経営コンサルなんて役に立つんですか?! -経営現場の本当の話-

神戸三宮の経営コンサルティングファーム代表である水野敦之が、生々しい経営の現場を語らせて頂きます。

読書  -必ず役立つ経営現場の本当の話(351)-

2017年06月17日 05時06分44秒 | 経営
芦屋愛菜さんは、物凄い読書家のようです。

仕事をされながら東大に大学受験で合格するよりも難しいと言われている難関私立中学に合格した理由が分かるような気がします。

将棋の藤井4段もかなりの読書家のようです。

今は、ポータブルコンピューターであるスマホを高校生でも持っている時代ですから、情報や知識というものは非常に簡単に手に入ります。

極端な話をすれば、別に高校に行かなくても、知識欲が旺盛な方は大学生よりもその専門分野の知識を得ることは極めて簡単にできます。

ただ、よくテレビでタレントの方が東大に行く人は記憶力が良いだけとか知識が多いだけと仰っておられるのを何度か見ていますが、やったことがないからそんな粗末な発想になるのです。

別に東大合格だけが人生のすべてではありませんので、それを基準にするのもおかしいと考える方が多いでしょうが、死ぬ気で挑戦したことがない方の言葉はあまりに陳腐です。

まして、難関大学に合格するよりもはるかに難しい経営を成功させるにはそんな感覚では絶対に無理です。


情報や知識はベースとして必要です。

判断材料を持っていなければどうにもならないからです。

しかし、重要なことは何度も書いている通り、知識や情報の取捨選択と判断力です。

判断力の精度を高めるものは、思考力です。

多角的な視点を持った論理的な思考力です。

これは、絶対にネットからは得られません。

ネットは、情報や知識のコアの部分をシンプルにわかりやすく提供しているからです。

それはそれで、このドックデーの時代には必要なファクターの一つですが、それしか知らないというのでは最悪です。

それで知ったつもりになるのが極めて危険なのです。

薄くなるのです発想の全てが、言動の全てが。


必要なのは読書です。

3年間で最低1000冊とか、5年間で1500冊という程度の集中的な読書期間は絶対に経営者には必要です。

もちろん、そのような読書の過程で知識を得ても良いのですが、本当に必要なのは読書によって考える時間です。

年間300冊の読書をしていて考える時間などありますかと聞かれたことがありますが、300冊の本を読んでいる時間よりもそれについて考えている時間の方が圧倒的に多いのです。

どんなに科学が進んで、便利になっても、自分自身の思考力を訓練する方法は読書しかありません。

スマホを見ればほとんどの知識が数秒で手に入れられ、外国語の会話ですらスマホでできるようになった時代に、多くの方々に決定的に欠けているものは自分で考えるという力です。

膨大な知識に基づいて人工知能に考えさせて結論を得るということは既に簡単にできることですが、経営の判断はそんなものは通用しません。

そんなことはもう簡単に出来るのですから、誰もがやるのです。

どんなに凄い人工知能の結論も思考力も常にそれが普及した時点で陳腐化します。

陳腐化したものは経営では役に立ちません。


私がここで書いていることも、基本として何らかの方法で学んだことが元になっていますが、思考した結果は完全に私のオリジナルのものです。

パッとイメージしたことがあるときまぐれに書きまくっているだけです。

何かこんなことを書こうと思って、準備して書いたことはたった一度もありません。それは私が一番苦手なことなのです。

ひとつのキーワードから何か広がりそうだなと思ったら、パソコンのキーボードに指を置くだけなのです。

これは、ある一時期、死ぬほど訓練した何かが今の結果として表れているようなのです。

それは、知識をベースにしていますが、頭が良いわけではないので、知識など日々何千と忘れていっています。

ただ、なにか知識の断片があれば、今の時代は便利なのでネットで検索することがないわけではありません。


しかし、知識というものは、最低限のベースとなるあいまいなツールに過ぎません。

大切なことは常に自分で考えて、結論を出して、その上で状況にあわせて判断して、実践することです。

それしかありませんし、そのことの精度が高まるのは実践の積み重ねと経験によるしかありませんが、その前提になるのが読書による思考力の養成なのです。

自分自身の能力などたかが知れているのですから、ゼロから何かを突然生み出すことなど誰もできません。

それに近いことをやるためには、基礎となる土壌が必要なのです。

その土地を耕すのは自分自身です。

耕すこととその土地を肥沃なものにするための知識は異なるものです。

知識は必要ですが、実際に耕さなければ何も起きません。

経営は難しいです。ほとんどのことは思い通りになりません。

だからこそ、メルクマールが常に必要となるのです。

自分自身にとって必要な具体的なメルクマールはネットには落ちていませんし、人工知能も正確なものは生み出せません。

メルクマールを正確に造りだす能力こそ経営に必要なものなのです。

何年も何十年もかけて養成していなければ、判断を誤るでしょう。

そのことは事実が証明しています。


水野敦之 経歴

presented by
MLLAコンサルティングファーム
私どもは、企業様にてハンズオンで実務を行う経営コンサルタントです。 
現在の非常に難しい経済状況に際して経営の舵取りをどのようにすべきかについて、座学ではなく営業戦略から経営管理まで幅広く現場の経営にも携わりながらコンサルティングさせて頂いております。また、講演も承っております。
神戸だけでなく全国どちらの地域でも対応させて頂いておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
必ずお役に立ちます。
なお、MLLAコンサルティングファームは、特定社会保険労務士 経営管理労務事務所(登録番号28080030号)の経営コンサルティング部門の名称です。
現在、経営管理労務事務所は大企業様から飲食店様に至るまで幅広い分野での経営コンサルティングと店舗様用クレジットカード決済事業に特化して業務を行っております。
and
渚プロポーザル株式会社
築地和光は、これまで、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌等のマスコミに何十回と取り上げられながらも、誰も真似することが出来なかった唯一無二の飲食店です。
丹羽徳多郎が創出した築地和光の飲食店経営ノウハウを上場企業の役員経験者である水野敦之がビジネスモデルとして実用化しました。
超一流の食材と限界とも言える低コスト店舗経営の奇跡的な融合。
丹羽と水野のコラボにより実現した究極の飲食店経営ノウハウを今、皆さまにお届け致します。


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