ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Olé Olé Olé! : A Trip Across Latin America / The Rolling Stones (2DVD)

2017年05月18日 | DVD

Olé Olé Olé! : A Trip Across Latin America / The Rolling Stones (2DVD) (2017)

昨年2月から3月にかけて行われたローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)の南米ツアーを記録したドキュメンタリー映画。最終キューバ公演を収録したDVD+CD作品「Havana Moon」の日本盤スーパー・プレミアム・ボックスに、世界に先駆けて封入されていたが、(思った通り)単体での発売とあいなった。ライヴ映像の完奏こそないものの(2枚目で完奏ライヴ曲が10曲観られる)、南米の公演をひとつづつ、それぞれの国と音楽の話題を絡めつつ、何から何まで手探り状態で進むクライマックスの最終キューバ公演までの道程を描いている。

南米のファンのロック・バンドへの熱狂ぶりは前から知られているし、これでよくあの大規模公演が成功裡に行われるものだといういい加減さというか、大らかさも垣間見える。「ロリンガ」族なるストーンズ崇拝グループの存在も始めて知った。どの国も多かれ少なかれ政情不安を抱えていた(いる)ので、過去の弾圧も多く、全面的に解禁されたのがまだここ最近だというのも信じられないことだ(ま、日本だってたかだか40数年前に彼らを入国禁止にした訳だが)。

ただどの国をとっても、ロックに限らず音楽に対する情熱は不変で、その昔「東欧を民主化したのはロックがあったからだ」とキース(Keith Richards)がうそぶいていたのもまんざら嘘でない。禁止されれば情熱はその倍にもなって蓄積されるもの。様々な媒体で音楽が溢れ、音楽それ自体が”安物”に成り下がってしまった先進国とは、やはり色々な意味で音楽それ自体の持つパワーが違うようだ。

映画はテンポ良く進み、一気に見させてしまう求心力があってなかなか良い。彼らの伝記映画などでは、ファンであるが故に消化不良に悩まされることが多いが、変にドライにもウェットにもならず、今のストーンズのバンドとしての魅力を映し出すのにも成功していると思う。一度あの南米の狂乱のスタジアムに身を置いてみたいナとも思うが、きっと周りの汗だくで体臭の強い奴らにもみくちゃにされた時点で帰りたくなるんだろうな(笑)。

そしてなんと!秋の欧州ツアーが発表された。なんという爺様たち!

amazonにて購入(¥6,092)

  • Format:DVD-Video, NTSC
  • Subtitle: 日本語
  • Region: Region 2
  • Disc : 2
  • Label : ワードレコーズ
  • 2017/05/12

 

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