変形性股関節症に負けない『心と身体』を目指して -運動指導士 彦坂惠子-

踊りが命と舞台と指導に明け暮れていた私が突然変形性股関節症と言われ、手術をし引退したが現在運動指導士として活躍中

筋肉痛と股関節痛の違いは?

2017-11-13 13:59:00 | 保存療法

   朝、リハビリへ行ってきました。
 昨年の記事ですが、、皆さんの参考になると思い再度手直しして記事にしました。
 今年追加した文字は 青色で書きました。
 一度読まれた方も再度読んでも毒になりませんので 読んでください。



筋肉痛と股関節痛の違いは?

2016-11-11 11:04:45 | 保存療法

 昨日は、「きらら体操教室」でした。
 きららの昨日の様子は、また後でアップします。

 今日は、昨日参加できなかったお仲間からの質問にお答えして…
 この質問は、私たち 変形性股関節患者の永遠の課題??
 だと思えますので…

 ブログ記事として、書かせていただきます。


   こんにちは。急に寒くなりました。
    今日は残念ながら参加できません。(中略)
    筋肉痛と「痛み」について質問します。
    昨日、これなら参加できると思い 椅子ヨガ 体験会に参加しました。
    幸い参加者は、シニアばかり。初めに手を前に真っ直ぐ伸ばして維持する
    動き、30秒・1分・・・
    えーーー、まだやるの? と、とても長く感じられ
    次にその手を下げずに真上にあげて、30秒・1分・・・。
    呼吸をして休みながら、足を上げて維持したり、静かな動きですが、
    維持するのが大変。
    座っていても結構 体を使ったように思いました。
    「2~3日後に筋肉痛が出るかもしれませんが、そこでやめてはいけません。
    しっかりと筋肉を使えた証拠なので、続けましょう」と椅子ヨガの先生。

    ここで、質問です。
    筋肉痛と矢野先生の言う痛みのコントロールとの違いについてです。
    お風呂などで回復する筋肉痛であれば、その運動を続けようと思いますが
    「無理をしないで」の「無理」との違いが今一つ❔? (後略) 〇〇さん
     


 彦坂記
   なかなか、鋭くて、とても難しいご質問です。
  私の身体で身を持って体験(笑い)しておりますが…
  とても区別が難しく 悩むところですよね。
  普段使っていない筋肉を使うと
  (非日常的ないつもしないことをしたりすると特に)
  どなたでも筋肉痛になります。一般人の方々も(笑い)
 
  ただ、私たちは 関節に問題があるので、
  余計に 筋肉が正しく普通に動かない動かせないために
  負担を強いる筋肉が出てしまい、それが、筋肉痛→筋肉疲労へと移行し、
  筋肉疲労→慢性痛の股関節痛へとなる場合が 一般の方々よりも
  変股症の症状が重いのに比例して、強くなるようです。

  ですから、山梨県 石和富士温泉病院の股関節専門 整形外科医 矢野先生は、
  自分の身体(股関節・腰・足首・背中・首) をよく観察して、自分を見つめて
  歩数や天気 なにをしたか? などなど、体を使ったことを記入して
  グラフを作り、自己管理をしやすくしたのです

  そして、痛みのコントロールができるようにすれば、一概に
  手術第一主義にならずに
  保存も望めるのでは?(手術を否定しているのではありませんから 
  誤解なさらないように)と私たち 股関節患者に12年前以上から提案
  なされています。

  ですから、長年股関節を患っていれば、、、私は今年で18年目、、
  10年のうち、長い間に体は、変化しまくりです!!
  残念なことに改善は少しあるにしてもよい変化するのではなく
  悪い方向になるので、進行性という先生もいます。よね。。

  同じケアではなく、その時の「今の股関節」の状態と症状によって、
  変わるのは、替えるのは必然です!!!

  運動もしかり、一ヶ月前と同じことができたりできなかったりなのは、
  当たり前なので…
  その時の身体を自分で知っていて いろいろなケアと体操を自分が
  わからなければ、間違った運動と間違ったケアをしかねない、、ので
  私は、きららの方々や皆さんに そのことを順次口が酸っぱくなるほど 
  お伝えしています。

  ですから、どうしたら良いのか? 何が良くて 何が自分の今にが…
  分からなかったら、ぜひ、一度 なるべく きららへお越しください。
  お顔と身体が分からなかったら、質問にも お答えが不十分になりますし、、。
  お顔と身体が わかれば、きちんと、した対処のケアをお伝えできますので。。


  そして、筋肉痛ですが、お風呂に入っただけでは、なかなか難しいと
  私の場合の身体で、思っています。
  やっぱり、温めてほぐしと揺らしを ある程度 しないと、
  筋肉痛もなかなか直りません。
  直らないと、使えない筋肉が ますます増えて、
  動きずらくなり 慢性化します。

  慢性化させないことが、最重要課題と私は、考えます!!
  今年になって、押し花作品展で毎日5日間 7時間以上立ち続け…
  筋肉痛になりましたが…
  終了して4日間で、筋肉痛は落ち着きました。
  慢性痛にならなかったことは、とても良いことでした。
  やはり、これも自己ケアを正しく勉強していないと 一歩間違えれば
  悪化の一途、坂道を転がっていた! かもしれなかったと思いました。



    補足  
   同じ運動をしても、、10人いれば10人それぞれ、
   身体の作り 骨の作り

   が違うのですから、、筋肉痛もまったく同じで それぞれ違います。
   筋肉の違いによって なので、他人と 比べるものではないので
   本人が、良い? 悪い? 今はダメ? 良くなればできる?
   などの判断は、すべて、本人がしなければ、いけないと私は、考えます。

   きららの運動も しかり。。
   痛みが出たら、やらない、、判断は、自分がする。。
   そのためには、普段から体を動かしていなければ 良し悪しの
   判断をつけられず 痛い 動かしたくない 動かさない 痛みが続く
   の悪循環 に 簡単に陥ります。
   血液循環も悪くなり、ますます 痛みが強く… と。。
   どなたでも、その悪循環に落ちて 坂道を転がります…
   悲しいことに。。
   だから、口を酸っぱくして言います。
   股関節周りの筋肉を股関節の骨に負担をなるべくかけずに 
   関節を動かしましょう!

   負担をかけない運動は、とても大切ですが、
   適度の負荷をかけることも ロコモ対策として重要だと
   思い、今 きららで適度の負荷運動を行い推進しているところです!!


   自分の身体は、自分で動かさないと 誰が 動かすのですか?!
   「自分の身体は自分で守る!」
   


              『変形性股関節症に負けないでね!』

    
    
    

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