誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

ハナビス草

2017-04-17 07:43:43 | 誕生日の花ケイスケ日記

ハナビス草(花菱草;金英花;カルホォポピー)ケシ科の多年草だが、秋蒔き一年草として扱う。草丈30~50cm。和名は花が花菱に似ていることから。5~6月茎の頂に四弁の杯状の花をつける、八重咲もある。園芸品種が多く、桃、黄、白などのほか八重咲もある。カルホォルニアの乾燥した広い原野を黄金色に彩る「袖着る人見送るや木爪草 許 六」「膝くみし十八将よ木爪すみれ 蝶 夢」「巡礼の子煩ひて木瓜の花 梓 堂」「初旅や木瓜もうれし物の数 正岡子規」「土近くまでひしひしと木瓜の花 高浜虚子」「木瓜咲くや漱石拙を守るべく 夏目漱石」「木瓜の花こぼれし如くう咲く 大谷句仏」「花よりも水くれなゐにいでの木瓜 飯田蛇笏」「木瓜の朱は匂ひ石棺の朱は失せぬ 水原秋櫻子」「老妻のせちに水やる更紗木瓜 山口青邨」「夕暮れし山門木瓜の噴きこぼる 横光利一」「木瓜の朱あかく這いつつ寄れば家人泣く 西東三鬼」「木瓜紅く田舎の午後のつづくなる 橋本多佳子」「木瓜咲きぬ歯と飯茶碗欠けもせで 秋元不死男」「口ごたえすまじと思ふ木瓜の花 星野立子」「家づとに和菓子重し木瓜の花 石川桂郎」「旭(ひ)が木瓜に紅贈る 野澤節子」「木瓜咲くや柩は白木ならばこそ 永島靖子」「雨の木瓜彼の世の襖となっている 高野ムツオ」「かなしめば風も哀しき木瓜の花 上原教江」「鎌倉小路木瓜の平穏乱すまじ 内田恒道」。(久方に雨模様となる気象庁:今朝のニュースから。ケイスケ)。