よもやま解体新書

山下和也の制作、見聞記. 北へ西へ南へ。

ワークショップ@千葉市美術館のおしらせ

2016-10-18 08:26:18 | Weblog
先々週、NHKの日曜美術館で特集されていた浦上玉堂。玉堂琴譜を復曲され演奏会を行う坂田進一氏の演奏が映像が見られて大変貴重な番組でした。今、岡山県立美術館で開催している「文人として生きるー浦上玉堂と春琴・秋琴 父子の芸術」は玉堂ファンならずとも必見の展覧会です。千葉市美術館にも巡回するのですが、千葉では館長の河合正朝氏の講演をはじめ、坂田進一氏の演奏会の他、前回、東京国立近代美術館で詩人としてはじめて個展を開催したの吉増剛造氏のパフォーマンスなど盛り沢山のオプションです。実は私もワークショップを担当することになりました。「玉堂に倣うー模写で知る浦上玉堂の魅力」というテーマで、千葉市美術館所蔵の玉堂作品の小品を原寸大で模写するという企画です。先立って数点の作品調査をさせていただいたのですが、生で見る玉堂は前衛!という言葉では易すぎる。確かに筆触のアクションによる水墨画の最高峰と唸ってしまいますが、もっと普遍的で深い世界がある。大作は見ているこちら側の世界を揺り動かすほどの躍動に満ちあふれる迫力ですが、小品とは思えない濃密な世界の具現にも驚きます。1枚の紙にこれだけ見る者を惹きつける世界をあらわせる事に驚嘆です。勿論、美術館で何度も見ているのですが、水墨画の持つ紙と墨の繊細な風合いは生で観なければ体感できない。私の作品も余白と淡墨の消え入りそうな作品なので日々の光を紙や墨が反射吸収し、全く作品の表情が変化する。水墨画は写真で再現するのが最も難しい対象のひとつです。この世界を原寸大で模写するとなると様々な発見が予見され私自身ワクワクします!水墨画の作品を近年描いている私にとっては、玉堂は勿論研究中だったので、この機会は本当に願ったり叶ったりです。ワークショップ期間中は対象作品を展示しているので描いてみてまた作品を観ると新たな視点で作品の魅力を感じることが出来ると思います。募集は始まっていますので、ご興味のある方は是非ご参加ください。
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