役所の完成検査も無事通り、工務店さんからの引き渡しのサインも済ませた。
検査直前で吹き抜け部分と階段の手摺りを親友M君の手助けで救われた。
突貫で単管パイプを切断し接続パーツで組み上げて様にしたのは
建築業界のプロからも褒められたからチョット嬉しかったな。
時間が有ったならペイント迄済ませたかったがそう悠長にはいかない。
完成と言っても建物が健全な形で建っただけでこれからは楽しくも悩ましい
地獄の作業の日々がやはり期限付きで待っているから花見どころではないのだ。
一階部分の床はコンクリートの打ちっ放し金ゴテ仕上げだが
そのままでは白粉を噴くからペイントが必須。
荷物を入れる前に仕上げなければならずこれには焦る。
先ずは入念なほうき掛け・・・
そして養生テープで塗らない部分を片っ端からマスキングし
塗料本剤と硬化剤をミックス。
ここでオレともあろうスペシャリストが大きな過ちを犯した。(大汗)
塗料の完全硬化は8時間となっているが塗れる粘度を
維持しているのはとんでもなく短かった。
説明書きにはその様な注意書きは一切ないから
2時間位で終了するペースで先ずは塗り難い部分が多い
トイレ&シャワー室から始めた。
なかなか上手く塗れた。
そして本命の床へと移り再びかき混ぜてみると
重い・・・
ムムム???
表層だけは未だ柔らかいが中層下層は餅を突っつく様に硬い。
予想では2~3時間で硬化が始まると思っていたのが大間違いだった。
これからが本番なのに・・・
混合率を間違えてもいないのに凝固するのがハ・ヤ・ス・ギ・ル。
絶対に全部塗れないと判断したので一部の布基礎だけ
塗れるところまで塗ってジ・エ・ン・ド。
コンクリート床の塗料って意外と高額で10キロで約三万円。
五千円分も使っていないのに残りはゴミの塊だ。
バカヤロー
硬化剤って結局ボンドと同じ接着剤なんだよな。
今回の失敗から学んだよ。
次は小分けしてセコクやるしかない。
塗料調達に時間が掛かるから
床塗りはペンディングとするが早くこの山を越えないと・・・