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山下和也の制作、見聞記. 北へ西へ南へ。
阿波踊り
2011-08-15 17:50:51
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徳島で阿波踊りを見ました。徳島は小学生くらいまでよく行っていたのですが、阿波踊りは実はきちんと見た事がありませんでした。有名連による本格的な踊りを見てみなさいといわれ、それで今回、桟敷席で初めて阿波踊りを見たのです。阿波踊りの素晴らしさにあらためて驚きました。男舞、女舞の激しくも優雅な動き、フォーメーションや衣裳も見所です。来年の夏も、桟敷席でみなければ!しかもさらによい席で!と思いました。
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動物展
2011-08-09 20:49:32
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京都国立博物館で、動物をテーマとした展覧会が開催中です。
収蔵品が殆どですが、作品は名品がたくさん並んでいて見応えあります。
動物毎に展示しているので、わかりやすくて子供から大人まで楽しめます。
堪能しました。
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襖絵制作
2011-08-09 20:40:09
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襖絵を描きました。
依頼を受けたのは昨年。
それから月日を得て、先日ようやくかたちとなりました。
打ち合わせ等の様々な準備を得て、ついに襖絵制作の日となりました。
のべ2日間、依頼者の家族と共同制作。襖を立て付け、真新しい紙と家族を前に御自宅にて制作。
何を描くかから話し合い、依頼者が描きたいものを画面に取り入れて山水画を描くことと決まる。家族の皆さんも画面の中に住む動物にチャレンジ!その記憶と記録が、襖絵となる。絵を描くことで、いろいろなものがつながる。いろいろと繋げてくださった某氏と依頼者とご家族に心より感謝いたします。
襖絵が、家族の宝物となり、未来の記憶を作る一助となれば嬉しく思います。
皆様、ありがとうございました。
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ホタルのひかり
2011-06-28 21:16:09
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蛍を見た。
数年ぶりに見たのか、イメージにある蛍と現実に目の前にいる蛍は違っていた。蛍の光は儚く、美しかった。闇夜に飛び交うやさしい光。そういえば、10年くらい前に沖縄の八重山で見た蛍は、蒼白く、早いテンポで点滅していた。
前回の個展に描いた山水の中にも小さな光が飛ぶ作品があったが、その光の様が、目の前の蛍の光とふと繋がった。
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ある日やまのなか
2011-06-27 22:30:58
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鹿児島県霧島市。
連日の雨、晴れの日も突然のスコール。
その名の如く、霧の世界。
みどりが深く美しい。
山は呼吸しているかのように、霧を吐く。
木々は風に揺れて踊る。
ある日森の中、瓜坊と穴熊と鳥たちの歌声。
火山地帯。桜島遠望。
美味い酒肴。
温泉。
日本。
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展覧会終了しました。
2011-06-09 18:19:47
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絹に描く 3 山下和也展終了しました。
ご来場いただいた皆様、また、展覧会にご尽力いただいた多くの皆様、本当にありがとうございました。まずは心よりお礼申しあげます。
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山水雑感2
2011-06-09 18:02:30
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これは山水画なのか?と思ったのは自分の中で、山水画というものが、未消化であるからです。山水画についての解説はいろいろあります。しかし、その事が自分にとっての山水の答えではありません。僕にとって、あらためて山水というものをとらえ直してみる事とは、描くという事でしかありえません。自分が描いた絵をみながら、「?」がついたのだから、自分にとって「山水」という言葉に「?」がつかなくなるまで、僕はまだ山水を描いて行かねばなりません。
そんな中で、描くという実践から得られたヒントがありました。
それは「山水」という言葉にある、まさしく「水」の存在です。
日本画には、用途別に様々な筆が存在しますが、そのかなめに水の使い方があります。水を使うには、実は大気や時間も使う必要が技術的に不可欠です。今回、技術としてもそうですが、モチーフとしても、大気や水や時間が重要な要素として現れました。線で描くにも、絵具で描くにも、不定形ゆえに自由であり、自己表出が起こりやすいと感じます。このうつろうものの中に、僕の「山水」に対するひとつの示唆があるような気がしています。
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山水画雑感
2011-05-23 21:20:57
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展覧会が大津(滋賀)から東京に移動しました。
作品を描いていると、考えが整理されることもあれば、逆にシャッフルされることもあります。大津展で自分が取り組んだ「山水」をはじめて眺めてみた初日、「山水」に対する自分の捉え方がシャッフルされてしまいました。
展覧会によせて、僕は下記のような文章を寄稿していました。
・山水画という画題に取り組むということ
画題という括りをあえて使うのは、それをひとつのものさしとして日本画を検証し、可能性を探ることが目的です。古典的な画題にあえて取り組むのは、日本画を再構築するためのひとつの方法です。
山水画という画題は西洋にはありません。山水という言葉もなければ思想哲学もありません。山水画は東洋における世界観、宇宙観を表現しています。山水画は宗教芸術とは異なりながらも、世界をどうとらえるかという点において、どこか通じるものを感じます。そして、日本の山水画は、本流である中国とは別の個性を持った展開をしている点でも、興味深く感じています。今回の試みは、私にとって、現在における山水画の可能性に対する検証のはじまりとなるものです。
歴史的なことやその言葉のもつ意味を比較し、違いを認識することは大切なことだと思います。しかし、それとは別に、風景画と山水画との違いや中国と日本の山水画との違いを直感的にみて感じられるのは一体なぜなのでしょう。何をものさしとして、線引きするのでしょう。
会場に立ち、ただただ眺めていると、なんだかあらためてそう思いはじめたのです。
僕の描いた山水画は絵の中から生まれた山水です。手法としては私のこれまでの制作と同様に、いくつかの既存のイメージや古典技法を組み合わせてひとつの統一した画面をつくる。既存のイメージ(絵画や写真)の部分模写を行い、それらを融合させてあらたな作品を作るというものです。室町から近代までのイメージを組み合わせているので、山水から風景へと移行してゆく作品も含まれています。陳列している作品達のその幅で、見ていてふと思ったのです。これは、山水画なのか?
つづく
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絹に描いて・みる
2011-05-18 22:46:26
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「どうやって絹に作品を描くのですか?」
会場にいる僕に男性が質問しました。「この作品は、まず最初に絹を木枠に張り、滲み止めをしてから絵具で描いています。ここには、最後に紙で裏打ちをして、絹と紙が一体になったものをパネルに貼り込んだものが並んでいます。」
絹に日本画を描くことは、ある時期を境に一般的には減少しました。
昔は紙を継がなければ大きな作品が描けなかったのですが、制作側の需要に応えて紙をつくる職人が工夫しました。作品の巨大化や岩絵具の重ね塗りによる重厚な作品に対応しました。厚くて透けずに丈夫な紙のおかげで、裏打ちせずともパネルに貼り込んで簡易に描くような事が、美術大学でも教えられ、普及しました。便利なもののかげで、手間なものはおざなりになってしまいます。
絹に描くことは、手間がかかります。慣れてしまえば気になりませんが、木枠に貼り込んで透過する状態で描き進めます。裏打ちを必ずしますが、素人では難しく、表具師にしてもらう事が一般的です。
僕はこれまで絹に作品を描く機会に恵まれ、手織りの絹にもいくつか描いています。絹に描けば、絹に描く面白さだけでなく、紙の面白さも発見するし、その逆もあります。今回の展覧会では3種類の絹を使っています。それぞれ風合が違うので、このチャレンジは描いていてとても楽しかったです。
展覧会をみて、絹に興味を持ち、描いてみたいと思う人が増えると嬉しいです。
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展覧会はじまりました。
2011-05-18 22:45:20
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数寄和 大津での展覧会がはじまりました。まず、会場の空間と作品がここちよく並んでいて、とても嬉しく思いました。何故でしょうか。作品自体がなんだかとても心地よさそうに見えたのです。
数寄和 大津はゆっくりと作品と向き合えるやさしい光の空間で、昼と夕方でまた違った趣があります。ちなみに僕は、昼間の障子越しにはいる柔らかい光の下で、のんびりと作品を眺めるのが好きです。
今週の土曜日が滋賀での最終日となります。是非、御覧いただきたいと思います。
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