経営コンサルなんて役に立つんですか?! -経営現場の本当の話-

神戸三宮の経営コンサルティングファーム代表である水野敦之が、生々しい経営の現場を語らせて頂きます。

世界に一つだけの花  -必ず役立つ経営現場の本当の話(352)-

2017年06月20日 01時13分40秒 | 経営
今もなお世間の話題になるSMAPの最大のヒット曲です。

邦楽の歴代2位?3位?のセールスを記録しているそうです。

キャッチーなメロディーも素晴らしいですが、やはりこの曲は歌詞が非常に評価されているそうです。

「NO.1にならなくていい、もともと特別なOnly one」

人はオンリーワン。

主観的に見れば当たり前のことです。

突き詰めて考えれば、人はその人個人にフォーカスを当てれば誰もが特別な存在であって、オンリーワンです。

自分自身にとって自分自身はオンリーワン。

そして、生まれながらに自分自身の人生を生きる権利を持っています。

国家などというものは人の生命や財産を守るためのツールであって、国家があって個人があるのではなく、個人があって国家があるのです。


そんな当たり前のことを歌詞にしたにも関わらず、多くの方々の共感を得たということは、実際に生きていくと常に競争に晒されるからでしょう。

学校での競争を放棄したとしても結局は社会に出れば生活のための収入というもっと過酷な競争に晒されますし、それを放棄してひきこもるだけの環境があったとしても生きるための競争を放棄したという敗北感に悩まされますし、最終的にはそれは解決とはなりません。

どんなに狭いジャンルにおいてもNo.1になるということはほとんど不可能と言えます。

トップを取るということですからね。

東大の理Ⅲに合格しても、トップで入学したり、首席で卒業したりしなければ、No.1ではありません。

そもそもトップを目指す人など1万人に一人もいないのです。

実際トップになる人は更に少ないのです。


しかし、事実を言ってみても多くの人の共感は得られません。

だから、「NO.1にならなくていい、もともと特別なOnly one」という言葉がほとんどの人の心に刺さるのです。

しかし、前述したようにそもそも人はオンリーワンです。

そのこと自体には意味がありません。

ただし、これがビジネス、特に経営となると話は変わります。

人そのものは主観的にはオンリーワンですが、経営的にはオンリーワンかどうかは自分以外の人が決めます。

経営は競争であり、経済的な戦争なのですから、評価するのは自分以外の人々です。

そして、利益やゴーイングコンサーンという客観的な形で全てが評価されます。

それを決定づける最も重要なファクターの一つがオンリーワンです。

経営的にオンリーワンということは、代替性がないことを意味しますので、最もリスクの大きい価格競争に晒されることがありません。


個人的には「世界に一つだけの花」という曲には私は共感しません。

主観的にはあまりにも当たり前のことを言っているだけで、社会で生きていくということで言えば、なんの意味もないことを語っているだけだからです。

社会的にオンリーワンになるためには、本人の資質とともに死ぬほどの努力とそれこそ他にはないような経験が必要となります。

「NO.1にならなくていい、もともと特別なOnly one」などと寝言を言っている余裕はないのです。

経営に限られる話ではありません。

なんらかの形でお金を得て、生きていくためには寝言は寝てから言うべきなのです。

サラリーマンであろうが、職人であろうが、料理人であろうが、ひもであろうが、玉の輿であろうが、それなりに満足できる結果を得るためには寝言は邪魔になるだけです。


人は誰もが世界に一つだけの花です。

事実としては。

しかし、人生を生き抜く上では世界で一つの花かどうかは他人が決めます、世間が決めます。


人生は逃げて逃げ切れるものではありません。

常に事実が目の前に存在しています。

その事実を直視しないでいても状況は悪化します。

だから、現在の社会ははけ口を求める世の中を作り出したのです。

ネットによる誹謗中傷はその最たるものでしょう。


蟻地獄に一人でも多くの人を引きずり込みたいのです。

富や名声を得た人が社会的に抹殺される姿を見ることによる快感です。

客観的に、いや主観的でさえそれで自分の人生がプラスに動くわけではないのですが、マイナスに落ちていく人間を見てほんの一瞬快感を得るのです。

そして、たまに死ぬほど苦労した人が、奇跡的に報われる場面を見て、これまたなぜか感動するのです。

自分自身もいつかは報われたいからです。


世界に一つだけの花。

どう咲かせるかは実は世間が決めます。

しかし、本質的には確かにその人自身に全てがかかっています。

自分にとっては自分がオンリーワンだからです。

事実は常に事実として存在し、過去があり、未来がありますが、今わかることは今この瞬間のことだけです。

人は実は常になんらかの判断をしています。

一日のうちに恐らく何百回も。

何か大きな出来事が起きると気が付くことがありますが、実は本人ですら一生気が付かない重要な決定を何気なくしてしまっているということがあるのです。

その事実を受け入れて日々どうするか。


経営の本質だと思っています。


水野敦之 経歴

presented by
MLLAコンサルティングファーム
私どもは、企業様にてハンズオンで実務を行う経営コンサルタントです。 
現在の非常に難しい経済状況に際して経営の舵取りをどのようにすべきかについて、座学ではなく営業戦略から経営管理まで幅広く現場の経営にも携わりながらコンサルティングさせて頂いております。また、講演も承っております。
神戸だけでなく全国どちらの地域でも対応させて頂いておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
必ずお役に立ちます。
なお、MLLAコンサルティングファームは、特定社会保険労務士 経営管理労務事務所(登録番号28080030号)の経営コンサルティング部門の名称です。
現在、経営管理労務事務所は大企業様から飲食店様に至るまで幅広い分野での経営コンサルティングと店舗様用クレジットカード決済事業に特化して業務を行っております。
and
渚プロポーザル株式会社
築地和光は、これまで、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌等のマスコミに何十回と取り上げられながらも、誰も真似することが出来なかった唯一無二の飲食店です。
丹羽徳多郎が創出した築地和光の飲食店経営ノウハウを上場企業の役員経験者である水野敦之がビジネスモデルとして実用化しました。
超一流の食材と限界とも言える低コスト店舗経営の奇跡的な融合。
丹羽と水野のコラボにより実現した究極の飲食店経営ノウハウを今、皆さまにお届け致します。


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