ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

寿し処 圓山 (2) @名古屋市中区・栄

2014年04月14日 | 名古屋(中区)

栄の繁華街の大きな通り「錦通」沿いにありながら、一歩中に入ると静かな別空間が現れるお店「寿し処圓山」に久しぶりに訪問。この日はたまたま近くに居たので、ランチ・タイムに飛び込みで入った。店に入るとまだ先客は居なかったが、すでにカウンターに皿や箸が用意してある席があったので予約が入っていたんだろう。漬け場にいる男性(主人かな?)に1人だと告げると、少し待たされ、裏で確認があったあとにOKが出た。改めて皿や箸がもう1席分用意され着席。以前は昼のメニューにばらちらしもあったはずだが、メニューには見当たらず、握りのランチが2種類に変わったようだった(あまりしっかり見なかったので間違いがあるかも)。それに伴い、以前と値段も少々違っていた。

相変わらず静かな店内。緊張感がある訳ではない。横に長いカウンターの向こうで、握り手の方も特に口を開かず、黙々とタネの準備。栄~錦という賑やかな場所にあって、別空間っていう意味ではなかなかいい。ただ、握り手や給仕の方(女将かな?)を含めて、凛として落ちついた雰囲気というよりは、ちょっと暗い雰囲気なのが不思議。ひょっとすると普段、客は常連で占められているのかも。

握りは以前と違い、ひとつづつ置かれる。相変わらず端正な形の握りは、タネの調子もなかなか良い。前は海老は炙っていなかったと思うが、今回は帆立、金目、海老、穴子など握る前にひと炙りするタネが多かった。以前と同じくランチに光物はなし。途中、お椀が出る。いつも見事だなぁと思うのはここの鉄火巻き。けっこう有名な店でも巻物が綺麗じゃない店が時々あるが、ここはしっかりタネが芯に入り、バランスも上々。もちろん赤身の質も調子良く、おいしくいただいた。値は上がったけれどこの握りなら充分だろう。(勘定は¥2,160)

前回の記事はこちら

寿し処 圓山

愛知県名古屋市中区錦3丁目18-19

( 錦 にしき 寿司処 圓山 すしどころ まるやま 鮨処 )

 


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