話の聴き方(傾聴)教室 傾聴ハピネス

傾聴ハピネスは「聴くこと」(傾聴)の大切さ・素晴しさを皆様にお伝えする活動をしています。聴き方で生き方が変わります。

自己理解することは相手を理解する手がかりになる

2017-03-05 | 日記
「自己理解は大切」といろいろな場面で言われますね。

カウンセリングや就活、コミュニケーションなど、人にまつわるあらゆる場面で「自己理解」が大切だと言われ、自己理解することが求められています。

自己理解が大切なのはわかるけど、それがどう活きるのかは今ひとつピンとこない感じもあり、せっかく自己理解してもそのあとがぼんやりしたものとなってしまっているような気もします。

自己理解とは自分を理解することですが、私たちは意外に自分のこと、それも自分の感情や感覚、価値観、好き嫌いなどわかっているようでわかっていないと感じます。
でも、いざ、具体的に言葉で表現しようとするととても難しいです。

例えば「あなたの『美味しい』はどんな感情ですか?」と問われると、パッと答えられません。
最初に「感情」が出てくることさえ難しいです

まず、「美味しい」ってどんな時にいっているか考えてみます。
お腹が空いているときかなあ・・・。
じゃあ、お腹が空いていない時は美味しいって言わないの?
うーん、言う。

「好きな味」とか「自分の好みに合う」とかの感覚があるかな…。
このあたりまで考えてくると、ちょっと感情が出てきそうです。

例えば、「もっと食べたい」「満足感」「幸せ」「楽しい」「うれしい」などの感情があるときに「美味しい」と表現していると気づきます。
私の「美味しい」=「満足感」、じゃああなたの「美味しいは?」と聞いてみると、私と同じではないことも多いのです。
お互い同じ言葉を使うことで、同じ感情になってると思い込んでしまうが、実は違っていたりします。
そして、自分の中でも「美味しい」の感情がいつも同じとは限らないことも実感します。

自己理解し、自分の感情を明確にすることで、じゃあこの人はどんな感情なんだろうと理解することにやっと意識が向くのです。
自分の感情を知ることで、ようやく「人はみな違う」ということ実感していくのだと思います。

人はみな同じという考え方がスタート地点だと、自分と違う相手を否定・批判・評価・判断・決めつけてしまいがちです。
自分のことをよく理解したうえで、人はみな違うのだから相手はどうなのかと関心を寄せてみる。
ここでやっと、相手を理解するスタート地点に立つのだと私は思いました。

そして、お互いの違いを受けとめ、認めながら、必要があればすり合わせをしていくこともあるでしょう。

そうです、自己理解は相手を理解するための手がかりになるのです。

苦しい自己理解ばかりでなく、日常の何気ないことにも自己理解できると人とのかかわりが少し楽になります。
もちろん、ここには「人はみな違うし、違っていいんだ」という自己肯定感が存在しています。



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