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的外れな アベノミクスの副作用 (2)

2017-02-07 10:33:28 | 市民運動
銀行関係者は次のように指摘している。
 
「企業経営者が新規の事業に出ていく、もしくは新しい設備投資をするというのは、
 金融環境だけで決まる話ではない。
 将来に対する明確なビジョン、将来に向けての革新が必要です。
 もうずっと低金利、金余り状態が続いている」

1年前、当時日本銀行の審議委員としてマイナス金利決定に反対した白井さゆり氏は、

「マイナス金利ということは、この国はそんなに大変なのかと、かえってマインドが悪化してしまった。
 全体として見ると、副作用が出てきて不安に思う方が多かった。
 景気経済を支える金融全体を押し下げたことで、銀行の経営を圧迫してしまった。
 国債や株の買い入れは長く続けると、
 効果よりも副作用がだんだん顕在化してくる
 。
 長くやり過ぎると市場がそれに慣れきってしまって、今度は反応しなくなってしまう」

日銀は年80兆円もの異常なペースで、日本国債を買い続けている。
保有額は2016年で 413兆円 になった。
証券マンは、

「今日の国債買い入れ額は 7100億円  ですね。
 かつては 日銀券ルールがあり、日銀が発行している紙幣の総額以上は
国債を買わないという 自主ルール があった。
だが黒田総裁になって、 市場構造が一変した。
それがなくなったので、日銀が国債市場のなかで一番大きなプレーヤー(買い手)になった。
発行している計画に対して、大部分の量を日銀が買っている。
日銀の一挙手一投足が注目されている。

出口は?
年80兆円で買い占めてきた日銀が支えられなくなった時、どうなるのか。
日銀が国債の買入れを減らしたり止めたりすると、金利がもともとあった均衡(きんこう)点に
戻るので、 金利が上昇していく 。
大きい買い手(日銀)がいなくなった時に、残った買い手でちゃんと消化できるのかは、
実際にいなくなってみないと分らない。
出口になった時にどうなるのか、懸念している。

日銀は 株式を1年あたり6兆円分購入している 。
個人投資家は、

「日銀が株を大量に買い始めてから、ある変化が起きた。
 午前に値下がりした日の午後、突然一時的に値上がりすることが多くなった。
 急に日経平均が上がるから、買いが入ったんじゃないか?
 『日銀キター!』みたいな感じで盛り上がったり、ざわついたりしている。
 個人投資家が、日銀の買い入れに敏感になっている。
 日銀の株への介入は、将来的に弊害もある。
 企業の実力以上の株価にゆがめられてしまっているという恐れがある。
 私たち個人投資家は、冷静に株価の判断がしにくくなる。
 日銀がギャンブルに走っている感じがする 。
 アベノミクスの成果を出したいというのが大きいのかな。失敗で終わらせたくない。
 それには、株式市場だけでも保っておきたい、安定させておきたい、という考えがあるのかなと」
3につづく



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