![]() |
予定通りの輪数で終了するとなれば残すは7話。
この作品で"大団円"は最早望むべくもなく、数多く描かれるだろう死の過程の中で誰がその屍の上に立ち残り、その後の世界を生きていくのか。 そして残った彼らの生きるその世界はどんな変容を遂げた世界なのか。
自分の興味はもうすでにそちらに移っていて、考察よりも事の成り行きを見守る、そんな俯瞰モードな感じになっているのですが、それにしても容赦ないキャラ退場の数々には少々呆気にとられてしまいました。 その様子はまさに"決戦"の名に恥じない様相を呈していましたが......事態は多くの意思と思惑が交錯しながら複雑さを増し、ますます混乱と混沌が広がりつつあるようで。
なぁロロ...。 ほんの少しでいいんだ...。 ナナリーと..話をさせてくれ......。
東京租界の直上、唐突に放たれたブリタニア最新の大量破壊兵器"フレイヤ"。
その破壊の跡を見下ろし、絶望的な言葉をロロに投げかけるルル。
超局所的に、まるで空間を削り取るかのように効果を発揮し、その効果範囲にあったものを、建造物も土地も人も、一緒くたに跡形もなく"消滅"させる、ニーナの開発した大量破壊兵器。 その破壊のほぼ中心となったのが政庁。 その政庁には、ルルがあれほど守りたいと願い、そしてゼロとしての行動を起こすに至る理由の一つだった、たった一人残った肉親、妹ナナリーの姿が。
"フレイヤ"が一体どんな兵器なのかの解説・考察は他の方にお任せするとして、コトが起こったあとの様子を見る限り、ナナリーが助かる余地は絶望的に低い。 頼みの綱、唯一希望があるとすればすぐ傍にいた咲世子の存在ですが、目と足が不自由なナナリーを抱えてとなると...。
ルルとスザクを繋ぐ最後の鍵となるだろうナナリーの生存を信じたいのですが、あの状況下で生存させるとなると、それ相応の理由を説明してもらえないことには、ここまで築き上げてきたストーリーを一気に陳腐化させてしまうことにもなりかねないので、生きていてほしいと願いつつもちょっと複雑な気分です。
ナナリーを失った今(現時点ではその可能性が高い)、ルルが何をその行動原理において黒の騎士団を率いるのか、ギアスに原因があるとはいえ、"フレイヤ"を放ちナナリーをこの世から消した事実(まだ生死不明ですが)を前にしたスザクがどんな行動(もしくは思い違いやら思い込みやら)に出るのか出ないのか、二人の選択とその交錯に注目したいところです。
それにしても......フレイヤが放たれたときのあの一瞬の微笑み、シュナイゼル黒すぎ&怖すぎ。
彼こそ本当の意味で"危険人物"に見えてきました。 その望み、考えが分からないだけに不気味さは増すばかり。
■四聖剣
卜部、仙波に続き、四聖剣の一角、朝比奈死す。 これで藤堂が従えてきた四聖剣は紅一点の千葉さんただ一人に。 その彼女も危うくグラストンナイツに墜とされるところでしたが、今回は何とか九死に一生といったところ。
彼女にはもちろん生き残ってほしいと願っているのですが、でもこうなってくると......彼女が想いを伝えるのはその想い人藤堂を守って死ぬとき、そんな嫌な予感がしてきます。
藤堂は藤堂で朝比奈から嚮団殲滅作戦の真相を聞かされたことでしょうし、その真相を知った上で藤堂がどういう行動に出るのかも気になるところです。 もっとも藤堂がルルに対して何らかの行動を起こすにしても、まずは自身と四聖剣とニッポン人の悲願たる"ニッポン奪還"を成してから、だと思いますが。
■ギルフォード
ダールトンに続き、ギアスに囚われたままに退場することになってしまったコーネリアの騎士ギルフォード。 コーネリアの腹心は何れもルルに従って退場するということになってしまいました。 が、ギルフォード自身は自分が仕える主君たるコーネリアのために戦い、最後まで忠義を尽くしたという一種の達成感はあったのかも。
元々和解はあり得ないと思っているのですが、ギルフォードの死とその真相を知ったとき、コーネリアがルルに対して何を想い、どんな行動に出るのか、真実を持ってルルと対峙する瞬間が楽しみでもあり不安でもあり。
■アーニャ
モルドレッドで蜃気楼を圧倒していたアーニャはまたもや突然のフラッシュバックによって戦線から脱落。 アーニャの真実に辿り着いていそうなC.C.はあの通りですし、今度は一体どんな記憶?のフラッシュバックがあったのか気になります。 ルルとの戦闘では政庁から離れる方向で押していたと思うので、フレイヤの被害の範囲外でしょうから、その点は残された謎のこともありますし安心してます。
■カレン&紅蓮聖天八極式
奪われた紅蓮を取戻し、カレンがついに戦線復帰!
ロイドとセシルが趣味全開で手を入れた紅蓮聖天八極式はスザクの駆る仇敵ランスロットコンクエスターを圧倒、一方的な展開で一蹴する様子はホントに爽快そのもの(色んな意味でね)なのですが、これがロイドとセシルの趣味の結実だと思うとちょっと複雑。 機能的なものはまぁいいとして、あのデザインは歓迎できません。
せっかくの復帰&デビュー戦もフレイヤの衝撃にもっていかれちゃったし、とっととラクシャータの手に戻して彼女の求める姿にしてほしいのだけれど...無理? 無理ですか?(泣)
カレンとジノのこれからもちょっと気になるところです。 この二人に意外な展開を期待したいのですが。
次回は「第19話 裏切り」
ナナリーを失った(まだ生存の可能性もありますが)ルルは絶望に翻弄されていることでしょうが、そんな中にあって、不安要素と呼べるものが自陣の中で山積状態。 スザクのことも気になりますし、果たしてこのサブタイトルの表わす意味がどう次のエピソードで描かれるのか、次週が待ち遠しいです。
以下、TB先。
アニメレビュートラックバックセンター
トラックバック・ピープル
コードギアス 反逆のルルーシュ トラックバックセンター














































>彼こそ本当の意味で"危険人物"に見えてきました。 その望み、考えが分からないだけに不気味さは増すばかり。
まあ自分が一番の世界でしょうね。あとは皆平等でいいけれど、対等と下克上は許さない感じだとおもいます。宰相の怖さを今回に散々書いてみました。。
こんばんは。いつもTBでお世話になってます。
やっぱり逝っちゃいましたかねぇ、ナナリー。
ひょっこり出てきちゃいそうな気きもしますけど、出てきちゃってもなぁー。^^;
生きてるのは嬉しいんですが、作品的にそうなるとちょっと残念な気が。
五遷・主簿さんがシュナイゼルと皇帝との関係、シュナイゼル自身について
書かれていましたが、自分もそう思います。相手の心地良い言葉だけを並べて、
なおかつ自分の思う方向に誘引していく。うーん、怖い人だ、シュナイゼルってば。
皇帝、シュナイゼル、ルル、三つ巴の戦いとなっていくんでしょうかねぇ。
それもまた楽しみです。
とにかくぞっとしましたね。
何という物を、作ってくれましたかね。
ニーナは・・・。
>二人の選択とその交錯
もはや完全に孤独になってしまった、ルルーシュ。
死にたくとも死ねない、生き地獄の中にあるスザク。
それでも、2人は戦い続けるしかないでしょうね。
ルルーシュは、自分への憎しみを戦う意思に変えて。
スザクは、どうかなあ・・・。
敵を多く殺す事が、罪滅ぼしになるとは思えません
が、それでも戦うしかない。
中から、この世界を変えるために。
>彼こそ本当の意味で"危険人物"に見えてきました。
「情けなど、所詮は道具。」
そのような感じでしょうね。
この手の人物が一番怖いし、敵としては最悪。
ルルーシュがどう出るか。
そして、皇帝の真の狙いは?
予想が全く出来ない・・・。
こんばんは。お返事遅れてしまいました。
世間はいわゆる"お盆休み"ですが、CIC担当さんはいかがお過ごしですか?
自分はいつも通りお仕事してます。(笑)
>>何という物を、作ってくれましたかね。
作りも作ったり、ですよね。
スザクに撃つことを何度もしつこく迫っていましたが、スザクが出撃する際の
「撃つ覚悟があるのか?」問いに詰まった辺りに、さらに彼女が嫌いになりました。
>>それでも、2人は戦い続けるしかないでしょうね。
何を拠り所に各々どう戦っていくのか、誰が彼らに寄り添ってくれるのか、
その辺に注目してます。どうなるんですかねぇ、この二人。
ルル、シュナイゼル、そしてシャルル。
奇しくもこの戦いの重要人物である三人がニッポンに揃いました。個人的には
シャルルがシュナイゼルにどんな対応をするのかが気になってます。
思えばこの二人が作品内で直接会話しているところって無いんですよね、たしか。
ナナリーも消息不明、多くの命が散っていきましたが、これからどれほどの命が
消えていくのか...。