続・聞こえるようにひとり言 @ 警備日報

メタボなアラフォー警備員のブログ。警備とか警備とか警備その他のもろもろを。

目が怖かったので

2012-07-30 06:51:01 | 雑感

先の九州地方での豪雨被害に遭われた皆様に、
いま改めてお見舞いを申し上げます。
その後、少しでも生活のほうは落ち着きを取り戻されましたでしょうか。
今日は公開を先送りにしていた記事をひとつ。

先日はひこにゃんに癒されたいと書いた警太朗ですが、
実は最近もうひとり、お気に入りのゆるキャラがいるのです。
それがくまモン

くまモンにもオフィシャルホームページが存在しまして、
そこのブログの充実ぶりがハンパないというか、構成とか実にうまいです。
ポーズとか正直うますぎてちょっといやらしさを感じるぐらい(笑)。
ひこにゃんと同じく、こちらもイラストより着ぐるみが可愛い気がする……。

ぶっちゃけ「目がイッちゃってて怖い」というのが第一印象だったんですが、
たまたま検索に引っ掛かったくまモンブログの記事を読んでから
すっかり気に入ってしまった次第。

ちなみに今までで一番ウケた記事がこちら
6枚目の写真をごらんください。
白バイ隊員によってたかって支えられてる姿や、そのあとにつづく
サイドカーに乗ってる……というか埋まってる姿がバカウケ(死語)でした。

中の人、お疲れさまでした!(中の人などいない!?)
ただでさえ暑くて動きにくいのがこれらのキャラの宿命でありますが、
この時季、黒っぽいキャラはなお大変なんだろうなぁ(汗)。
 


ダチョウの理屈

2012-07-17 22:11:24 | 雑感

大津の中2いじめ自殺事件について、加害者は当然として、
私は学校や教育委員会の対応にも主因があると考えています。
それがかいま見える記事がありました。

『子どものいじめ自殺「ゼロ」の欺瞞』 (週間朝日EX DIGITAL)

「ダチョウは砂の中に頭を隠して敵から逃れたと思う」
というたとえがあります。
実際は餌を探しているからで事実ではないそうですが、
教育現場でのいじめの扱いについてはまさしくそれと言えます。
「見えないものは存在していない」……違うだろう!

事ここに至っても、被害少年が自殺したのは家庭の問題のせいと
強弁し、なんとか責任を回避しようとしている市教委側。 
それが新たな被害者遺族いじめであることに気付かないようです。

あらゆる意味で、起こるべくして起こった事件なのかもしれません。
いま私たちに必要なのは、こんなおかしな教育システムや
無責任な現場にNoの声をあげることだと思います。
 


戦うべきは誰か

2012-07-14 20:31:13 | 雑感

もうなにがなんだか……理解を超越しています。
『大津いじめ自殺:「訴訟は継続」大津市教育長』 (毎日jp)

いじめはあったと自身が認めているのに、
しかも教育委員会を束ねる市長が和解の方針だというのに、
あくまで裁判するというのはどういうことなのでしょうか。

いじめがあったというその時点で、
学校や教育委員会が戦うべき相手はそのいじめであって、
被害者のご両親ではないはずです。
この教育長の認識は断じて間違っている。

こんな教育長のもとだから、いじめもはびこるのでしょうか?
もし噂されているような、圧力の存在のせいであるならば、
警察の捜査が入り、マスコミが注目し、
ネットでも現状に疑義を呈する人が大勢いる今をおいて
いつ正すことができるというのでしょう?

それがたとえ大津で長く行われてきたことであったとしても、
いまやその常識は日本の非常識であるというのが
世論であることは疑いようがありません。

もう一度書きます。
あなたがたが戦わなくてはいけないのは、
いじめという名を借りた犯罪と、その背景です。
どうか考えなおしていただけますよう、お願い申しあげます。
 


からっぽの椅子

2012-07-11 21:13:01 | 雑感

パパとママは、その日とっても喜んだんだよ。
ママのおなかの中に、あなたのいのちが宿ったことを。

どうか無事に生まれてきてね。
そう毎日ふたりでおなかに声を掛けてたの、聞こえてた?
だんだんおなかがおおきくなっても、苦労だなんて思わなかった。

その日、ママはものすごい痛みにたえたんだよ。
パパは心配しながら見ているしかなかったけれど、
あなたやママのことがとっても気掛かりだったんだ。
そうしてやっとのことで授かった、ちいさなちいさなあなた。

とっても嬉しかった!
たいせつすぎて、最初はふれるのもこわかったよ。
あなたが増えて、家族の食卓はとってもにぎやかになりました。

とにかく元気に育ってね……それだけがパパとママの願いでした。
毎日愛して慈しんで、なにかあるたび大喜び。
ハイハイできた、歯が生えた、たっちした、
言葉を話したって、そのたびにぜーんぶお祝いをしたんだよ。
最初とっても小さかった食事用の椅子は、
いつの間にかパパやママと同じ椅子になりました。

なのに。それなのに。
パパやママの身長を抜いて、ちょっと生意気盛りのあなたは、
あとひといきで一人前というときにいなくなってしまった。

ふたりで十数年、たいせつにたいせつに育ててきた宝物。
ある日突然に取り上げられて、物言わぬ姿で帰ってきました。
まるで打ち捨てられたボロ雑巾みたいに。

なにがあったの? どうしたの?
どんなに聞いても、あなたは答えてくれない。
お葬式のあと、あなたは生まれたときより小さな姿になりました。

パパもママも、なにがなんだかわからない。
先生たすけてください。
お巡りさんたすけてください。
誰でもいいから、どうしてこうなったのか教えて!
だけどみんな黙って、そっぽを向いてしまうだけ。

あなたはきっと苦しんだ。あなたはきっと悲しんだ。
パパも苦しいよ。ママも悲しいよ。
パパとママがいけなかったのかな。
ただただ、あなたが育っていくのを見ていたかっただけなのに。
あなただって、ともだちと笑って学校に行きたかっただけだよね。
それなのに、それなのに……。

今日もテーブルのそこはあいています。
誰も座らない椅子がぽつんとあります。
あすもあいたままです。あさってもその先も、ずっとあいたまま。
パパとママのテーブルが賑やかになることは、もうありません。
 


大津のみなさんへ

2012-07-10 21:40:26 | 雑感

聞けば聞くほどひどい事実ばかりが浮き彫りになっていく、
大津の中2生いじめ自殺事件。 

事件の陰湿性や、加害者やその親、
担任教師への怒りは言うまでもありませんが、
なぜこれほどに暗澹たる気持ちにさせられるかといえば、
学校・教育委員会・警察・行政といったすべてから、
誠実さや良心が微塵も感じられないからでしょう。

ここまでひどい地域性というものが存在しているのは、
私にはにわかに信じがたいものがあります。
おまけに事件の正確な情報がなかなか出てこない。
これでは数百年前の山深い村ではありませんか。

舞台となっている中学校の生徒の皆さんや
その親御さんが尻込みされている理由は想像がつきます。
おそらくは、内申点や生徒自身を盾に取られているから、
卒業までの辛抱だから……といったところでしょう。

それに対して、私たち外部の人間が事実の解明に
勇気をふるって欲しい、と強制するわけにはいきません。

でもここで膿を出しきってしまわなければ、あなた自身、
またはあなたの子や孫、おとうとやいもうと、
友達が同じような目に遭い、命すら落とすかもしれない
可能性を残したままになってしまうのです。

そのことだけは、どうか忘れないでください。
なんとかこの理不尽な事件が解決されることを祈ります。
 


大津の事件に思う

2012-07-08 21:43:53 | 雑感

警太朗は学生の頃、ずっといじめられっ子でした。
特に中学校の時期は、毎日本当に生きているのがつらかった。

大津市の中2飛び降り自殺事件。
少年が死に至るまでのいじめは陰惨きわまりなく、
あそこまでのいじめは受けなかった私でもつらかったのだから、
ご本人やご遺族の無念は想像を絶するものと思います。

さらに、それだけでもどうにもやりきれない気持ちになるのに、
その後の教育関係者や行政、警察が追い打ちをかけている
現実は、一体どのように解釈すればいいのでしょう。 
続報を聞くたびに、暗澹たる気持ちになります。

この国で尊重されるのは、いつだって加害者の人権ばかり。
が、法的な見解はさておき、他人の人権を踏みにじる者が
自らは人権の保護を得ようなどと虫のよすぎる話です。
「他人を殴るときには、自らも殴られる覚悟をしろ」

そして今や地域ぐるみの隠蔽が囁かれ、
そもそも自殺ではなかった可能性が取り沙汰されています。
警察が動こうとしないのも、OBの血縁がいじめグループにいて、
さらにそのOBが自分の息のかかった病院を利用して
亡くなった少年の死因を偽装したのを露見させたくないからだと。

もしそれが本当なら、この国に正義は存在しないことになります。
その辺の事実関係をきちんと調査しようとせず、
むしろ遺族を黙らせようと躍起に見える大津市や大津警察。
あの大津市長の涙はなんだったのでしょうか。

このような状況下にあっては、
もはや滋賀県や滋賀県警も信頼することはできません。
もっと上部の組織による、徹底した事実の解明を求めます。

もしそれで関係者を法に基づいた罪に問えなかったとしても
私は決して許せませんし、それは法が間違っていると考えます。
理由もなく踏みにじられた人間が泣き寝入りしなければならない
社会が、正しいものであるはずがないのです。

私たちはその誤りを正すために、
たとえ即効性がなかったとしても、おかしいものはおかしいと
声を大にして言い続ける必要があると思います。
 


エセ健康オタク『日本』

2012-06-26 07:29:02 | 雑感

長いこと手足の血流が悪化したままの人がいます。
彼は食べるものは食べてますが、栄養が行ってるのは頭と胴体だけ。
手足は既に壊死寸前です。

にもかかわらず頭がちょっぴり気の毒な彼は、
手足の血行を改善することもせずに「長生きには健康が大事!」と、
きょう細った手足を使って運動を始めることに決めるんだそうです。

彼はきっての浪費家でもあって、その癖は一向になおりません。
どんなに身体を酷使しても手足まで栄養をつけられそうにありません。
他人が散々ヤバいよと忠告しても、手足に痛みが走っていても、
弱いおつむは現状をちっとも理解できないのです。

彼は本当に健康になれるのでしょうか?


はい、彼の名前は日本さんと言います。
彼の頭は本当に悪いようです。
脳や胴の一部にだけ栄養をつけることに必死で、
手足が腐り落ちたらどうなるかなんて、まったく想像できないのです。

この数十年、日本はゆるゆると自滅の道を歩いてきました。
その道からはなんとか外れなければならなかった。

で、今やってるのが即死するためのプラン、と……。
もう乾いた嗤いしか出てきません。
 


神を超える人

2012-06-24 00:16:24 | 雑感

人は神を超えている。

凡人の私がそう言ったら、なんと不遜なと思われることでしょう。
けれど人は、他人の人生を左右できる力を持っています。

あなたも私も、拳ひとつで人を殺めることができ、
ほんのいくつかの言葉で人を生かすことができるのです。

対する神はただ黙して見守るのみ。
ならば人を神以上と言わずしてなんと言いましょう。

そんな神以上の力には、当然に重い責任がついてまわります。
私たちはその自覚を持って行動しなければならないのです。
 


底辺を決めるもの

2012-06-21 06:21:26 | 雑感

警備員は社会の底辺だというのが、世間一般の認識のようです。
自分の仕事を隠したがる同僚も何人もいます。

私は知人などから底辺扱いされた経験はありませんが、
お客さんや通行人から心ない言葉を聞いたことはあるので(苦笑)、
慮って言わずにいてくれてるだけなのかも……?
実際のところ、警備業務検定合格者のベテランが
販売業の新人アルバイトより時給が安いのも当たり前の世界です。

でも実際に警備員をやっていると、なにが底辺って、
諦め顔で仕事している人が多いことじゃないかと感じます。
「こんな仕事やりたくてやってんじゃねぇよ」とか、
「給料安いんだからこんなもんでいいんだ」と、適当に済ませる。
死んだ目で漫然と誘導棒や旗を振り、
防災センターで机に足を投げ出して雑誌を読みふける。

そんな警備員というのは目に付くもので、
それが本当の意味の底辺にさせているように思えます。
だって格好悪いもの。
熱意を持って仕事している人って、どの職業でも格好いいもんです。

警備が安全にかかわる大切な仕事なのは、疑う余地がありません。
引け目を感じることなんてなんにもない。
底辺かどうかを決めるのは、つまるところ自分自身なのでしょう。
まあ正直な話、ギャラはもっともらいたいですけどね(笑)。

警備は見てくれが重要な仕事。
服装や身だしなみだけでなく、所作や言葉遣いまで含めて、ですね。
「気持ちのいい警備員がいる。誘導の指示を守ってやろう」とか、
「きっちりした警備員がいる。悪いことはできない」と
見た人に思ってもらうことがいい仕事の第一歩。

しょぼくれた顔でうつむいてる場合じゃありません!
武士は食わねど高楊枝、の心意気でありますよ。
「業界が腐ってたって、安月給だって、俺の警備には価値がある!」
ぐらい言えるようになりたいものです(笑)。
 


先にやるべきは

2012-06-17 05:05:19 | 雑感

いや、だからさぁ……大飯再稼働一色の議論っておかしくない?
福島のダメージ受けっぱの原発をどう処置するかが先では?

いまやシート1枚で覆っているだけの4号機の冷却プールが
次なる地震や台風等で崩壊して燃料棒が露出しようものなら、
首都圏すら深刻なダメージを免れないと言われてますよね?

そうでなくても竜巻や季節はずれの雹が起きてるというのに、
いつまで天災が直撃しない偶然に頼るつもりなんです?
素人目には福島の原発群は石棺するしかないように見えますが、
どんな処置にしても、一刻も早く行わないといけないのでは?

誰も責任を取らない安全アピールは要りません。
そんなの信じるぐらいなら、宝くじで1億当たるほうを信じます。
欲しいのは安全の保証ではなくて、
これだけの対策と処置がなされたという実績です。

小学生の夏休みの宿題みたいに
面倒なことは先送りにするのがこの国の政治と行政の常。
だけどこれに関してはそんなことは言っていられないというのを
政治家の大先生方は理解しておられるのでしょうか。

え? いまスキャンダル真っ最中の某先生のように、
先に情報ゲットして逃げるから大丈夫?

……んなことしてみやがれ、意地でも道連れにしてみせる。
妻子もなく、生き延びたところでたいした生活はできない身、
核廃棄物以上の有害物質は処分してから死ぬのが
せめてもの社会への奉仕ぐらいの意識はありますよ?

そうこうしている間に、もう2度目の台風シーズンがやってきます。
 


ETCカードが使えたら

2012-06-15 20:58:18 | 雑感

コイン駐車場の警備中にふと思う。
「ETCカードで自動精算できるようにしたらいいのに」

最近は入庫時にカメラでナンバーを読み取って
紐付けした駐車券を発行、出庫時に事前精算済みかどうかを
チェックしてゲートを開放するシステムがあります。

同様にカメラで読んだナンバーを入庫記録と照らしあわせれば
駐車券を読み取ったりしなくても料金は計算できますし、
技術的には余裕だと思うんですけどねぇ。
 


会見にはなにが足りなかったか

2012-05-26 06:46:28 | 雑感

一夜明けて、やっぱりテレビでの某タレントの会見の扱いについて
なにか納得しがたいものがあるので、生活保護寸前の暮らしを
せざるを得ないレベルの収入の人間の視点から、もう少しだけ。

一番引っ掛かったのは、芸能人の収入は不安定だからという言い訳。
いまどき完全に収入が安定している人間なんてどれだけいるのか。
安定してる職として会見で挙げられていたサラリーマンでさえ、
ボーナスカットや業績不良による減給が行われて、
ローンを組んでいたがために悲惨な目に遭っている人は少なくない。

そして芸能人をやるのもどこかに勤めるのも、
それは本人の意識の問題で、選択の自由がある。
「警備なんてやりたくない」と断言しながら、それでも家族なりのため
過労死寸前にまで仕事を詰め込んでいる警備員はゴマンといる。

私はそこまでしろと言わないし、する必要があるとも思ってないが、
しかし生活のために仕事を選んでない人間はいくらでもいるのだ。
そして親が幼い我が子を無償で育てるように、
子は老いた親の面倒をみるのが親子の情愛というものだと思う。

しかるに自分の好きな仕事をして、
その収入が不安定だから親には生活保護を受けさせます、
多額の収入ができてからも仕送りは限定的で受給を続けてました、
批判があったから辞めます、では訳がわからない。

生活保護とはそれがなければ死ぬという人のためのもののはずだ。
決して小遣い稼ぎなどではない。
批判があったからと辞退できるレベルの人が受け取っていいもので
ないというのは既に行われている批判だが、まったく同意だ。
それは受給資格が(少なくとも現在は)ないということに他ならない。

かのタレントの言い分が許されるというなら、私なら仕事を辞める。
デイトレーダーにでもなって、稼ぎがないときはもちろん、
儲けが出ても収入が不安定だからと言って生活保護を受ける。
だがそんな発想が社会の人々に理解されることは、決してないだろう。
そういう一般的な感覚が、あの会見には決定的に足りてなかったと思う。

そこまで言わずとも、世のすべての日雇いの人間が不安定な収入を
理由に老いた親に生活保護を受けさせればどうなるかなど自明の理で、
まったく想像力が欠落していると言わざるを得ない。

そうそう、当該の福祉の皆様にも一言。
仕事量が天候等に左右される2号警備員の親も、
もちろん生活保護を受給させていただけるんですよね?
世の警備員の多くは、あなたがたのような寛容な福祉さんと
巡りあえることを心より祈っておりますよ。

皮肉はさておき。
なにやらテレビでは擁護に必死になっているかたもいらっしゃるようだが、
ネットなどで批判されているのは、主にああいった見識の部分だろう。
現に売れてなかった頃の話については、批判もあまり見掛けない。
私は上に挙げた理由から、それも良識的にどうかと思ってますが。
 


ツッコミが足らない!

2012-05-25 23:19:05 | 雑感

あえて何の話とは申しませんが……。
ニュースで取り上げられた部分を見ただけなので、
あまりあれこれ言うこともできませんが……。
ゆえに不正であったのか否かはここではさておきます。

私が不愉快だったのは、あれだけ強気だったにも
かかわらず、騒ぎが大きくなったから
とりあえず謝っとけ、泣いときゃなんとかなるだろう
という考えが透けて見えたからです。

そして気味が悪かったのは、
ふだん犯罪被害者の傷口に塩を塗り、
死者に鞭打つ言動を平気でするマスコミが、
まるでツッコミらしいツッコミを入れなかったこと。

オトナの事情ってやつですかぁ~?
ネットでの噂なんて話半分と思っていますが、
これではかえって何かあると言わんばかりです(苦笑)。

不正受給でないと主張するならそれでいいと思います。
ですがあんな説明らしい説明になっていない、
情に訴えるだけの会見でうやむやにしようとするのでは、
話になりません。

本人は生活保護を受け続けたことを
「甘い考えだった」と述べているようですが、
あの会見自体も甘えてるというか、見る側を小馬鹿に
しているようにしか感じられなかったのでした。


電力会社は1年間なにをしてきたか

2012-05-19 21:58:40 | 雑感

昨日の記事では、分量的にあえて割愛した要素があります。
多くの地域でこの夏も節電が必要であるという点です。

これはこの1年、原発の再稼働ばかりに目をやって、
代替発電法の検討と実践をないがしろにしてきた結果だと思います。
こういう実例があるから、福島原発の建屋が現状のまま
放置されていることにも危機感を覚えるのです。

節電に話を戻すと、計画停電をちらつかせている電力会社があります。
昨夏の東京電力の計画停電からなにも学ばなかったのでしょうか?
いや、これはもう意図的な恫喝でありましょう。

なにがなんでも原発を動かす。
でなければ電気を止めてやる。
そういう脅迫です。

私は反原発派ではなく、脱原発派です。
ゆるやかに原発依存を減らしていくのがベストな方策と信じていますが、
このような手段での原発再稼働なら認めるわけにはいきません。

基本的に計画停電は回避する方針だと言いますが、
もし、もし計画停電して、その影響で東電のときのように死者が出れば、
どんな言い訳があろうと私はその電力会社を絶対に許しません。
未必の故意による殺人ですから。
 


異常気象に思う

2012-05-18 22:21:38 | 雑感

竜巻や雹、ゲリラ豪雨といった一連の異常気象は
一応は落ち着きを見せているようですが……。
これをきっかけに、認識を新たにしたことがあります。

それは福島の原発が冷温停止と言われ出した頃から
気になっていることでした。
もし余震なりでまた大きな津波がきたら、
今度こそ収拾がつかなくなるのではないかということ。

今のテント張りのような状態の原発が
大きな天災に耐えられるとは、到底思えません。
付近においては高放射線の影響で
堤防や建屋の工事など進めるべくもないのでしょうが、
にしても手をこまねいて無為に時間を過ごすばかりで
いいものなのでしょうか。

甚大な被害をもたらした茨城・栃木の竜巻や雹。
あれにもし不幸中の幸いなるものがあったとしたら、
それは福島の原発を直撃しなかったことに
尽きるのではないかと思います。 

地震や津波以外にも、既に満身創痍の原発が
致命的な被害を受けかねない要素はあったのです。

一連の異常気象は、緩慢な対策しか取れていない
私たちに危機意識を持たせるため、
行動を急がせるための警告であったように
思えてならないのですが……考えすぎでしょうか。