事件記者のページ

遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

久々の本格

2016-11-07 16:08:00 | 本と雑誌
柴田よしき「青光の街」何せ最近日本の新作あんまし読んでないしね、何年もかけた連載を全面的に書き直されたとオビにあるのを丸善でみつけてソニーもおいてたので即ダウン、土曜日1日で読み終わったんだが昨日は重症の日曜病(そういうモノがあるのだ)でダウンしてたので更新できなかった

お話は込み入ってるけどわかりにくくはない、ヒロインはある事情で探偵事務所の代表を務める未亡人のラノベ作家(亭主の仕事を引き継いだのではない)、スタッフが優秀なプロなので自分が探偵することはないハズなのだが、専業主婦の友人から突然「助けて」とメールが来て危なっかしくも(ベテランスタッフの感想)捜査するハメに、またそれとは全然関係のないネイリストの女性が元プロ野球選手との結婚が不安なので彼を調べてくれという依頼を持ち込み別のスタッフが男を尾行しているとあっと驚く事件が・・・

ということとは(一見)無関係に都内で3人の男女が殺され周りに青いクリスマスの電飾(LEDではない今は使われなくなった豆電球)が落ちていた、これは連続殺人にまちがいないが(犯人しか知らない事実が繰り返されてる故)はていったい誰が何のために?それぞれ動機のある人間はいなくもないが決め手がない

2つの事件は正確にはホントに無関係というか片方は模倣犯だった(ア、ネタバレ)、どうして模倣できたかというと・・・これはちょっとまいったね、うまい

模倣された方の事件も犯人はまずわからんと思う、最初の方からちゃんと出てるのに全然怪しくない(ニセ容疑者の混ぜ方も巧み、と思うのは私だけかもしれんが)、だがそれにもまして意外なのは「被害者」なのだ、「***(わざとらしく伏字)症候群」という言葉をはっきり書いていながらまさかこのヒトが殺されるとは、考えて当然なのに登場人物も読者も思い及ばんのよね(と思う)

とにかくやられた、やっぱこのヒトはハズレがないよ
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