3月月例経済が出て、基調判断は下方修正とされたが、果たしてどうか。消費の変更は遅過ぎのきらいがあり、横ばいは2015年を通して見られたことだ。むしろ、1,2月の最悪期を抜けた感じである。他方、設備投資と輸出は、若干ながら、上方修正となっている。一般的には、この二つが景気の先導を務める。
確かに、賃上げは昨年より弱い。それでも、プラスではある。成長の牽引役は見当たらないが、経済は、需要が落ち着けば、おのずと伸び始めるものだ。緊縮財政で、あえて需要を抜くようなことをしなければ、成長戦略がどうあろうと成長する。そういう経済観でもって、筆者は見ている。資本主義のダイナミズムを信じているわけだ。あまりウケないがね。
(今日の日経)
残業80時間で立ち入り。
確かに、賃上げは昨年より弱い。それでも、プラスではある。成長の牽引役は見当たらないが、経済は、需要が落ち着けば、おのずと伸び始めるものだ。緊縮財政で、あえて需要を抜くようなことをしなければ、成長戦略がどうあろうと成長する。そういう経済観でもって、筆者は見ている。資本主義のダイナミズムを信じているわけだ。あまりウケないがね。
(今日の日経)
残業80時間で立ち入り。
「市場に任せてなどおけない、おれの言うとおりに市場を変えろ!」とすぐ市場に手を入れたがる構造改革派の皆さん。