HIMAGINE電影房

非ハリウッド娯楽映画を中心に、個人的に興味があるモノを紹介っ!

好きなのです、『黄金バット』

2012年03月16日 | レトロ

 最近、ニコニコ動画でアニメ版『黄金バット』(1967)を観て以来、すっかりハマってしまっているワタクシであります。
 
 そういえば小学校低学年の頃、こちらの地方では夏休みの度に黄金バットの再放送が行われていて、よく観ていたし、あの笑い声も真似したし、オリジナル紙芝居を作ったりした懐かしい思い出がある。カラーで製作された昭和40年代のアニメや特撮ものは、リアルタイムに放映されていたアニメ・特撮番組と同様に私たちは楽しんでいたものだった。今や古いアニメや特撮番組は有料のCS放送でしかお目にかかれなくなってしまい、夏(冬)休みのアニメの再放送といえば『ちびまる子ちゃん』か『ドラゴンボール』『ONE PIECE』位しかない今の子供たちは可哀相だなぁ、なんて思ってしまう。

 現在の目で見れば、確かに作画やアニメ技術は稚拙ではあるのだが、当時の私にはそんな事など露にも思わなかった。 ピンチになれば必ず現れる、絶対的に強いヒーロー・黄金バットを味方にしたヤマトネ博士ら主人公一行が、最新科学の粋を結集させた夢の乗り物・スーパーカーを駆使して、世界征服を企むナゾーの息のかかった奇っ怪な事件を追い、東へ西へ、密林の奥地から深海、はたまた地底世界まで移動するという、スリルや冒険心に溢れた話が毎回展開されるので、そちらに夢中で細かい事なんかに構うヒマがなかったのだ。ま、子供だったしね。

                                        

 アニメ『黄金バット』の魅力は、正義の象徴である黄金バットと対の存在である諸悪の権化・ナゾー、そして主人公たちの強すぎる個性、低年齢視聴者であれば必ず食いつくであろう、毎話登場する魅力的な怪人・怪獣たち、そして空想科学や怪談話まであるストーリー……と思っている。これはこの年頃の男の子であれば絶対に好きそうなエレメントばかり。つまりこれは“鉄板”なアニメではないか!!

 《大きな》よいこたちの好きなアニメばかりが幅を利かせている、現在のテレビアニメ界ではまず作らないであろう空想科学冒険テレビアニメ『黄金バット』、一度ご鑑賞あれ。40年以上前のアニメなのでツッコミ所満載ではあるが、そのうちこのアニメ内世界に浸りきった頃には絶対続きが見たくなるハズだから。

 

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懐かしいなぁ……

2012年02月17日 | 雑記

 此の度、大阪アジアン映画祭で上映される韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』を動画サイトで鑑賞していたら、懐かしい曲に出会った。



 ナミという女性歌手が1984年にリリースした『ビングルビングル(ぐるぐる)』という曲で、ドンピシャ世代の韓国人であるならば話がわかるのだが、日本人であるワタクシが“懐かしい”とはこれ如何に…?

 実はこの当時、NHKで正月一番にアジア各地の年越し番組・人気番組等を紹介する『ハッピーニューイヤーアジア』という番組で、韓国の歌謡祭の紹介があってこの曲が紹介されていたのですよ。韓国人歌手イコール演歌(トロット)のイメージでしかなかったこの時代、この国(韓国)にアイドル歌謡があろうなんてこの番組がなければこの後何年も知らなかったわけで、 今のガールズグループ系K-POPのファンはこの番組に感謝しなければならないだろう…と思う。
 この『ハッピーニューイヤーアジア』は、当時小学生高学年〜中学時代のワタクシに、未開拓だったアジアンポップスの世界を垣間見せてくれた。これがなければ消防車(ソバンチャ)もディック・リー(『マッド・チャイナマン』リリース前!!)もBEYONDも達明一派も知らなかったワケで、ジャッキー・チェンから始まったアジアへの憧憬がここで一気に加速した時期だったといえよう。…普通、ジャッキーのファンならばジャッキーのファン、もしくはクンフー映画ファンのままでいるんだけどなぁ。

 “懐かしい”の理由其の二は、この『ビングルビングル』、なんとナミ本人が日本語でも歌っていて、それを中学生当時ラジオで聴いたことがあるからなのだ。あぁ、まさに早すぎたK-POPソング!そうするとワタクシも20年以上早すぎたK-POPファンなのか?

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謹賀新年

2012年01月01日 | 雑記

 新年明けましておめでとうございます。
 
 今年こそはいい年にしたいぞ、なんて思っているワタクシでございますが、具体的にビジョンが見えてないので(ありゃりゃ…)創作活動や趣味で満足感を得てみたいなぁ。
 
 昨年お世話になった皆様、そして今年お世話になるであろう方々、どうぞよろしくお願いします。そして本年が皆様にとって素晴らしい一年でありますように。


 2012年 元旦

HIMAGINE電影房

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萌える!!女子プロレス

2011年11月11日 | 女子プロレス

 え〜っと、告知です。

 この度、以前タイ映画同人誌『このタイ映画がすごい!2009』でお世話になったサークル《萌えるアジア》から、今ジワジワと盛り上がりをみせている《女子プロレス》の同人誌『萌える!!女子プロレス』が発売になりました。
 執筆者はワタクシとサークル主宰者の小泉優氏、そして『暗黒アジアンハッカーズ』等の著作で知られるクーロン黒沢氏、表紙イラストはなんとあの元女子プロレスラーで現在イラストレーターのコンドル斎藤さんです(ゲラチェックの時に初めて知ってビックリしました)!!
 今回は神取忍のジャパン女子時代の試合レビューと、メキシコ&インドネシアの女子プロレス映画紹介を執筆しました。今思えば現在進行形の選手を扱えばよかったかな?なんて反省しているが、もし次があったら21世紀の女子レスラーについて書いてみたいなぁ。

 『萌える!!女子プロレス』は《萌えるアジア》サイト、Amazon、タコシェで購入できますので、是非お願いします。

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『新桃太郎』を久々に観た

2011年09月12日 | 中華圏映画
 この映画は、現在30〜40歳代の方であれば懐かしさと共に思い出されるタイトルであろう。無論ワタシもそうですが…

 『霊幻道士』(1985)に端を発した、日本に於けるキョンシー・ブームが末期を迎える頃、『霊幻〜』の二番煎じ的作品である『幽幻道士』を放映し、あまりの高視聴率にキャストをそのまま使って30分枠のTVドラマまで製作(台湾のプロダクションが下請け)させたりして、ほぼ独占的にブームを牽引していた某TV局が「『幽幻〜』のキャストとカブってるし、一応流しとくか」(妄想)とばかりに突如放映されたのがこの『新桃太郎』(1987)だった。

 この映画は誰でも知っている日本の童話『桃太郎』を基本ベースに、いろんな面白要素(SFX、アクション、ギャグ等)を盛り込んで作られた結構な娯楽大作なのだが、放映当時(15〜6歳)に観た時には「随分安っぽいなぁ」と思っていた。中華圏特有のクンフーベースのアクションシーンは面白く観れるが、光学合成中心の特撮やベタなギャグ、そしてラストに登場するワイヤー繰演の桃ロボットのチープさに幼心(って歳でもないけど)に安っぽさを感じたのだが、今見れば鬼ヶ島(悪魔島)のセットなんかはよく出来てるし、赤鬼大魔王率いる鬼軍団による村焼き討ちのシーンも、火を使ったりして迫力があってなかなか良い。こんなジュブナイルな内容にも関わらす結構金掛かっているのだ。20年以上経つと観る側も《寛容な気持ち》になっちゃうのかも知れないけど、おっさんになった現在の目で観ても充分に面白かった、っていうのは正直な感想。

 逆に今でも「凄ぇ!」と感心したのは主演のリン・シャオロウ(林小楼)の激しすぎるアクション。立ち回りはもちろんの事、相手から攻撃を食らった際、ワイヤー+コマ落としによる効果により《凶悪》と思える程のスピードで吹き飛ばされていく様は何度観ても凄まじい。きっと彼女自身初の大作という事で相当気合いが入っていたと思う、それは劇中に見せる表情からでも充分に伝わってくる(ワタシだけ?)。そんな彼女の頑張りがあってこそ、20年以上経った今でもこんな色物的映画がワタシや同世代を生きた人たちの心に、鮮烈な記憶として残っているのだろう。

 この『新桃太郎』という作品はワタシら世代の日本人だけでなく、本国台湾の人たちにとってもノスタルジーの対象として受け止められいるようだ。先日、動画サイトで台湾で製作放映された林小楼の現在を追ったドキュメンタリー番組を見ていたら、番組司会者に「桃太郎、林小楼です!」なんて紹介を受けてスタジオに登場していた。今でも林小楼=桃太郎なんだなぁとちょっとだけ衝撃を受けた。ワタシたちと同じ時間を生きた台湾の人たちも、あの時彼女が演じた《桃太郎》が忘れられないんだな、やっぱり。ちなみに番組内で紹介された彼女の現在の肩書きは“演員工作人”。字面からはどんな仕事かよくわからないが、舞台の振り付けをしてる姿が画面に映っていた。見た目はすっかりおばちゃんになってしまったが、それでもあの可愛らしい笑顔は健在だった…!
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