ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

トンボ&蜻蛉

2010年07月01日 22時01分28秒 | いきもの
こんにちは。
暑くて、カラカラして、梅雨とは思えないけど・・・本来の梅雨の湿気がジトジトの感じよりは、すごしやすいです。
しかしながら、農作物を管理する上では、梅雨の雨を見込んで作業している部分もありますので、雨も欲しい今日この頃です。

台切りという茂った枝葉を刈り落とした茶畑に、丈夫な芽が出るよう、ボカシ液肥を撒きたいので・・・ここ何日か、ボカシ肥料の、切り返しという作業を堆肥小屋でしています。とはいっても、量がほんの少しですので、10分くらいで終わります。水分ムラがありますと、臭い匂いのするボカシ肥料となってしまいます。
堆肥小屋は家の裏の竹やぶの下にあります。蚊もわんさかいます。
蚊取り線香を腰にぶら下げていかなければ、蚊の餌食になってしまいます(>_<)

そんななかトンボが見られます。


↑ずっと動かないので、死んでいるのかとも思ったオニヤンマ。大型のトンボ。それゆえ、成長に時間が掛かるようで、ヤゴ(幼虫)の状態で2、3年いるようですよ。生きています。


↑トンボってビィーンって飛ぶイメージですよね。ドラゴンフライ。


↑黒地に赤い模様のようなものがうっすら。和の雰囲気の羽黒蜻蛉(はぐろとんぼ)というトンボだと思います。地域によっては、“神様トンボ”とも呼ばれるらしい。
オヤジのお姉さん(伯母)も、思い出すように、よく少女時代の話の中に出します。


↑草などに止まっては、たまに羽根を広げて魅せてくれます。蝶のように、ハタハタと飛ぶ。せわしない他のトンボにはない雰囲気です。神様トンボ。

↑家の裏の藪には栗の木や、竹の子が竹へとなったりと賑やか。防空壕もありましたが、今は埋めてしまってあります。ただの斜面です。蚊が沢山います。


↑ボカシ肥料の原料です。菜種粕に骨粉入りというものが、売られていたが・・・片方は魚の骨とカニガラ。もう一方はブタや牛の骨が入っています。
そのほかにも、ヌカや鶏糞を混ぜてボカシ肥料に仕込みました。

魚の粉砕したものや、菜種粕など肥料原料も手に入りにくくなり値段は高騰しています。
魚は食用や養殖のエサに需要が増えたり。バイオマス燃料の影響で耕作品目が菜種からトウモロコシに変わったり。異常気象による不作。贈答品の食用油の需要が減り、油が搾られなくなり、搾りかすである油粕が生産されない。などいろいろ要因はあるようです。いずれも海外の事が日本へ影響します。
中国などが肥料を海外へ輸出を制限すれば、日本は困ります。
いかに効率良く肥料を効かせるか。そして、自給肥料、例えば川の土手の草や家畜糞の有効利用等は大事ですね。

自分にしては難しいことを書いたので、ボロがボロボロ・・・頭の中は搾りかすだらけと化す。僕でした。
お疲れさまでした。
おやすみなさいZzz・・・