「きみは実習中なのに忙しくないのか!」
とどこからか言われそうだが、今月24日(日)から始まった、我らが東京神学大学の夏期伝道実習(教会での実習)中のブログ更新です。ふだんなかなか更新できていないだけに、よけい貴重である。
いや、やる課題はいっぱいあるんですよ。ただいつからか忘れたが、実習前からずっとやるべきことが途切れなくて、睡眠不足が当たり前の状況で生きていたので、今日7/28(木)に実習中の二回目の大きなヤマが終わったので、そのあと少し休憩したあとで、町内の図書館に行って次のヤマのために準備しようと思っていたら、もうすっかり集中できず、たぶん心身がもうストップをかけたのだろう、次のために本を開いて取り組むことができずに、なぜか
「めぞん一刻」を読んでいた。そこにあったので。響子さん。五代さん。
そのあと宿泊先のそうじをする約束だったので、それを果たし、子どもたちとも約束の将棋等々もちゃんとやったので、そろそろ勉強再開…と思ったが、どうも今日はもう頭がヒートしたようで、もう今夜だけは無理せずやめよう、ということで気分転換にこの夏色の海と言うブログを書こうと思ったんであります。
まあ当然このタイトルは、昨年発表された
大貫妙子&坂本龍一の何年経っても色あせない感のあるアルバム『UTAU』に、大貫妙子さんの曲で「夏色の服」が収録されていましたので、当然そのタイトルから今日の題は影響されたわけで。そして今の宿泊先のおうち(○○先生、感謝します)から徒歩5分弱のところがとてもきれいな海辺なので、それもあったな。
ぼくは長野県出身なので、そこには海は無い。また人生の中でも海辺に住んだことがない。だから海辺に行くと不思議な感覚におそわれる。まあもちろん海辺に住んでいる人も、ふだん見ていても海はやっぱり特別なんだろうけど。
で、せっかくなので少し実習自体のことも書くと、昨年もそうだったが、この夏の実習はけっこうきつい。派遣された教会で、そこで実習生である自分与えられた課題(礼拝や小さな集まりでの説教など)をこなしていくのだけれど、それをきちんと準備してきちんとその使命を果たさなければならない。当たり前のことなのだが、それを29日間、ある程度睡眠もとり、とどこおりなく果たす、そのことができるかどうか。その当たり前のことがさりげなくできるのがプロであり、僕のようにできると思って直前でまだあわててしまう、あれが足りなかった、これが間に合わなかった、と言っているのがまだアマチュアなんだろう。くやしい。
その実習の様子は、断片的ではあるが、ツイッターをメインに、Facebookも利用しながら時折報告していくとして、今日もっとも書こうと思っているのは、最近始めたFacebookについてのことだ。いわゆる
ソーシャル・メディアについて言えば、僕はもともとこのブログから始めて、そして昨年夏からツイッターを始め、そしてそのツイッターの持つソーシャル・メディアのパワーの現状最大限の体験をしたのが、(残念ながら一部の注目した方々しか知らないであろう)昨年から今年始めにかけての一連の坂本龍一のライブUstreamでのツイッター等を介しての無限大の人々とつながっていく体験であった。
「え、そんなの知らない人同士で、でしょ?しかも匿名の人が多いでしょ。」
確かにそういう部分もいくらかはある。しかしそこで大事であったのは、坂本龍一とか、大貫妙子とか、平野友康とか、それからほかにもたっくさんそれに関係して尽力したひと達はいるけれど、もちろん彼らには感謝しているけれど、大事だったのは、その共感した輪の無限大の広がりの事実とその感覚であったのだ。
本ブログを読んでいる方ならわかるでしょうが、ぼくはプロテスタントのクリスチャンである。クリスチャンって日本じゃ少ないけど、でも少ないなりに、その少ないひと達が集まったり、関係を取り合ったりしたら、けっこう多い人数のはずなんです。そして僕が約25年間活動的なクリスチャンとして生きて来た中で、そんな風に多くのクリスチャン同士で連絡や関係を大切にしてきたことはもちろんで、特にそういうお互いの関係を盛り上げるイベントにも参加したりしてきたが、…それでもあの
坂本龍一関連のUstream(sakamoto social project 略して skmts=スクムトゥス)から味合わった共感性はこれまでにないものであった。しかもそれをネットで体験した。リアル(生)ではなかったのに、である。この説明はまだでききれていない。
それで話はFacebookに戻るが、どうだろう、まだ
僕はFacebookを始めて1週間くらいだが、正直あまりおもしろくないのである。「友達になる」をクリックして、相手が自分を友達として承認してくれたらお互いに友達になる、というスタイルだ。いやもちろんそれだけじゃなくて、もっといろいろな利用方法があるし、ベテランユーザーが知っているような楽しみ方を自分は知っていないのであろう。
それで自分がFacebookに登録してログインしていると、どんどん友達になれる可能性のある人を紹介してもらえる。そしてその中で実際にリアル(現実)で知り合い、あるいはネット上で知り合いでないと友達申し込みはできないのである。利用している人には説明不要ですが。。
たぶん自分がいくらか期待して始めたFacebookがつまらない一番の理由は、「知っている人同士でつながりあっているところが圧倒的に多い」からだと思う。もちろんそれは悪いことではない。知っている者同士、あるいは友達同士でFacebook上でもつながりあったら、それはそれで良いことだと思う。友情も深まるかもしれないし、それまでそこそこの知り合いあった者同士がこれを期にさらに仲良くなるかもしれない。それもまたよし。ぼくはそれをひとりの人間としても、ひとりのクリスチャンとしてもGoodなことだと思う。
しかし自分個人の感覚として、それはどうしても必要なことではなく、刺激があまりないことなのだ。あえてしなくてもいいことなのだ。だって友達はネットでたとえつながらなくても友達だし、また「友達になる」を期に単なる知り合いとFacebook友達になっても、そんなに必要なことだろうか。友達ってそんなに軽いのか。写真付きの婚活サイト的な感じがしてしまう。もちろんそれを期に、知り合いからリアル友達に発展してくこともあるだろうから、決して否定はしないが。
Facebook創始者の
マーク・ザッカーバーグ氏を主人公にした大ヒット映画
『ソーシャル・ネットワーク』を僕は人生上のとある理由である人と映画館で観た。(まわいくどい書き方だな)まあその人生上の理由は終わったが(よく終わりますね)とにかく観た。賛否両論あれ、あの映画は僕にはとても面白い映画だった。で、あの映画の内容がどこまで事実かはわからないので、歯がゆいところだが、もしある程度事実であったとしたら、Facebookは、ザッカーバーグ君がふられた彼女を取り戻したいため、また大学生同士で交際相手を見つけるためのものとして立ち上げたソーシャルメディアであり、
SNSだということになる。となると、それがいいとか悪いとかじゃなくて、やっぱりそういう創設時の性質は残り、誰かの愛をほしいためのサイト、ということになる。
でもね、愛って、そういうのもいわゆる愛、大きな意味では愛、であるけれど、それはほんとの愛じゃないんだよ。ほんとの愛は、自分が欲しがる愛じゃなくて、自分はどうなってもいい、あなたは大丈夫なのか、あなたのために自分は犠牲になってもいい。あなたに幸せに生きてほしい…。むずかしいことかもしれないけど、やっぱりそれが本当の愛のはず*。Facebookは確かに便利で良い面もあるし、僕もこれからも使っていくけれど、他のソーシャルメディアと何か違和感のあるのは、おそらくこの点が根っこにあるからなんだろう、と思わされている。
それからもう一つ不思議なことは、Facebookを使っている人の多くが、Facebook以外のソーシャルメディア(ブログ、ツイッターなど)を使っていないという印象を受けることだ。二人に一人以上はそうではないだろうか。これがFacebookに対するもう一つの違和感である。これはなぜか。もちろん絶対的な答えは出せないが、これも自分のことを愛してくれる人とだけつながりあおうとする自己愛が無意識にあらわれているからじゃないだろうか。それが悪いことだというんじゃなくて、無意識のそういうあらわれじゃないかな、ということを言いたいんだけど。
まあうまく使えば、Facebookは本当の友情をよりよく築き上げる助けにもなるだろうけど。
夏色の海というタイトルのわりに、まったく違うことを書いた気もしないではないが、ただ関係しているかな、と思うところは、Facebookに感じた違和感ではない、同じソーシャルメディアでもいまだかつてないつながりと夢を感じさせてくれたきっかけとなった大貫妙子&坂本龍一のアルバム曲に似たタイトルをつけたということと、海は一人で行っても、そこに知り合いや友達がいなくても、新たな思いを与えてくれていい意味で独りになれる、というところが必要以上のつながりから自分を解放してくれるような空間、ということだろうか。
また!…実習がんばります。(7/28(木)記)

<↑実習先教会:にのみや聖書教会Son Chapel>
※冒頭の写真は、宿泊先の家から5分弱の二宮町の海岸です。
*「友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない。」(新約聖書 ヨハネによる福音書15章13節)
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