湯尾峠を渡る風はキラキラ早春の輝きでした。

寒いけど気持ちは熱く寒風をついて愛車バデイ号で北国街道の峠越えをしてきました。湯尾宿から今庄宿に抜ける湯尾峠です。
気温六℃北風ビュンビュン！福井市の九十九橋を基点に自転車で今庄宿迄です、途中一里塚を訪ねながらのまあ、お遍路かな

でも旧街道をタラタラ走るのも結構さまよい気分が出ていいもんです。だって世が世であればお大名様とか松尾芭蕉とかいろんな人もこの道歩いたんですものね。

途中旧北陸本線のトンネルとかもくぐりました、おばあちゃんとかおまわりさんとかいろんな人と話をしながらそして美味しいもの見つけながらの自転車遍路です。

おまわりさんと言えば彼は直ぐそば１００ｍ内にある府中の一里塚跡を知らなかったなー、フーム。そのとき私は、そうですよね、こういうことは県教育委員会担当ですよねとお茶を濁しましたが少し残念でした。こういうところが地域の見張り番としての成熟度が試されると思うのですが。

１５年ぶりに今庄宿で食べた越前そばの元祖とも本家とも言われているお店の価格にびっくり。タカーイ！（ＪＲ駅のすぐそばのあそこです）テンプラも高かったなー。でも関西方面のお客さんで満杯、こういう現象が有名店には付き物ですよね。しかも店員は高校生みたいなアルバイトが何人もいて私が求めるそばや風情は味わえませんでした。


帰りは輪行で鈍行列車で福井まで、これもこの路線３５年振りの各駅停車でのんびり車窓から夕日を浴びて帰ってきました。暖房の効いた中で今日ミニトリップした充実感に浸るのは結構好きです！これって旅かな？(^_-)-☆

しかし何故こんな日に自転車に乗って北国街道探訪なんでしょうかね確実に言えるのはその日はなによりそれがしたかったと言う事です。
何を求めているのかいまだに自分自身よく解りません。彷徨いはこれからもまだまだ続くのでしょう。（*^_^*）