私の愛したウルトラマン 03

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それにしても昨日の「ウルトラマンメビウス」は熱かった。

今回はウルトラマンエース客演回。
あの北斗と南も本人が出演。

北斗のほうは映画にも出てたけど、南のほうは久々にその姿を見た。
当然ながら老けてはいたが、ストーリー運びと演出が秀逸だったので、あれは間違いなく南夕子だと思えたね。子供と嫁の前で涙にじませながらTV見てましたわ(照)



冒頭からオタク度全開ですが(笑)、昨年4月からスタートし、現在は3月末の最終回に向けてクライマックスな「ウルトラマンメビウス」。

もうね「ええ歳こいてウルトラマンて…」とか「懐古趣味」とか、何言われても平気な気分ですよ。そのくらい今、この番組にはまっているのでした。



これまで書いたとおり、「メビウス」の二作前の「ネクサス」からウルトラマンにハマり、今や立派なウルトラオタクとなった(戻った?)私なんですが、今回の「ウルトラマンメビウス」は、私のようなオッサンも、リアルタイムなお子様たちも、世代を超えて楽しめるというふれ込みでスタートしたのでした。


ではなぜ「世代を超えて楽しめるウルトラマン」なのか?


この「メビウス」の世界設定は、私たちオッサン世代が愛した初代~80までの、直接の続編という世界設定になっていて、時系列的にも「40年前に初めて初代ウルトラマンが地球に来て、セブンやエースたちを経て80の世界まで"怪獣頻出期"ということになっていて、その後およそ25年間(つまりTVでの空白期間)は怪獣が出現しなかったという世界からスタートしているんです。


この「メビウス」は、初代ウルトラマンのスタートから40周年の佳節を記念した、言わばお祭り的な番組でもあるのですが、もういろんな意味で豪華な作りになっています。


ここで予備知識として、ウルトラ世界には「M78系(昭和系)」と「平成系」というのがありまして、「80」~「メビウス」までの間、実際にはTVウルトラマンとして「ティガ」「ダイナ」「ガイア」「コスモス」「ネクサス」「マックス」というのがやってました。

「初代」~「80」の昭和時代のウルトラシリーズには、一定の世界観の共有があって、たとえばタロウにゾフィーが客演したり、レオの人間体が所属する警備隊の隊長の正体がセブンだったり、つまり大きな意味で各シリーズが続きモノのような流れがあったのです。

ここまでを「昭和ウルトラシリーズ」と呼ぶわけです。



で、平成になってからスタートした「ティガ」~「ネクサス」は、昭和のそれとは世界観が独立しておりまして、ウルトラマンも「出身不明の巨人」という位置づけ。我々が子供時代に慣れ親しんだ「M78星雲の宇宙人」としてのウルトラマンとは、異なった存在(少なくとも直接の描写がない)としてのシリーズであり、個々の作品間にも物語の連続性がほとんどないという特徴があるわけです。

これを「平成ウルトラシリーズ」と呼ぶわけです。


例外的に「マックス」は、M78星雲のウルトラマンなんですけど、昭和のシリーズとはパラレル世界での物語という事になってました。


「メビウス」は、ここで言うところの「昭和ウルトラシリーズ」をひとつの既成の歴史として扱っており、その上にある続編としてスタートしたのでした。


はい、ここまでで大半の人が脱落したことでしょう(笑)
でも書き続けましょう(笑)


「昭和ウルトラシリーズ」の続編を打ち出してるだけあって、制作スタッフも、昔のウルトラファン(つまり私のようなオッサン)をも視聴者ターゲットとして織り込んでおり、往年のウルトラファンにも感涙モノな展開の嵐なのです。

前半からすでに、昭和時代の怪獣が出現しまくり。そしてそのたびに「あれはウルトラセブンと戦った○○という怪獣だ!」とか、そういうセリフで昭和ウルトラシリーズとの連続性を演出してくれていました。

ここまでだけでも涙モノなんですが…

ウルトラマンタロウがメビウスの教官だったという設定があり、実際にタロウがメビウスを助けに来たり、第4クールに入ってからは過去のウルトラマンたちの客演オンパレード。

しかも「ハヤタ」「モロボシダン」「郷秀樹」「北斗」など、往年のウルトラマンの人間体も出演。(予定含む)もちろん役者も当時の役者さん。25~40年前のヒーローたちは年齢を重ね老けてはいますが、その年月の重さを最大限にリスペクトした脚本と、申し分ない内容です。


さらにキチンと過去のエピソードなんかも完璧にリスペクトしており、子供と一緒に、オッサンも楽しめるという内容になっているわけなんですね。


今の子供には絶対にわからない昭和シリーズのエピソードを伏線として扱っていて、それを子供に「この話はウルトラセブンの時にこういうことがあったんだよ」と説明したり、そういう楽しみ方ができるウルトラマンなんです。

自分が子供時代に蓄積した、ウルトラマンや怪獣などの知識を披露した時の息子の尊敬のまなざし… まさに「親子で楽しめるウルトラマン」というにふさわしい内容になっています。


ウルトラ熱が再燃して色々調べなおしたとは言え、子供に「ウルトラ知識」を教授するうちに、自分でも「ここまで昔のことをよく覚えてるもんだな」と気づかされたり、昔は理解できなかった過去のエピソードの意味をあらためて知ったりと、非常にオタクチックな楽しみ方もアリで、あらためて「ウルトラシリーズ」の奥深さに、どんどんハマっていく今日この頃。


また、ウルトラシリーズの底流に流れる「愛と勇気」というテーマも昭和時代のそれからしっかり守られ続けており、子供との対話の中で「人としてなぜ人に優しくしなければならないか」「なぜ勇気が大切なのか」という、深い対話に発展することもしばしば。


子供番組と言えど侮れないストーリー性・テーマ性があり、「ウルトラマン」というヒーロー番組のシリーズがなぜこれほど長年に渡って愛され続けたのか、あらためて分かったような気がしました。


冒頭にも書いたとおり、今週は「エース」が客演だったんですが、往年のヒーローがTV画面に現れる瞬間ってのは、理屈抜きに胸が熱くなります。



このウルトラマンメビウスは昨年秋ごろに映画もやってて、それも息子と甥・姪を引き連れて行きました。そちらもそちらで昔のウルトラマンが大集結の展開で、子供は興奮、大人は感涙という内容でした。


「ウルトラマンメビウス」は本年3月いっぱいで最終回を迎え、次回以降のウルトラシリーズは予定が立ってないとのこと。制作費がやたらとかかるため、円谷プロダクションの体力が持たないので、連続でシリーズをやるのは三作が限界という理由だそうです。

次のウルトラシリーズが何年後になるかは分かりませんが、少なくとも10年後の50周年までにはなにかあると予想してます。その頃は自分は42歳。息子は15歳ですけど、その時もまた息子と一緒にウルトラマンを観たいと思います。




とりあえず、来週も土曜5時30分が楽しみです。

来週は「帰ってきたウルトラマン」が、その次は「セブン」、その次は「初代」と、毎週客演があり、そのまま最終回へなだれこむという情報も聞きました。 残り話数は少ないですけど、わずかでもメビウスをリアルタイムで見てほしいと思います。


3回にわたってウルトラマンを取り上げ、例によって自分の趣味に突っ走ったブログでしたが、もしも興味を持たれた「昔のウルトラっ子」がいたなら、メビウスを視聴の上、ツタヤに走ってみてはいかがでしょうか?



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