自分の誕生日が近づいていることもあり、今年はどんな酒を買ってもらおうかと物色がスタートしています。ふと気づけば、昨年の誕生日に買ってもらったシングルモルトについて、まったくブログで紹介していないということに気づきましたのであわてて1本のレビューを書こうと思いました。
・グレンモーレンジ シェリーウッド フィニッシュ
・グレンリベット16年 ナデューラ
・クラガンモア12年
・ダルモア12年
昨年の誕生日プレゼントにこれら4本を買ってもらったわけですが、この中で最も私の評価が高かったのが「グレンリベット16年 ナデューラ」でした。
歴史ある実力派の蒸留所として知られるグレンリベットですが、ナデューラ16年は、2006年にリリースされたファーストフィルのバーボン樽のみからボトリングされたカスクストレングスです。ナデューラとは、ゲール語で「ナチュラル」という意味です。ナデューラは英語読みで、ゲール語だと「ナータラ」と読むのだそうです。バニラや蜂蜜等のフレーバーが前面に出ているのは、ファーストフィルのバーボン樽のおかげだと思われます。
カスクストレングス以外に、「ナチュラル」を示す情報がラベルにあります。ノンチルフィルタード、つまりチルフィルターをしなかったという情報です。同じ蒸留酒である泡盛と同じですが、蒸留した原酒は冷却すると溶けこんでいる油性成分が飽和状態になって白濁してきます。この白濁を防ぐために、あらかじめ冷却して濾過してしまうことをチルフィルターと言います。泡盛なら米、ウイスキーなら麦といった原料に由来するのが油性成分ですので、チルフィルターをしてしまうと軽い風味になって、旨味やコクが薄れてしまいます。このナデューラ16年は、ノンチル、つまりグレンリベットそのままの濃厚な香味を感じることができるというわけです。
ナデューラは、バッチナンバーによってアルコール度数が異なるようで、私が手にしたのは57.6度。もともとのグレンリベットが、やわらかくさっぱりしたシングルモルトであるのに対し、ナデューラ16年はバランス良く、本来のグレンリベットの持つポテンシャルをアンプリファイアした商品に仕上がっています。しかも度数の高さは、まったく感じられません。フレッシュな花蜜にオークの芳ばしい香り、さわやかで上品なハチミツのような甘みと、押し寄せてくるナッツとスパイスのフィニッシュ。いつまでも味わっていたくなるような余韻の長い香気は、わずか一杯で十分に満足させられる完成度の高さです。しっかりと香りが堪能できるテイスティンググラスで味わうと、もっともっと満喫できることでしょう。
バーでナデューラを注文するときは、最後の一杯にすることをオススメします。先にナデューラを味わってしまったら、他のシングルモルトに浮気できなくなっちゃいますので。
・グレンモーレンジ シェリーウッド フィニッシュ
・グレンリベット16年 ナデューラ
・クラガンモア12年
・ダルモア12年
昨年の誕生日プレゼントにこれら4本を買ってもらったわけですが、この中で最も私の評価が高かったのが「グレンリベット16年 ナデューラ」でした。
歴史ある実力派の蒸留所として知られるグレンリベットですが、ナデューラ16年は、2006年にリリースされたファーストフィルのバーボン樽のみからボトリングされたカスクストレングスです。ナデューラとは、ゲール語で「ナチュラル」という意味です。ナデューラは英語読みで、ゲール語だと「ナータラ」と読むのだそうです。バニラや蜂蜜等のフレーバーが前面に出ているのは、ファーストフィルのバーボン樽のおかげだと思われます。
カスクストレングス以外に、「ナチュラル」を示す情報がラベルにあります。ノンチルフィルタード、つまりチルフィルターをしなかったという情報です。同じ蒸留酒である泡盛と同じですが、蒸留した原酒は冷却すると溶けこんでいる油性成分が飽和状態になって白濁してきます。この白濁を防ぐために、あらかじめ冷却して濾過してしまうことをチルフィルターと言います。泡盛なら米、ウイスキーなら麦といった原料に由来するのが油性成分ですので、チルフィルターをしてしまうと軽い風味になって、旨味やコクが薄れてしまいます。このナデューラ16年は、ノンチル、つまりグレンリベットそのままの濃厚な香味を感じることができるというわけです。
ナデューラは、バッチナンバーによってアルコール度数が異なるようで、私が手にしたのは57.6度。もともとのグレンリベットが、やわらかくさっぱりしたシングルモルトであるのに対し、ナデューラ16年はバランス良く、本来のグレンリベットの持つポテンシャルをアンプリファイアした商品に仕上がっています。しかも度数の高さは、まったく感じられません。フレッシュな花蜜にオークの芳ばしい香り、さわやかで上品なハチミツのような甘みと、押し寄せてくるナッツとスパイスのフィニッシュ。いつまでも味わっていたくなるような余韻の長い香気は、わずか一杯で十分に満足させられる完成度の高さです。しっかりと香りが堪能できるテイスティンググラスで味わうと、もっともっと満喫できることでしょう。
バーでナデューラを注文するときは、最後の一杯にすることをオススメします。先にナデューラを味わってしまったら、他のシングルモルトに浮気できなくなっちゃいますので。



















