ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

音大生就職のヒント

2015年07月30日 16時03分26秒 | 音楽
 現在の先生を含めて、ご指導の先生はヴァイオリンの先生お二人とフルートの先生お二人。ごく最近フルートアンサンブルの先生にもご指導も受けるようになりました。これらの先生方は勿論、練習室を借りに行く教室の関係者ほとんどは音大卒業者。

 採用業務経験から言えば、音大生が一般の文系の大学生にまじって同様の就職先を目指すのは多分不利。「体力には自信が有ります。」とか「アルバイト経験を通じて人と人との和の大切さを学びました」などと言う嘘っぽいセリフを臆することなく言えないとね。

 演奏家になるのは一つの理想。それには①演奏の能力、②自己PR能力、③チャンスが降って来る場に偶然でも居合わせる能力(?)などが必要と思います。①の演奏の能力は専門家が見た優劣はあると思いますが、聴衆にはそれほど分かりません。実利を追求するならそれ以外の②③の能力を磨く必要性が大きいと思います。プログラムビルディングの能力もとても重要とか。

 関連しますが自前のリサイタル、1回目はよくても以降は客が減り、「3回目の壁」が有ると聞きます。私個人は「近い」、「安い」、「肩が凝らない」演奏会なら毎週でも行きたいくらい。でも遠くまで行くのは面倒だし、高い金額は払いたくない、面白味のない自己満足的な曲が多いと敬遠したくなります。聴く側の立場に立って工夫すれば集客は可能と思います。

 教員は専門性が活かされ生活も安定する一挙両得の職業。ただしポストは僅少で、空きが生じるまで待つ必要があります。少子化の影響もありそう。なお国公立の場合、アルバイトは原則出来ませんので副業収入を考える場合は私立に問い合わせるべき。

 楽器メーカーや楽器販売会社、音楽的な企画を行なう会社などの音楽関連企業に職を求めれば専門的能力が活かせると思います。私が毛替えや調整をお願いしている銀座の大手楽器店の弦楽器売り場やフルート売り場には音大出身者がかなり居ます。私がヴァイオリンを購入した際の担当者は現在教室を経営されています。

 その教室。独立開業する場合にはレッスン用の部屋を確保する必要があります。立地条件も考慮しないとね。既存の教室の講師の場合は経営上のリスクは無くても月謝の一部が教室に入ってしまいます。お子さんが減少しているので先細りがあるかも。むしろ私のような年配者ならかなり居るので開拓の余地は有ります。少々覚えは悪いかも。よろしくお願い致します。


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