ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

頭部管変更の最終報告

2017年09月03日 07時52分57秒 | フルート
 昨年から今年にかけて、メインとサブの楽器の頭部管を変更しました。

 メインの楽器の買い替えはしない積りでしたが、レッスンが進むと登場する高音、特にFisとGisの安定性や弱音に問題が有り、先生の再三の懇切なアドバイスにもかかわらず、足踏み状態が続いていました。吹き手が原因とは思いますが。

 楽器店に問い合わせましたら、頭部管変更により高音が改善されたと聞いた事がありますとの事。藁をもつかむ思いで早速出向いて試奏して見ると、Fisが吹きやすいもの、Gisが吹きやすいもの、FisもGisも吹きやすいものなど、いろいろな頭部管が有りました。

 結果として音量も向上しましたが、普通なら頭部管を選ぶ際には音量を優先するのではと思います。

 サブの楽器に関しては最近のブログに書いた通りで、メインの楽器の頭部管変更でかなり差が開いてしまい、少々可哀そうな状態になっていました。そんな折に金メッキの効果を知ったため、新たな頭部管の注文に踏み切りました。比較的安価で性能の良い頭部管が得られると踏んだためです。

 結果は予想外のやわらかい音質が得られ、吹きやすい利点もいろいろ見つかり、なんとメインの楽器との優劣が縮まる結果になりました。元の楽器と頭部管の合計金額で比較すると約4倍の違いがあるため、私としては少々複雑なものがあります。

 この二本の楽器の例では頭部管を変更した効果がかなりありました。手持ちのフルートや新たに購入する頭部管にもよりますが、フルートを買い替えるよりは低コストで済む場合が多いと思います。

 新しい頭部管を購入すると、元々の主管と足部管が先に古くなって支障があるのではないかと危惧する方が居らっしゃると思いますが、私のサンキョウエチュードの主管と足部管は20年経過していても問題はありません。少なくともそれより上のグレードのフルートなら、あまり問題ないのではないかと想像します。


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