男澤惠一・家系と先祖のBLOG

「先祖を知れば未来が見える」著者、日本家系調査会の男澤惠一が読者様の幸福を願って書いております。

父性、母性の喪失

2017年02月02日 | 家系鑑定とアドバイスなど
家庭における父性、母性の喪失が家庭の問題に留まらず、病める社会を生み出す原因にもなっています。極端に攻撃性が強い例が親殺し、子殺しです。血を分けた肉親に対して命を奪わなければならないほど憎悪の関係が日頃から有ったということです。DV(ドメスティックバイオレンス)等も同様の例です。第三者に向けられる憎悪は通り魔などです。

憎悪や暴力といった攻撃性が強いものとは逆に、ニートや引き篭もり、依存症、拒食症や過食症など内に籠る場合もあります。極端な場合は自殺という行為に出たりします。父母からの愛情が確認できない寂しさから援助交際や不倫等に走るケースもあります。

父親が浮気、行き過ぎたギャンブル依存等で夫として、家長としての責任位置を逸脱し、子供に対しては無関心となります。子供を叱る時も自己本位の感情や動機で叱ることが多くなると、子供が傷付き父親が嫌いになり距離感も出てしまいます。その結果、善悪の判断できない子供、人の痛みが分からない、行き当たりばったり人生になりがちです。また良好な人間関係がつくれないので社会的不適合な人間になってしまいます。

続いて母性の問題ですが、夫に対する不満が多くなると不安定な精神状態を子供にぶつけることが多くなります。子供に自分の理想を押し付けて反発されたり、自分本位に溺愛し甘やかすケースもあります。子供は愛の不足感から摂食障害、無制限な我が儘、ニート等、多くの問題が生じやすく、また両親の姿を見ているがゆえ、結婚に希望を感じないため婚期が遅くなったり、一生独身でいたり、離婚率が多くなったりしがちです。


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