魂(Seoul)ブログ!

カナタ語学院に短期留学してました。

【読書】韓国はなぜキリスト教国になったか

2017年05月19日 | 日記


今、こんな本を読んでいます。
題名の答えとなる章にはまだ辿り着いていないんですが。
ちょこちょこ散りばめられたトリビアが役に立つのでシェアします。

李王朝の支配
1392年から1910年まで
日本でいうと室町時代から明治まで(519年間)

現在の韓国の面積
日本の中部地方と近畿地方を合わせたくらい(日本の四分の一)
北朝鮮を含めると日本の6割ほど

日本と韓国の近さ
富士山は東京からも見える 直線距離だと100キロ余り
長崎の対馬から釜山までの距離は半分の50キロ。
天気さえ良ければ、釜山のビル群が見える

・・・とまあこんな感じで、
知ってる知識でもこんな風に具体的な数字に置き換えられると
へぇ、と思い、改めて韓国のことをわかった気になれます。

あと、身内の繋がりが強いことに関して、
封建社会では多くの人が生まれた村で一生を終える。
韓国では(低いとはいえ)山が多く、村と村の境がはっきりしていたこと、
戦争のない時代が長く続いたことにより、人の移動が多くなく、
それにより身内の繋がりが強い社会になった、と。

書いているのは牧師さんみたいです。
日本人なんですが、ご子息が二人とも韓国籍の女性と結婚し、
韓国に縁があるとのこと。

実際に行ったことはあるのかな?
多分あるんでしょうが、
ゴダイゴの”ガンダーラ”的な。

異国の、不思議な、素敵な国って感じで
韓国社会を美化して書いてるところもあって、
レビュー見ると反発もあるみたいだけど、

とりあえず読みます。


【語学の勉強】菓子折りって。

2017年05月19日 | 日記
hamper みたいな単語を習うと、
basket との違いに注目したくなるのが学習者の性。

具体的な単語が思い浮かばないんですが、

韓国語を習ってるときにも、教室でみんなが、
「○○とはどう違うんですか?」
「こういう場合は●●の方ですか?」
となって、授業が進まなくなったことがあります。

そんなときに、思い出して欲しいのがこの話。

菓子折り

「菓子折り」というと、
大事な取引先への挨拶とか、謝罪に行くときに持っていく、
箱に入ったちょっといいお菓子です。

そう言って、先生が、
四角い箱に入ったクッキーの絵を書く。
その上で、
「とらやの羊羹とかね。」と一言添える。

すると、丸い箱に入ったものは菓子折りじゃないんですか?
フィナンシェも菓子折りですか?
ロールケーキは?
いくら以上のお菓子なら「菓子折り」っていうんですか?
そもそも、「お菓子」を持って謝罪に行くと言ったらダメなの?

・・・こういうわけです。

ここで大事なのが、日本語には、
お菓子よりもちょっと程度の高い単語があるということ。

そんな単語が出てきたら素直に覚える。
欲張らずに、例文はまず一つだけ。

まずは、聞いてわかるようにする。
人が使っているところや、TVや本で目にするたびに、
「こういう風に使うのね」と納得していく。

自分が使えるようになるのは、ずっと先で良いんです。
まずは、聞いてわかること。

だって、日本語で「お菓子」って単語は幼稚園の時から知っていたけれど、
菓子折りって言葉を聞いたのは中学生の時、
自分で使えるようになったのは大学生になってから。

今、あなたの韓国語はどのレベル...?

ネイティブの大学生レベルじゃないのなら、
用法を細かく覚える必要はないんです。

勉強するときに、いつも頭の片隅に入れてることです!