3足わらじのバーボン

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

ストレスと旅行。

2016-10-02 00:08:44 | 日記
人間、仕事などのストレスが高じてくると、「現実逃避」的に旅行に出掛けたくなるようだ。

ところが、そのストレスも限度を超えてくると、旅行に出掛ける元気もなくなり「引きこもって」しまうみたい。

我が事務所とその子会社関係で「恒例の社内旅行」の行き先の相談を始めたのだが、それぞれ個人の考え方に温度差がかなり出てくる。

あんまり遠くの目的地に行きたくない「今年の私」と「自動車鈑金」の松くん。その他の職員は県外に出掛けたい。すったもんだの結果、
結局、一昨年と同様の「咲花温泉」行くことになった。


今年の私は、どうやら相当ストレスがたまっているようで、「あんまり遠くまで旅行に行きたくない。」感じが強い。

6月のバイクツーリングにも、いままで感じたことのなかった「気分的な疲れ」を感じてしまったし、しばらく、仕事を休みたい衝動にかられることも最近、多くなってきた。

これが「更年期障害」というものなのか、そうでなく単なる疲労なのか、なんとなく最近は「何をするにも気持ちがいまいち乗らない。」。

適度に「ストレス発散」しながらいままで過ごしてきたのだが、今年はあまりにも色々な出来事がありすぎて「ストレス発散」する時間がなかったのかもしれない。

職場の旅行も「近場でいい。」車で長距離走るのではなく、とにかく「のんびりしたい」となってしまう。

先日、ふいに9年前に「病気で亡くなった私の双子の弟」が夢に出てきた。

ロサンゼルスで現役の精神科医師のまま白血病で亡くなった弟。彼は「3足わらじ」の私と違って「生涯医者一筋」だった。生前から私とは考え方の違う堅実なその彼が私に「色々とやりたいことが多すぎて、的がしぼれてないのに年齢的に体と精神力がついていかなくなってるんだよ。」とか「もう少し仕事を減らしなよ」などなど。

夢の中でも、「一流の精神科医師だった弟らしい」発言を「三流の精神科医師だった私」にあれこれと小言のように私にぶつけてくる。

思えば、9年前に「女房」と「弟」の二人をほぼ同じ時期に「亡くした」私は、その耐え難い現実から逃げるように、ひたすら仕事という名の「長距離旅行」をしていたのかもしれない。その時から「時間が止まっていた」ようにも思う。

ある意味、その「ずいぶん遠くまで出掛けていた旅行」がそろそろ終わって落ち着いてきたのが今なのかもしれないようにも思う。

将来の自分の仕事のこと、友人たちのこと、前よりも現実的にじっくり考えているのに気がつく。

きっと、自分がストレスだと感じていることが、きっと自分が現実的になってきたということと密接な関係があるとも思う。

咲花温泉で「じっくり深酒」をしたい鈑金屋の松くん。私は、「じっくりと温泉につかって色々将来展望」を考えたい。

交通に要する時間を極力割愛して「近場」の温泉宿にした理由がそこにありました。

その他の職員たちからは、「えー。咲花温泉なのー。近すぎ❗」との非難の声を聞きながらも、今月末の職場旅行を楽しみにしている「私と松くん」ではあります。







最新の画像もっと見る

コメントを投稿