■■【経営コンサルタントの選び方・使い方】 研修カリキュラム No.31
~ 経営コンサルタントを使いこなせない社長は引退せよ ~
■3-3 管理を重視したカリキュラムづくり2 通算31回
「管理の基本はP-D-C-Aである」としばしば言われますが、筆者は管理職の管理という業務というのは、独立した一つのプロジェクトの場合もありますが、実務的には連続する実務の繰り返しと考えています。
すなわち、管理職の管理は「P-D-C」と考えています。単独に独立したプロジェクトであればPlanしたことをDoし、それをCheckした結果に基づき、AすなわちActionを実行するデミングサイクルが成り立ちます。ところが、管理職の連続する実務においては、Checkした結果、次の行動を起こすためにはPlanを立案する必要があります。そのPlanは最初のPlanであるP0ではなくP1になり、D1につながるのです。そして、さらに次のP-D-Cへと連続し、業務が改善し拡大してゆきます。
このようにして発展していく、すなわちサイクルではなくスパイラルになるのです。そのスパイラルも拡大していくことが企業の発展に繋がるのです。管理職が一般的に言われているデミングサイクルの意味を間違えて理解している過ちをただすことが、管理職の実力を発展することになり、ひいてはそれが企業の発展につながります。
<続く> 次回掲載をお楽しみに
【 注 】
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