし)


※切りには「圧(へ)し切り」という特殊技法があるが、それは今回述べた
こととは別体系の高度な技術であるのでご注意されたい。据え斬りなどは
圧し切りと切り下ろしを高次に融合させた面もある斬り方である。


この記事をはてなブックマークに追加

居合の稽古 ~尾道~

2016年08月09日 | スポーツ・武道など



居合の稽古 in  尾道。

尾道道場の稽古風景を大手新聞社が取材した。
インタビューで「なぜ居合を?」という質問に答えながら、何故だろう
私は自問していた。まあ、それが答えなのだが。

私個人は、いにしえの先人たちが何を求めて何を掴もうとしていたのか、
それが解りたくて居合をしている。

彼らの心に近づいて、彼らは何を求めていたのかを感じ取り、そして、
今と未来の新たな時の行方を知りたいと思っている。
「それは何だか分かりましたか?」との記者の質問に、「今もって、
わたくしはまったくわかりません」と答えた。

記事は9月中旬頃掲載されるという。



私たちはどこから来て、どこに行くのか。
それをどこまで
知ることができるのか。


この記事をはてなブックマークに追加

世界のイチローの名言

2016年08月08日 | スポーツ・武道など



「虎やライオンは筋トレをしない」

こけおどしのウエイトトレーニングでつけた使えない筋肉のマッチョ
むきむき脳筋MENで、しなやかで俊敏な動きをする者を私は見たこと
がない。ほぼすべてが愚鈍である。
それは、筋肉をつけることそのものが目的であって、目的を達成する
ために必要な筋瞬発力と筋持久力を得ることとは別な次元のことを
やっているからである。


この記事をはてなブックマークに追加

偽装攻撃

2016年08月08日 | スポーツ・武道など



格闘技はボクシング以外あまり好きではないので見ないのだが、
オリンピックの柔道を観戦していて、「偽装攻撃による指導」
という
のがあった。
私が子どもの時に道場に通っていた頃は無かったルールのように
思う。
競技には細かいルールがあるが、偽装攻撃で指導というのは・・・。
「スポーツなんだなぁ」とつくづく思う。
スポーツは否定しないけど。
剣技などは偽装攻撃だらけだからね(^^;
実態が虚実の駆け引きの中でのことなので、仮にスポーツ化した
剣道においてもいろいろある。


この記事をはてなブックマークに追加

角帯 夏仕様

2016年08月07日 | スポーツ・武道など



夏の白色上下稽古着用の帯がなかなか涼しげで良い色だ。
角帯なので刀の座りもピシャリと決まる。
私の白色居合着は白の色合いも選んでいる。通常曇った白が多いのであるが、
私は少し水色がかった抜けるような白色を選択している。蛍光灯の白色のよう
な感じの白、言ってみればスーツ用カッターシャツの白色のような色合いだ。
その色はありそうで、あまり見かけない。

(稽古の時にアロハなんて着ないよ。朝、ワンコ散歩から帰ってそのままなだけ)
これは通常差し。前半なので大刀鍔は小刀よりもかなり前に出ている。正面から
見るとあまりそれとは見えない。ここにも土佐居合トリサシの理論がある。


これは戦闘モードでの差し方。どんなに大刀を使おうと一切小刀には干渉しない。


これは甲冑差し。本来は下げ緒を∞のようにして大小を固定する。
他にも大小差し違えとかいろいろたぁ~くさん刀の差し方がある。



結び方は本結びではなく簡易的な貝の口。
これは普段と逆巻きのいわゆる関西巻き。

 

巻き始めを左決めで、後ろ通しの左回りで左前に持ってくる反時計回りの巻き方
(私の本結びの際の普段の巻き方向)だと、こうなる。関東巻き。







噺家たちもこちら側の関東巻き。ちょいと左に寄せるのが江戸のイナセ。

仙台平をはくときには私はこう締めている。
この結び方だと関東巻きも関西巻きも関係ない。


この記事をはてなブックマークに追加

古流居合 ~土佐英信流~

2016年08月07日 | スポーツ・武道など



古流の要諦を忘れそうなので、復習している。
低段位の頃は稽古熱心だった俺・・・(^^;
初段の時、すでに太刀打之位まで積極的に学習していた。








当流の学習過程において、土佐居合の先生方は「初段だからまだ
学ぶのは早い」という類のことは
一切おっしゃらなかった。
段位に飛び級はないが、自ら進んで求める者にはどんどん先のことを
学習課題として与えてくれた。

もしかしたら、これは土佐流儀の特徴なのだろうか。固定的に限定して
「居着き」はさせない。勿論、基礎は基礎としてしっかと学ばせながら。
ただ、初心者の頃は高度すぎると思えることも多かったが、だからこそ
なんとしても理解し、体得しようと私自身も必死だった。


「ふ~む」と私が声を出して唸ったら「にゃんだ?」と振り向くにゃんこ先生。
いまだに動きは鋭い。もう老女であるのにこの隙のない身ごなし。英信流
虎一足(とらのいっそく)に通じる。



我関せずの連中。おまいたち、若いのにじいさんみたいだど。


この記事をはてなブックマークに追加

レース鳩 スリップストリーム使用中

2016年08月05日 | スポーツ・武道など

Racing Pigeon A2 The Netherlands.


スリップストリームを利用しながら高速飛行する鳩。
やるなぁ。
というか、必死に飛び続ける姿に涙が出てくる。
レーサーの姿を見た。


この記事をはてなブックマークに追加

柄握りの妙諦

2016年08月02日 | スポーツ・武道など



私の刀法においては、指は一切鍔に触れない。
鍔に接触するのは、抜刀の際の鯉口切りと納刀の際の鍔
押さえの時だけだ。
それには剣理の深い理由(わけ)がある。
折れたタバコの吸い殻で貴方の嘘がわかるように(笑









この記事をはてなブックマークに追加

鈴鹿8時間耐久

2016年07月31日 | スポーツ・武道など



鈴鹿8時間耐久レースが熱かった!
ヤマハぶっちぎり!

私はチームグリーンを応援してたけどね(≧∇≦)
だって、あのロケット・ロンの息子が走っているから。


めっっちゃかっけーカワサキのマシン。


ただ、絶対速度を誇るカワサキも、レースとなると勝てなかった。
耐久は完走が一義とはいえ、レースの世界は「優勝かそれ以下」だ。
ヤマハファクトリーチームのあの安定度と図抜けた速さは、なんだあれ?

これが、2着に入ったチーム・グリーンのレオン・ハスラム。


父親はバリ伝グンちゃんとも世界グランプリで戦ったイギリスの
ロン・ハスラムだ(笑


父親ロン・ハスラムは「ロケット・ロン」と呼ばれ、スタートダッシュは
地球上で一番速かった。
世界グランプリではスタートでロケットのようにぶっちぎりで飛び出す
のはいつも彼だった。


フォームも独特で、ビタリとマシンが路面に吸い付くようなトラクション
をかける独特の走法だった。


その走法のため、まるで車が小さく見えるようなアグレッシブな走りで、
見る者を魅了した。


とても美しい。


直線のみならず、コーナーでもカウルの中に身を沈めるような典型的な
軸線ライディングだったが、これはライディングの基本でもあった。


キング・ケニー・ロバーツの走法がトラクション走法となったらロン・
ハスラムになるというような感じだった。


ロンと息子のレオン。レオンがかわいい!


今では親子で世界の夢に臨む。



レオン・ハスラムは生まれた時から世界を転戦する世界グランプリ=コンチ
ネンタル・サーカスでの喧騒を揺りかごに育った。
世界を転戦する父と共に彼はいた。
その幼子が今は世界選手権を走っている。
今後もレオンを私は応援したい。



熱かった1980年代の世界グランプリ。
ロバーツ。シーン。ウンチーニ。ルッキネリ。マモラ。片山。
スペンサー。ローソン。ガードナー。サロン。ハスラム。
レイニー。シュワンツ。
本当に熱かった。

あまりにも目に焼き付いているので、今でもつい昨日のことのように
感じる。


この記事をはてなブックマークに追加

F1の速さがもはや神!オンボード映像で比べてみた

2016年07月30日 | スポーツ・武道など

F1の速さがもはや神!
オールージュをオンボード映像で比べてみた


すげ!


この記事をはてなブックマークに追加

絽の居合着

2016年07月30日 | スポーツ・武道など



夏場には絽の居合着で稽古します。

日本国内で筒袖居合稽古着で絽を使用したのは、たぶん
私が初めてかと(1990年)。
間違ってたらごめんなさい。
反物からフルオーダーで作りました。
いわゆる「洗える着物」用の絽の反物です。
オーダーだから、名札用の布も同じ生地の絽です。

今では絽の洗える着物も一般売りされるようになったので、
とても便利です。

ただ、やはり既成品とオーダー品では仕立てがかなり違う(^^;
一つ言えるのは、現在の既成品は生地自体は昔の「洗える着物」
が出始めの頃よりは精巧にできています。複雑な駒絽も正絹風
に機械織りしているし。

夏は絽、紗が体温の異常上昇を抑えるので便利です。
風通しがよいから涼しいだけでなく、網目織りによるラジエター
効果で体温を下げる効力がかなりあります。ストローハットの
網目と同じ原理ですね。
私はお洒落優先というよりも、機能性第一で稽古には夏場は絽
を使用していますが、東京や関東の大会などでは絽の居合着で
試合に出場しても昔はクレームはつきませんでした。
今はどうなのかな。色指定だけだから、生地は自由でよいの
だろうか。よく知らない(^^;



この記事をはてなブックマークに追加

1978 TBCビッグロードレース Kenny Roberts / Christian Sarron

2016年07月23日 | スポーツ・武道など

1978 TBCビッグロードレース Kenny Roberts / Christian Sarron


とんでもなく貴重な映像。
1978年の菅生サーキットでのTBCビッグロードレースだ。
海外の世界GP選手が日本にやって来た記念すべきレース
の映像である。タイトルとは無縁のYAMAHAを中心とした
エキジビションレースだが、国際レースであることが貴重である。
そして、なによりも、安全性への配慮から、このレースは押しがけ
スタートではなくエンジンスタートにしている。
世界GPでは、1986年に平忠彦選手が押しがけスタートで重大な
事故を起こしたため、翌1987年からエンジンスタートが導入された。
ヤマハTBCロードレースはその9年も前にすでに押しがけスタート
をレースで廃止していたのである。そうしたことも判る貴重な映像
といえる。


ヤマハの金谷秀夫さんは世界GP500ccでランキングトップで
確実に日本人初の500ccでの世界チャンピオンになる男だった。
日本国内では圧倒的な速さで敵なし。世界戦に挑戦した1972年
の西ドイツGPでは初参戦初優勝の快挙を成した。1975年には
イタリアのアゴスチーニのサポートとしてWGPの500ccと350cc
に参戦し、第2戦オーストリアGPでは500ccと350ccで優勝した。
第5戦が終わった時点で金谷はランキングトップで、このまま行けば
日本人初の世界チャンピオンが誕生する予定だった。
しかし、ヤマハは何故か突然金谷のWGP参加を中止し帰国させた。
ワークス第一席のアゴスチーニより速いことが問題で、アゴスチー
ニをチャンピオンにさせるため金谷を下したとの噂が流れた。
結局5戦しか戦わなかったが、金谷は1975年の世界ランキング
3位となった。だが、それ以降、世界GPへの参戦はせず、ワークス
マシンの開発者となっている。
その後日本人チャンピオンは何人か出たが、最高峰500ccおよび
MOTO GPクラスではチャンピオンは出ていない。ロードレースの
歴史の中でもっとも速かった日本のライダーはというと、間違いなく
金谷氏
その人だ。世界の中でも突き抜けていた。金谷さんは「世界
の金谷」と呼ばれていた。
当時、日本人ライダーで世界を狙える人は何人かいたが、いろいろ
な障壁があり、ワークスライダーとしては世界戦にフル参戦して世界
チャンピオンを狙うことができなかった。国内選手権でもワークスマシン
にはポイントを与えないというレギュレーションだった。これでは世界
戦をメーカーという企業のバックアップで戦う土壌はできない。世界戦
への切符は、インターレースでの成績が大きな評定となるからだ。
ゆえに、片山敬済氏はワークスではなくプライベーターとして強引に
世界戦に参戦し、1977年に350ccと250ccのダブルエントリーでは
350ccで世界チャンピオンになるという記録を作った。
プライベーターが世界王者になるということは、片山氏以降はどの
クラスにおいても実現していない。世界チャンピオン片山氏も金谷
さんをとても慕っていた。金谷さんはただ世界一速いだけでなく、
気取らないざっくばらんとした人柄も多くの人から愛されていた。

金谷さんは2013年12月に惜しまれながら病没した。
金谷秀夫(かなやひでお)。1945年2月13日兵庫県神戸市生まれ。
2013年12月19日永眠。まだ68歳だった。

1973年


晩年の金谷さん





この記事をはてなブックマークに追加