人工股関節のち晴れ、時々バセドウ病

applecider's diary (ブログタイトルを変更いたしました!)

母のこと

2010年04月16日 | ふと思った事
母がパーキンソン病だとわかったのは1年半ほど前のことです。
最初は脚が前に出ないという症状から、知り合いから水頭症じゃないかと言われ、病院へ行かせたんですが、医師から「これは水頭症じゃない。症状からして気になるからもっと検査を」と言われ、そして出た診断が「パーキンソン病」でした。
私は仕事の都合で病院には付き添えず、付き添った父から電話でこの病名を聞きました。
母も電話で「大変な事になっちゃったよぉ」と困惑した声を聞き、私もどうして良いものかわからず、母に気づかれないように涙を拭きました。
当時の母の症状は、脚が前に出ない、歩くとふらつくといった程度で、見た目にはほとんど変わらず、歩いている姿が年を取ったなと思うくらいでした。
そんな状態が半年ほど続きましたが、ある時を境に急に母の症状が悪化しました。
ベッドから起き上がる事ができない、イスから立ち上がる事ができない、その逆も出来なくなってしまいました。
歩くのも誰かの支えがなくては歩けません。
薬の副作用で食欲もなくなり、見る見るうちに母はやつれていきました。
介護認定もされ、今ではデイサービスへ週に3日行くようになりました。



母の症状が悪化してから約1年が経ちます。
母の症状は1年前よりは落ち着いているように見えます。
でも1年前とは別人のようになってしまいました。
そんな母を見るには正直辛いです。
でも母は私の顔を見るのを楽しみにしているようなので、頑張って行かなくてはと思うのです。
父のストレスを少しでも減らせるように、愚痴を聞くのも私の役目かなと思っています。


そんなこんなで、このブログを長い間放置していました。
それでもアクセスしてくださる方がいて、
変形性股関節症で悩んでいる方の多さを感じています。
私の股関節は順調そのもの。
仕事も相変わらず忙しく、つい股関節の事を忘れがちです。
でもすぐに堅くなり痛くなるおしりは相変わらずで、最近は吉祥寺の大原先生にお世話になっています。
今回、私自身の気持ちの整理がつけばいいと思い、母の事を書きました。
これからはたまにですが、ちゃんとブログの更新をしようと思います。


そうそう、母を連れて旅行に行く予定です。
あまり遠くへは行けませんが、車いすで湯船に入れる場所を見つけたのです。
母の喜ぶ顔が見れるといいのですが。
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