Kei's Page

 
 世の中のニュースへの意見や、サムライの仕事はどういうものかなど、自分の興味あるものについて書いてるよん。

 ある税理士からの問い合わせで-3、

2017-05-19 |  独立開業前から開業して~

 これまたありがたいことに、俺が手続きできる分野での新しい顧客を、税理士の人から紹介してもらえた。

 でも、今回の話は、案件の成約にはまだなってない。
 その税理士の事務所で、その社長と、俺とで打ち合わせも兼ねて会って、俺からは手続きについての概要を社長に説明した。
 新しい、できたてホヤホヤの会社なもんで、そして手続きの絡みもあり法人ということもあり、「社保に入ることも必要になる」とも伝えた。

 新しい会社だから、と、資金に余裕がないらしく、そこはあらかじめ税理士の人から聞いてた。
 ま、でもそれはそれ(笑)、俺は俺で、自分がやる手続きの報酬はそれなりにとる。
 紹介で縁があったにせよ、そこは言うまでもなく考慮しても、「それなりの手続き」だから、俺も「それなりにいただきたい」わけで。
 社保に加入してもらう以上は保険料もかかってくるし。

 で、そんなカネの話。
 保険料でも悩む社長、俺の報酬も当然気になるわけで、俺からはまだ手続きのためにそろう書類が見えんこともあり、ちょい高めに「それ以上はかからんやろ」というとこで額を伝えた。

 そこで社長は、よほどその俺が言った額が高かったのか、ちょっと間があってポカンとしてる。
 その額だって、役所への数万の費用など実費込みだ、それでもその額を聞いてあ然としてた。

 で、「税理士さんと相談します」と、俺の手続きで俺が提示した額なのに税理士に相談する、とのこと(笑)。
 つまりは、推し量るところ、「高いんで、(俺ではなく)他の行政書士に頼めないか」という‟相談”だろう。

 んー、俺も、なにも設立間もない会社からぼったくろうなんて、まるで思ってない。
 その額自体も、あえて高すぎるくらいにしてるでもなく、それでも社長個人が思うに、見た目にも聞いた印象でも高いなら、その社長も俺に即決では依頼しない。

 でも、その手続きをすることで堂々と「自分の会社として事業ができる価値」も感じてほしい。
 そのための俺らでもあり、俺らはそれでメシ食ってるわけで。
 で、そういう手続きを経て会社で事業がまっとうにできるようになって、社長はそれでメシを食っていくわけで。
 そういうとこの価値観とか意義ってのが噛み合う社長でないと、俺の顧客にはならない。それでも実際にそういう俺の報酬額でも即決で依頼しくれるとこもあるわけで。

 今回の社長についても、俺からすれば最善を尽くして大事にしたいところ、「その評価、対価」のとこで折り合わんなら俺としてもどーしよーもない。

 紹介であっても割り引けるのには限界もある。
 まして、俺自身がこれまで事業をやってこられたのは、そんな俺にでも依頼してくれ、そんな俺の報酬額でもまっとうに払ってくれる顧客がいるからでもある。

 そこで初めての会社で最初っから低廉な額で期待されても困るし、そこは「それだけの手続きなんだ」とわかってもらい、それでもそんな俺に「頼む、やってくれ」となる会社を俺も応援したい。
 その後の割り引きやらオマケはそれからだ。

 「それなら額を低くしたら依頼もらえるのに」とも言われるかもしれんけど、そこをわかっていながら俺はあえてそうはしない。
 俺は俺で考えるとこもあるからだ。

 それを、見積もりの段階から変に足元を見られたり、ただ「高い」とされて渋られては、俺も「それなら他の行政書士に頼んでください」と言うしかない。

 あくまでも安くできる、割り引けるというのはこちらの任意なわけで、そこは俺もわかったうえで見積もりの概算を伝えてもいる。
 そんな時に、その社長や経営者の姿勢も見えたりもする。
 そのあたりの雰囲気やあんばいで、ホンキでやろうとしてるのか、それでも俺に払う前提で手続きを任せてもらえるのか、そこまでの熱意で噛み合えるのか、俺も初めて会う社長を測りもする。

 それで噛み合ってこそ、俺もホンキでその会社を応援するし、「よきに取り計らって」報酬の面でも考慮できる。

 でも、そこも士業個人として、「とるべきとこはとらないと」いけないような、自分へのケジメもあると思う。
 別にあえて高くとるとかいうんではなく、相手や周りに流されてあとで自分で後悔するような安易な額では言えない、ということで。
 そして、自分で自分の仕事の価値を下げたくもない。
 それでも安いとこがいいなら、そういう額でやってくれる他をあたってほしい。

 安くするぶんにはいつでもできる、でもいったん言った以上はあとで高くはできん、そして、その額で社長にもわかってもらいハラをくくってもらう以上(笑)、俺は俺なりに「良心的に」話の概要から測れる額で言うだけだ。
 あとは社長個人が思うとこに委ねるしかない。

 冒頭に書いたように、その税理士からはその会社が資金がないようなこともあらかじめ聞いてはいた、それでもその税理士は俺には「ちゃんと報酬も伝えてもらっていいっすよ」とも言ってた。
 それもありがたいんだが、当の社長が俺の報酬額を聞いてそんなリアクションだから、この案件が先に進むんかどーかわからん。
 ま、でも俺にとってはそれでもいい。
 手続きのこと、付随すること、社会保険のことなどで俺がその会社に関与できそうなことはあれど、もともとがそういうかんじなら俺もやりがいがない。
 手続きの条件や書類以前に、「報酬の額」が依頼されるかどうかの分かれ目になるパターンだ。

 それでも俺は気持ちいいくらいに「それだけハッキリ額を伝えられてよかった」とも思ってる。
 社長がどう感じようと自分から思うとこをちゃんと伝えられたのはよかった。

 それはそれでいい。
 でも、その社長が「税理士さんと相談しますわ」と言うこともあり、その税理士も板挟みにもなろう(笑)。
 でもでもそこもしょうがない、俺も折れるとこは折れるしその余地も全然ある、しかし、そこも「相手次第」でもある。
 俺としても、それでもまだ手続きの全体が見えてなく軽はずみには額を言えんわけで。
 まだ手続きの入り口にも入ってない段階で何がどうなるかもわからんのに。
 それでも、額を聞く社長としてはそんなことは知ったこっちゃなく「高い」ともなるんだろう。

 俺としては、そんなんで、こんな俺に依頼があるかどうか、やるのかやらんのか、というだけだ。
 別に冷たく考えてそう言ってるんではなく、既存の顧客に申し訳なくないように、で、やるからにはハッキリと、ってだけ。
 そこも大事なとこやからこそ、だ。

 そういう社長もいるにはいる、その立場やフトコロ事情もお察しするけど、その社長がその事業で稼いでいこうと思うように、俺も同じ状況でもある。

 俺が、逆に、自分で事業をするにあたり最低限かかる経費は、かけるとこはかけなあかんし、払うもんも払わなあかん、それこそ事業資金を借り入れしてでも自分の事業を固めようとするにはそういう初期投資もいるわけで。
 会社の社長であれ個人事業であれ、そういうところの感覚が初期費用をかけられないなら、それはそれでカネをかけないぶん、自分自身でどうにかせなあかん。
 でも、俺らの仕事はそういう社長たちができるようなものでもない、だから俺らに依頼がある。
 なもんで、俺らの仕事の‟価値”がそこにあり、そしてその‟対価”もそういう次第でそれだけかかるわけで。

 それを高いとみるか、安いとみるか、それに尽きる。
 高いと思うなら安いところを探すか自分でやればいい。
 こちらもそう割り切るしかない。
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