荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

二・二六事件の巻、ふたたび。

2015年02月26日 | 日毎ニュースに正義の理想を



先日、かねてより熱望していた銀座の老舗キャバレー【白いばら】に初めて訪れました。

そしたら、そこのオンナのコから、早速営業のメールが来たんです。

まぁ、暇だし1時間くらいなら…、と昨日行って来ました。

オンナのコからのメールが『二・二六事件の前日だから』云々と書いてありましたから、てっきり何かイベントでもあんのかと思っていたのですが、特になし。

なんだ残念

どういう事かと申しますと、昭和11年に起きた二・二六事件の前日、すなわち2月25日夕刻に青年将校たちが【白いばら】に密かに集合。

ホステス相手に酒を飲み、酔った勢いなのか軍刀で店内の植木を叩っ切り

『明日朝刊ラジオをよく聴いとけ』

と捨て台詞を吐いて退店して行った、という逸話です。



過去の記事。
二・二六事件の巻。
白いばらの巻。



キナ臭い時代に突っ走っていた往時の事は、頭ん中にお花畑が咲いている平和ボケの現代人にはまったく理解出来ません。

様々な思惑があったでしょう。

しかしながら、彼ら青年将校たちの基盤となったのは『私心のみで生きる腐った政治屋・事業家、許すまじ』だったと思いたい。

まぁ、現代ニッポン人は世界中でもっとも豊かで優しい人種です。

なーんにもイデオロギーを持たず、この世のすべてはお金という判断基準しか持たない人種。

キナ臭い国家が良いと言っているわけではありません。

ただ、どいつもこいつも少しは緊張感持てよ、って憂うだけです。

平和ボケ・ニッポン万歳



『相手に平和を与える人は、自分も平和を得る事になります』ミハイル・ゴルバチョフ(ロシアの政治家・1931~)


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