泡盛なかゆくい

第一期・泡盛マイスターがお届けする、沖縄やアルコールに関する日々雑感。

電気ブラン

2005年12月24日 | スピリッツ/リキュール/ウイスキー/焼酎
近所のスーパーに電気ブランの復刻ボトルが売られていたので、ほとんど衝動買いで手にしてしまいました。

電気ブランは浅草にある老舗の「神谷バー」で数年前に飲んで以来です。お年を召した方々が黒ビールをチェイサーにしながら電気ブランを片手に盛り上がっていたのが印象的でした。一番最初にその名前を知ったのは、大学時代に所属していたサークルの合宿で、べろべろに酔った仲間を見た先輩が「あいつ、こないだ電気ブラン飲んだときよりも酔ってるな」とぼやいたのが最初。「電気ブランって何ですか?」と聞いた私に「うーん、なんだか整髪料みたいな匂いがする酒なんだよなー」と先輩は答えたのでした。まあ、ひどい表現ですよね。

電気ブランは、フランスから日本にワインの製造技術を初めて持ち込んだ神谷殿兵衛氏が明治15年に作ったカクテルです。お名前からご察しのとおり、神谷バーの創業者です。電気ブランは、当時は「電気ブランデー」と呼ばれていました。ハイカラなものがもてはやされるのはいつの時代も一緒で、何でも名前に「電気」がをつければハイカラなものに見えたそうです。それで「電気ブランデー」と名付けたのだとか。

ラベルを見ても材料がはっきりと明記されておらず、調べたところによれば、ブランデー、ジン、ドライベルモット、ホワイトキュラソー、ワインなどが使われているとのこと。製法は今でも秘密なのだそうです。甘い香りのブランデーと言われれば、頷くような風味です。

冷凍庫でキンキンに冷やした電気ブランを、おちょこをちょっと大きくした程度の小ぶりのグラスに注いで、私はそこにタンカレーを少量足します。電気ブランだけだとちょっと甘みが気になるのですが、タンカレーをちょっと足すだけで輪郭がはっきりしたカクテルに化けてしまいます。夜は日に日に寒くなってきましたが、風呂からあがって布団に入るまでのわずかな時間に軽く喉と胃を温めるのに最適です。
ジャンル:
お酒・お茶
キーワード
電気ブラン タンカレー ドライベルモット ホワイトキュラソー
コメント (0) |  トラックバック (0) |  この記事についてブログを書く
Messenger この記事をはてなブックマークに追加 mixiチェック シェア
« 沖縄すば | トップ | 香りのサンプル »

コメント

コメントはありません。

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
※文字化け等の原因になりますので、顔文字の利用はお控えください。
下記数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。この数字を読み取っていただくことで自動化されたプログラムによる投稿でないことを確認させていただいております。
数字4桁

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。

あわせて読む