ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

極めて下品な表現が幅を利かせる

2016年03月28日 19時25分02秒 | その他
 「保育園落ちた日本死ね」というフレーズがあたかも流行語のようになっています。

 保育園に入所づらい現状を批判するものである事は明らかで、心情は分からないではありませんが、表現は下品の極致。「日本死ね」と言うからには日本人を捨てた積りなのか、日本国籍を持たない日本在住の人が発信しかのいずれかに違いありません。日本人としての権利は放棄して頂きたいもの。

 仮に本気で現状を是正したいのであれば人権派の弁護士に依頼するとか、一般庶民寄りを標榜する政党に訴える方がまだマシ。匿名で訴えて騒ぎを起こそうとするのはとても卑怯な行動と思います。

 このような表現、行動がまかり通るようになると世も末。

 そのうち保育園に入れない事による損失の補償を求める訴えが提起されるかも知れません。ついでに言えば、特別養護老人ホームに入れない老人を抱える家族なら生じている経済的損失の補償を求めたいだろうし、子どもが貧困のために高度な教育を受けられない事も今後の収入に影響するとして補償を得ようとする考えも生まれるかも知れません。

 政府は「保育園落ちた日本死ね」に特別に反応し対応しようとしています。しかし予算は限られますから、他にもある諸々の問題が、声が小さいあるいは聞こえないためにしわ寄せで後回しになって行く公算が大きいと思います。選挙対策と言う面もあるので、珍しく政府の迅速対応が行なわれます。

 「保育園落ちた日本死ね」を言った人はそこまで考えたのかな。それ自体は正しいと思って発言した積りでも、迷惑を被る人も居る筈。他人の事はどうでもよいか。


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