ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

丸万 @岐阜県岐阜市

2017年06月18日 | 岐阜県(老舗・中)

岐阜市の柳ヶ瀬商店街の北の端、弥生町にある中華そばの「丸万」へ。創業は大正末期だというから長い歴史がある。この近辺では「丸デブ」(大正6年創業)の次ぐらいになるのかな。店の前はいつも和出汁のいい香りが漂っている。間口は狭いが店構えは新しくモダン。小さなサンプルケースが入口横に。緑色の暖簾をくぐって中に入ると2人掛けや4人掛けのブース席が並んでいる。正面の壁には大きく「懐古」の文字が(見なかったが反対には「進取」の文字もあるらしい)。調理場は入口横の小さなスペース。給仕は年輩の女性、調理は若い衆がやっていた。品書きの中から「ワンタン」を注文。確認するように復唱されたのは「ワンタン麺」と間違えることが多いのだろう。調理を待っている頃には席がどんどん埋まっていった。

しばらくして運ばれた「ワンタン」は、当たり前だがワンタンのみで麺はなし。そのほかにはチャーシュー、蒲鉾、細メンマ、そして刻み葱。ワンタンは黄色く色付いていて、具は無し。トゥルンとした舌触りでスルスルと飲むように入っていく(熱いけど)。スープは濃い色をしていて、店名にあるように和風出汁。少し甘みもありまろやか。これが何とも旨い。同じ大正生まれでも丸デブとはまた違う味。自分達が今言う”昔懐かしいラーメン”のスープは、自分達が思っているより化学調味料がキツかったはずだけれど、こちらはそういうケミカルさは感じない(実際に使っていないかどうかは知らない)。具材のチャーシューや細メンマの調子も良く、スープも残すことが出来なかった。次はチャーシュー麺か、冷やし中華そばか。(勘定は¥550)

 


 

↓ 若宮町にある我が国初だという「震災紀念堂」(明治26年・1893・建造)。明治24年に発生した「濃尾震災」の犠牲者を慰霊するために造られた。唐破風のお堂だが、毎月28日のみ公開されていて、普段は立ち入ることが出来ないのが残念。国の登録有形文化財に指定されている。

 

 


 

和風中華そば 丸万

 岐阜県岐阜市弥生町5

 

( 岐阜 ぎふ 柳ヶ瀬 柳ケ瀬 やながせ まるまん マルマン 中華そば ラーメン 天麩羅中華そば 天ぷら中華 近代建築 国登録有形文化財  )

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