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【競馬 予想】 第68回 皐月賞(GI) レース回顧

2008年04月21日 05時32分16秒 | Weblog

レースの流れは約2馬身のスローゾーン競馬
川田Jが抜群のペース感でレースを誘導し、中山2000Mで
ラスト3ハロンの瞬発力勝負となれば、後続馬は厳しかった。

パドックで気になったのは4頭。
注目したフサイチアソートはデビューから20キロ減らしたように、
あれは絞れたのではなく完全な仕上がりミス。腹は上がり特にトモは
昨年より落ちていた。瞬時に中心馬券からオミット。
同じく大きく減らした来ていたのはキャプテントゥーレだがこの馬の場合は
一番減ってた時と比較してもマイナス6キロと勝負をかけてきていた。
ただ陣営の想定よりは少し減り過ぎたようにも感じたので、今後には注意か。
そして、反対に多分に誰の目にも1頭抜けて良く映ったのは
レインボーペガサス。皐月賞で完璧に仕上げた陣営は素晴らしい。
また、もう1頭良く見えたのはタケミカヅチでこれも、ここまでで
ベストの状態に映った。馬主孝行の見事な馬である。
他、マイネルチャールズも悪くなかった。

レースの内容は前哨戦の弥生賞と面白いほど全くの同じの
スローゾーン競馬。そこでマイネルチャールーズキャプテントゥーレ
より1馬身の実力値を上回っていたが、キャプテントゥーレは今回更に
道中1,2馬身のアドバンテージを奪い、状態も格段にUPしていたのだから
今回の逆転劇は十分理解出来るものである。

レッツゴーキリシマが好走したのも、同じく前走から一転して朝日杯のように
負荷を掛けてきたのが大きく性質が生きた。

タケミカヅチもしっかり走っており、前走でのキャプテントゥーレとの
相対実力値に変化は無い。

マイネルチャールズも前走と同じくらいには、十分走っておりタケミカヅチ
上昇が大きい分、今回は先着を許した格好だ。

そして、取捨が一番難しいのがレインボーペガサス
今回の皐月賞で紛れも無く一番強い競馬をしたのは、この馬。
脚を余したという見方も当然出来るだろうし、2着の工夫はあったかも
しれない。ただ、スローゾーンの競馬で脚を溜めたからこそ、あそこまで
伸びたという解釈も出来る。展望でも触れたがダート路線から来たため、
パワー型に取られている面もあるが、実に瞬発力に長けたタイプと見たい。
相対実力値的にも今後は有望であり、また皐月賞とダービーのリンクから
すると過去10年以上遡っても、この手がダービーで馬券圏内を外したのは
過去1例だけ。
※昨年のフサイチホウオーのみ。アドマイヤオーラは3着した。
つまり、自分の能力だけを維持できれば、まず他路線から有力馬から
押し寄せて来ない限り、有力だが果たしてそう簡単に決まるか注目だ。
レッドシューターは残念にも離脱、ディープスカイは他路線、マゼランは半信半疑、
となるとアドマイヤコマンドあたりになるか。
ともあれ、この世代では明らかに能力上位だが、ダービーに向けてのスケール感
にはやや乏しい気もするので、過信には気をつけたい。

ブラックシェルマイネルチャールズ同様、前走と同じに走っている。

ショウナンアルバは敗因は色々あるが、共同通信杯のラップと前走
切れ負けした点を見ても、やはり東京のベストマイラーだろう。


馬券はレインボーペガサスからの馬連とフサイチアソートからキャプテントゥーレに
変更しての3連複で、最近では一番に堪えた撃沈。
昨年のフサイチホウオーに続き、追い込んでのあと少しが好きなようだ。


第39回 第68回 皐月賞(GI) 相対実力値(純粋な馬の能力)



レインボーペガサス      0

タケミカヅチ                     2.75

キャプテントゥーレ             3.25

ブラックシェル         4.0




他路線にまず飲み込まれそうな気配。





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11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ダービーに向けて (林間ジョッキーwith大木優紀)
2008-04-21 20:07:20
しかし、2年連続で逃げ切りかぁ…。
まぁ、スズジュピター&オリエンタルロックに
印を打つ人間は文句を言う資格も無いよね。(笑)

理由はどうあれ勝ったキャプテントゥーレは
賞賛されていいと思います。
弥生賞も内枠を取れていたらもっと際どかったと
みていたので
(じゃぁ買えよ…と言われたらアレですが)
ただ、ダービーは残り1ハロンがねぇ…(独り言)
マイネルチャールズは…
レース前は評価が低かったですねぇ。
理由はどうあれオープンクラスのレースを3連勝
してるのだから弱い馬扱いは酷いだろう。
なぁ清水某&最強の法則。
ダービーに向けては良馬場前提で
フローテーションが気になります。(私見ですが)

最後に八つ当たりを
『一番ひでぇのはフサイチなんだよ!』
(中邑真輔by新日本プロレスの声色で)
返信する
クラブ競馬 (美浦のブルボン)
2008-04-22 00:25:24
CM通りの分かりやすい結末に唖然&サイン派になりたくなったのはナイショです。

まあ、一応前に行くであろう馬を押さえたつもりだったんですけどねえ。

しかし中山競馬だからと言えばそれまでなんですけど、前日の雨=ローラー固めを想像してしまうレースをG1で観せられるのはちょっと…

感想としてはマイネルチャールズはなかなかやるなあという事と、キャプテントゥーレはおでこが出っ張っててかわいいなあという事ですかね(笑)

そんな訳でますます一口に偏りそうな今年の皐月賞となりました。
返信する
改心の馬券とは・・ (信州人)
2008-04-22 01:45:56
ご快諾いただき、ありがとうございます。
リンクに追加させていただきました。

先週まで数週間にわたり恥ずかしい予想を晒してしまっていたので
競馬人さんの予想内容に恥じない、せめて結果を出してから
ご連絡をしようと思っていた次第です。

穴を狙いつつも「これは押さえといたほうがいいかな・・」といった具合に
買い目が増えてしまい、的中するも改心の馬券とまでは行きませんでした。
穴を狙うときは勇気を、自信のある人気馬を狙うときは大胆に
馬券を買えるように精進したいです。
独りよがりの予想上等、むしろそれを貫ける精神力を身につけたいと思っています。
返信する
1頭気を吐いた4着馬 (komiyama)
2008-04-22 04:06:13
レインボーペガサスはデビュー直後勝ち切れなかったのを見て、
てっきり摩擦がかかってパフォーマンスを上げるタイプだと思ってました。
今回ときさらぎ賞の結果を精査すると確かに軽さを感じますね。
ありがとうございます、とても勉強になりました。
ダービーではこの馬とトライアル組が中心になりそうですね。
今回仕上げてきた上位3頭は……。
無理だとは思いますが、オースミスパークやフサイチダイチャン辺りが
急成長しないかな…と淡い期待をしておきます(笑)。
返信する
今年のダービーは勝負したい (競馬人)
2008-04-22 05:04:45
>林間ジョッキーwith大木優紀さん

先の書き込みでも今年も1,2番手で回ってくる馬が
すんなり来そうとしていましたが、想像以上に
期待したレインボーペガサスが後ろで競馬したのが
誤算でした。(^^;

昨年のダービーも牡馬のレベルとレースの質には落胆した人が
多かったと思いますが、今年は更に下がるのはこれまでの
実力値の推移を見ても可能性は高そうです。
キャプテントゥーレは、今回は皐月賞らしい立派な好走
だと思います。2馬身のスローゾーンならば、力が無い馬は
落ちます。人によって淡白に感じてしまうのは、後続が
道中後ろに位置取りし過ぎたことに尽きます。
ただ、ダービーはこの馬が馬券に絡むような展開にしてはいけませんね。
最終的には、やはりマイルで活躍すると思っています。
昨年の皐月賞でも掲示板5頭で、今に残ったのはアドマイヤオーラのみ。
さて、今年はどうでしょうか。

フローテーションは少し掴みづらい部分がありますが、
ダービーはいいタイプだと思います。
今回は少しピークを過ぎていた感があるので、今度は
余裕を持って出走させてあげたいですね。
返信する
アイドルおたくではありません (競馬人)
2008-04-22 05:06:55
>美浦のブルボンさん

芸能人の好みには中日荒木並の守備範囲がある自分でも、何故か
蒼井優には惹かれません。※化ける可能性あり
こんな事を言うと、何か林間ジョッキーwith大木優紀さんに
凄く怒らそうな気がするのはナイショです。

キャプテントゥーレのルックスには今度よく注目してみますね。^^

1口には1頭是非、キングカメハメハ産駒を買って下さい。(笑)
返信する
武士道精神の予想 (競馬人)
2008-04-22 05:09:28
>信州人さん

こちらこそ、有難う御座いました。^^

ダンツキッスイのアーリントンCもお見事でした。^^
ある一定の予想力が備わった時には、まず競馬は
結果として人気していない先行馬をいわば義務的に
買うことが回収率を上げるには一番の特効薬だと
思いますので、信州人さんが仰られる貫く精神は自分自身も
本当に大事にして行かなければと思います。

あらためまして、皐月賞おめでとう御座いました。^^
返信する
容易過ぎて怖い (競馬人)
2008-04-22 05:10:59
>komiyamaさん

ダート馬=タフという認識がすぐ付いてしまうものですが、
この馬はそれまでの芝、ダートの成績を見ても軽い時に
強い競馬をしていますね。
ですから、皐月賞ももしペースが速くなっていたら
あのような位置取りでも返って伸びなかった可能性があると
感じてしまいます。つまり、現状それだけのスケール感に
あるということでしょうか。
しかし、アンカツさんが面白いコメントを残したように
近走も乗っていれば、今回の皐月賞なら2着は当然勝ち負けまで
行ったと思われます。切れ味にびっくりしていましたね。

きさらぎ賞は優秀ですし、皐月賞組みではこの馬以外何が
買えるの?というのが、返ってトラップ臭くて怖いぐらいです。(^^;

フサイチダイチャンは良血ですよね。ロードマーシャルを思い出します。
レッドシューターが居なくなってしまったので、本当に新しい存在が
欲しいですね。
今年はNHKマイルの方が、遂にレベルが高くなってしまうのではと
思っています。(^^;
返信する
難しいです、、、 ()
2008-04-24 12:18:00
お疲れ様です。

結論から言うと、去年から全然成長していないどころか、むしろ退化している予感すらします。。。


あそこまでハナを主張されてしまうと、半馬身で遅れた藤岡Jは競るに競れなかったのですかね。。

あの中途半端な競馬にはちょいと失望してしまいましたが。
どうせなら逃げてつぶれてほしかったのですが、馬の力の問題がありそうですね。。。



皐月賞出走組からダービー馬のイメージが沸かないのですが、ショウナンアルバあたりが人気落ちするようであればダービーでの逃げ残りを期待したいところです。

Club競馬
⇒社台、社台、ラフィアン、セゾンホースですか・・・orz
返信する
訂正 ()
2008-04-24 12:22:30
4着はレインボーでドリームじゃなかったですね(恥
返信する

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