3足わらじのバーボン

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

美容室の開業準備

2017-09-23 01:02:18 | 日記
今年7月、私の古くからの友人からの紹介で、33才の若い男性が私の事務所へやってきた。

この彼、専門学校を卒業以来12年間、新潟市内の某美容室に勤務していたのだが、今年の4月に、この美容室が閉店することとなり、失業することになってしまったとのこと。

失業保険を受給しているのだが、それもいつまでももらえるものではないので、将来的に「一般企業に就職」し、サラリーマンとなるべきか、あるいは、また、別の美容室へ再就職するのか、本人は悩みすぎて落ち込んでいた。

私が彼を初めて見たこの日、私の口から何故だか、「貴方、自分で美容室を経営したら?」という言葉が、ふいに出てきてしまい、この彼を「キョトン」とさせてしまった。前日まで私も彼も、こういう展開は全く予想していなかったのは明白だろうと思う。

でも私の目には、この彼の「センスの良い身なり」と「見るからに美容師」たる面立ち、「いわゆるイケメン」であり、それに加えて「礼儀正しさ」と「会話のしなやかさ」、「やわらかさ」を兼ね備えている。金銭感覚も優れていて「節約家」でもある。
決して、「ブランド物」などは身につけてはいないのだが、清潔感のある「なんとも言えない品がある」。

また、私と色々話をしていても、最近の若者にありがちな、「会話中にスマホをいじくる」ことも全くない。

こんな彼の姿を見て、「美容師を続けなさい。」という言葉以外の選択肢は見当たらなかった。

8月のお盆前に、私が彼の自宅へむかい、彼と彼の家族に「美容室の開業」の打ち合わせをしたその結果、開業資金にメドもつき、急ぎ、「賃貸の店舗」を探すこととなった。

そんな折、私の知人の「不動産屋」から電話が入り、「誰か、美容室をやりたい人いませんでしょうか?店の設備は既にあるので、いわゆる居抜き物件ですけど。そういう希望の方いらしたら紹介ください。」
「えっ❗」という私の反応。

まさに「渡りに舟」。

早速、日を改めて、この彼と私、スポンサーである彼の祖母の合計3人で物件を見に行くと、ほぼ、我々が希望していたような店舗。

またまた、「渡りに舟」。



個人事業では、「従業員を募集しても、来てくれる美容師はいない。」との彼の意見もあり、会社法人を設立し、この美容室の法人経営を始めることに決定した。

話変わって、私が大学生のころ、学費を捻出するために、3年ほど昼は「美容室」、夜は「寿司屋」で働いていた。この時に、美容師免許と調理師免許を取得していたので、この遥か昔に就職した免許がこの歳になって「日の目を見る」ことになりました。

というのも、いわゆる私と彼の「共同経営」に話が決まり、事業が、安定するまで、当面、私が代表をつとめることになった。むろん、私が「ハサミ」を持つことはまずないだろうが、なんだか楽しい展開になってしまった。


私とて、既に「3足のワラジ」を履いている状況で、しかも、2足目のワラジたる「芸能音楽」部門の仕事を意図的に増やしてきている現状の中での決定となったので考えることも多い。

でも、それが気分的には、何ら「重荷」でなくて、なんだかウキウキと楽しい。
「美容室の中に、エステとネイルサロン」を、併設する計画になっているのだけれど、「シャンプーの銘柄」、「アロマ」などあれこれと、この彼と相談するのもこれまた一興なりけり。

一方、2ヶ月ほど前から、私の28才のほうの彼女?を、美容、エステの勉強と映画、語学の勉強のために、本場、アメリカのニューヨークに行かせている。文字通り「可愛い子供には旅をさせろ」ということである。
「私はなんでニューヨークには行けないの?❗可愛くないから?なの?❗」とご機嫌斜めな24才のほうの彼女?の目線を横目に見ながら、28才は、一年間の「ニューヨーク留学」ということにしました。

思いがけず始まった「美容室の経営プロジェクト」。

来月、10月10日の「開店」のため、急ピッチで作業を進めています。

新潟市内に1店舗、神奈川県厚木市に1店舗。を今年度は着手することとしました。

当面「4足ワラジ」の私。28才の彼女?が「留学」から帰国したら、もう一度、代表者を誰にするか協議することにしています。むろん、私は「3足ワラジ」に戻りますけどね。(笑)

美容室の開店の続報は、また後日お伝えしますね。








最新の画像もっと見る

コメントを投稿