香を焚き花を手向ける

日記に書き綴っていたことメモしていたこと生と死と様々なことへの雑感などを綴る徒然日記。

校庭キャンプ

2017年07月16日 08時45分32秒 | 世相
毎夏のうちの一日半は、クーラーを入れる必要がない気温でもクーラーを使わないといけなくなる。

また、そんな頭が痛くなる季節がやって来た。

居住区内の小学校で「校庭キャンプ」というイベントが開催されるからだ。

我が地区にある小学校の校庭キャンプは、たいてい梅雨が明けるか明けないかという微妙な時期に開催されることが多く、我が家は家の立地条件から梅雨の時期だと日が落ちればクーラーが必要ない。

しかし、校庭キャンプが催される一日半ほどの間だけは、クーラーが必須となる。

日中は、そこそこ気温が高いのでクーラーが必要な時間帯があるが、温暖化が叫ばれている昨今でも有り難いことに夜は意外と涼しいのだ。

それなのに「校庭キャンプ」の日になると、非日常に身を置いた子供達が興奮して、明け方近くまでずっとキャッキャと騒いでいて、大人たちが叱る声はなく、こちらは、窓を閉めないと寝付けないなのだ。

エアコン代を校庭キャンプ主催者に請求したいくらいだ。と当初は少々大人げない怒りがあった。寛容さがないぞと自分を戒め、我慢すること十数年を経てある疑問が湧いた。

明け方近くまで騒ぐ子供達を制することが出来ない状況を考えた時「校庭キャンプ」とはいったいなんの目的を持ったものなのだろう?と思ったのだ。


私が子育てしていた時代にはなかったのでよくわからない。ましてや、何のために開催されるものなのかもわからない。学校が主催しているのか?PTA主催なのか?調べてみると地域差はあるものの学校主導というところはほとんどないらしく、どうやらPTA主導で開催し教職員はそれに協力というところが多いようだ。PTAと一部の教職員に地域の自治会や子供会や青年団などが協力している地域もあるらしい。我が居住地では関わっているのは子供会らしい。だから、自治会から住民に対して周知がないのだと思うし、就学児童がいない私には実態が分からないのだろうと思う。「地域」が関わっているから近隣住民からの苦情もないのかもしれない。

それに、校庭キャンプをするためには大変手間がかかるらしいこともわかった。まず、保険に加入しなければいけない。夜中の見回りも必要だし、キャンプには何よりテントが必要。それもひと張りふた張りではなく何十張りも必要だからテント代だけで相当な費用が掛かる。もしかするとレンタルがあるのかもしれない。そして、昼間は様々なリクレーションも用意しなけれないけない。食事の為の食材の調達から調理もしなければいけない。こういった準備は、ほとんどの場合父兄がやっているらしい。夏場なので熱中症対策も必要だ。それでも、野外活動よりは人手も費用も掛からないので交通費等々を考えると「校庭キャンプ」はやりやすい夏場の野外活動となっているらしい。

開催目的として一番目に付いたのは、近隣住民とのコミュニケーションや子供たちにテントの張り方を覚えてもらうとか、災害が起きた時の避難生活に備えたシュミレーションなどで、私が想定していたものはなかった。

それでも、なるほど、子供のためにお父さんお母さん方は、奮闘努力されているのだなと感心した。
ネットでも検索してみたが、校庭キャンプに対する批判は出てこない。

やはり、私が大人げないのだと自己嫌悪に陥ったのだが、ふと、昔、キャンプによく行っていた頃のことを思い出した。


山の中のキャンプ場でも消灯時間は決められている。

しっかりしているキャンプ場であれば、消灯時間を守らず夜遅くまで騒いでいるグループがいるとキャンプ場管理人から強制退去させられる。

人声やラジオなどの音だけでなく、テントの中で明かりを灯すとテントの布越しに隣りや向かいのテントを照らして就寝している人の眠りを妨げる。自然の中でのキャンプ場にも「近所迷惑」があるのだ。

初めてキャンプを体験した時に、夜中まで騒がしいグループがあって、利用規約に消灯時間が書いてあったのに迷惑だと思っていたら、何やら言い争うような声が聞こえたかと思うと、急に静かになった。この辺から私は昼間の疲れからウトウとしてしまったのだが、車のエンジン音を聞いたような気がしていた。

翌朝、テントがひと張りなくなっていた。

騒いでいたグループが管理事務所から注意をされて夜明け前にキャンプ場を去ったと知った。


自然の中にあるキャンプ場でも守るべきルールがある。

ならば、街中の小学校で開催する「校庭キャンプ」なら、尚更、消灯時間があって然るべきではないだろうか。


子供達と子供の親達と自治会などの地域と学校との交流を測れることは大変喜ばしいが、子供を見守り監督する大人が飲酒するケースもあるらしいと聞く。我が居住地の場合も0時を回って大人が騒いで大声を出している。これでは、子供を見守り監督することは出来なくなる。

当たり前のルールを守るよう子供に言い聞かせるのは当たり前だ。聞き分けがない子供は自宅へ帰して当然だと思う。それが出来ないなら、一年に一回の親と子供の校庭での無礼講か?と見られても文句は言えない。


本来の「キャンプ」というのは、自然の中で行われるもので、その自然の中での守るべきことと集団での規律を守ることを学ぶ側面がある。

自然の中で規律を守らなければ、命の問題に直結することがあるからだ。

野外に出かける必要がない「校庭キャンプ」は、費用面でも準備面でもお手軽なようだが、その分だけ野外活動で否応なく味わわさせられる緊張感もないのだろう。


明け方近くまで子供を好き勝手に騒がせていいて本物の「交流」ができているのか。
明け方まで騒いでいた子供達が、体内時計を狂わせこの後の日常生活に支障が出ないのか。
「校庭キャンプ」が子供達にとって有益なイベントになっているのだろうかと案じている。

こちらも、毎年決まった時期に睡眠不足になり、日常生活を狂わせられている。


どんな場面でも、当たり前のルールを守ることを忘れてもらっては困る。


さてさて、今年はどうなることやら。緊急車両が出動しなければ良いが。






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