荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

ミニマリストの巻、むたび。

2015年07月22日 | 華麗な生活に極めたシンプルを




【NHKニュース おはよう日本】にて放映された【驚き!“モノを持たない”暮らし】というミニマリストネタのレビューを眺めておりますと『変なライフスタイル』という意見がやっぱり多い。

ま、フツーのヤツには理解出来ないライフスタイルではありましょう。

『カーテンがないなんて…』『独房か修行僧みたい…』





みんながみんなストイックに“モノを持たない”暮らしが出来ちゃうのであれば、もうちょっとデブの数が減るのでは、と思います。

散らかった部屋の住人はやっぱりデブが多いですから。

ミニマリスト云々言い出しますと、必ず出て来るのが『ミニマルに生きるのは手段であって目的ではない』という戯言です。

僕はこの戯言が嫌いです。

じゃあ、逆に散らかった部屋、すなわち汚部屋の住人は、汚く暮らすのが手段なのかよ。

違いますよね。汚く暮らすのは手段でもなければ目的でもない。

日常、って事です。

いいじゃないすか、目的でも。



僕は決してミニマリストではありません。

ソファもあるし、ベッドもある。洗濯機も冷蔵庫もあります。





服だってまだまだ多い。

だからこそ『ミニマリストになる』という目的を持って生活しているわけです。



昔っから『ライフスタイルの多様化』ってワードがあり、様々な価値観を持ったヒトが増えているという意見がありますが、全然そんな事ありません。

結婚して、ガキこしらえて、住宅ローン組んで…。

クルマも欲しいし、家具も欲しいし、服も欲しい…。

基本的な構造は昭和30年代から、田舎はもとより、都会ですらほとんど変化していない気がします。

まぁ、手前ぇが出来ないからって他人のライフスタイルにとやかく口出すってぇのは感心しませんな。

あと『宗教がかっている』という意見は否定しません。

それこそ修行僧はミニマリズムの体現者なのですから。



『あなたの時間は限られている。だから他人の人生を生きたりして無駄に過ごしてはいけない。ドグマにとらわれるな』スティーブ・ジョブズ(米国の実業家・1955~2011)




クルマのトランクが素晴らしいクローゼットに…。こういうの良いですね。