稀人の吐瀉物

日記らしいよ。

ロンリーでウロウロ

2006年08月20日 01時22分45秒 | バリ島脱出ログ(旅行雑記)
3日目。
妹と義兄はマンタを見るために
朝からダイビングにお出かけ。
姉貴もその予定だったけど
2年ぶりの腹痛によりリタイヤ。

親父はどこも出かける予定がないので
姪っ子の世話係を買って出る。

さて、俺はどうしようかなぁ・・・
ホテルでダラダラしてるのも楽でいいし
疲れてもいるけど・・・。っと考えてたりしたけど
観光雑誌を眺めながら
1人でクタ周辺に出かけようと決める。

異国の地でロンリーでウルウルするってのは
けっこう怖かったんですが
こんな機会も滅多にないので出撃。
ガイドブック片手に出かける。

昨日使ったタクシーが無料でクタの免税店まで連れていってくれるので
タクシーに乗り買うつもりがさらっさらない
免税店へ。

免税店で今度は有料のタクシーを掴まえ
クタスクエアを目指す。
このタクシーの運ちゃんは24歳
『ガソリン高い、客は減ったキツイネ』とぼやいてました。
1ℓ Rp4千くらいだそうな
ちょっとまえまで
1ℓ Rp2千だったらしい。
日本に比べれば全然安いけど
道端で瓶に詰まって売っている人が
たくさんいるのを見たけど
すげぇ汚い色してたし
ベンジンって書いてたり・・・。

まぁ、そんな会話を日本語でしつつ
クタスクエアに着く。

クタスクエアはスーパーつきのデパートみたいなとこ。
着いて降りた瞬間
おばちゃんが寄ってきて
「ミチュアミ スル? カッコイイヨー」と
三つ編みをされた女性の写真片手に迫ってくる。
俺は男じゃい、っていうかパーマで
すでにモジャヘアーだから「いりません! No!」と
突っぱねる。
2mも歩かないで店入り口のおっさんからは
「オス!イレズミ!カッコイイヨ!」と
誘われる。
こんな異国の地でやろうと思いません。
肝炎危ない。
これも断ると
「マタコンドキテネ!」となぜかハイタッチ。
ようやく店内へ。
1Fはスーパーになっていて
果物とかがゴロゴロ売られている。
南国果実の匂いが入り混じってちょっと
気持ち悪かった。
スーパーでスポーツドリンクを買い
店内を闊歩。

うーん、普通にナイキとかの店があったり
地元のお土産がならんでいたりするくらい。
シルバーアクセ屋を覗こうと思い近づくと
そこの店員さんから言われたのが
「ミチュアミデスカー??」
「お前はシルバーを売れ!!」
と思いつつ笑顔で断る。
ミチュアミでRp3万はえらいぼったくりですよ。

店内では面白そうなものはないので
メインのクタスクエアへ。
なんかピューマとかのけっこう
有名なブランド店が並んでいるだけでたいして面白くない。

地図を見つつクタビーチへ。
この
クタって地区は西洋人が
サーフィンに良い波がくるからってんで
サーファー用に発展していった地区だそうな。
クタビーチの波は高いので普通に遊泳するには不適。
でも泳いでいる人もいたけど
子供なんか攫われそうな波でした。
ビーチをぼけーっと眺めていると
サングラスをかけたおっちゃんが
「サーファー?板貸そうか?」と話しかけてくる。
サーフィンはしませんとかなんとか
会話していると
他のおっさんが
「ゴザ売ります、今ならジュース一本つき!」と
波状攻撃をかましてきます。
ゴザはいらんと断り
サングラスのおっちゃんと会話。
「波乗りしないなら反対側の海がいいよ」
「写真とるの?とったあげるよ」
とデジカメで俺を撮ってくれました。
「散歩だったらこの道をまっすぐいっても何もないよ」
「バイク借りてまわれば?」と
金にならんのにアドバイスをたくさんしてくれた。
何気にいいサングラスのおっさんでした。

おっさんと別れて
クタビーチ沿いを歩く。

道端では客待ちのタクシーの運ちゃんが
俺をみるたび
「タクシーいる?女の子欲しいか?」と
声を掛けてくる。
そのたび
「いらなーい!!」
と断る。
ちょっと根性のある人はしばらく俺の横について
色々言ってくる
「可愛い女の子 Rp30万」とかなんとか。
それらを振り切りつつ歩く。

有名な『ハードロックカフェ』とかを見つけたりと
歩いていたが暑いし疲れたので
カフェに入って
ビールを注文。
波を眺めつつぼんやり過ごす。

地図をみて
クタビーチ通りをまっすぐいって
レギャン通りに出て
レギャン地区を見てからクタまで戻ろうと決める。
ビールを2本飲んだとこで出発。

さすがに外国人が集まる地区なので
ブノアではめったに見かけない
ポリスが少々いました。

さて、レギャン通りに行く道に着いたと
思ったら
サングラスをした若いにーちゃんが声をかけてくる。
悲しい日本人のサガ「こんにちわ!」と
言われると反応してしまう。
今回のロンリーでウルウル観光で
一番しつこかったのがこの兄ちゃん。

「ナニシテルノー?散歩?!ウソー」
「日本人タクサンクルマッサージシッテルヨ行かない?」
だの
「お兄さん、チョコ好き?マジックマッシュルームあるよ?」
「ミンナヤッテルバレないよ」
俺はナチュラルにジャンキーくさい顔をしているので
「いりません!!興味ない!!」
いくら言っても引き下がらない。
あまりにけんもほろろな対応をされても
ずっとついてくる。

「お土産買った?友達やってるとこ知ってる安いよ」
とうとう
「ココ曲がると僕の家、寄ってかない?」とかまで
言ってくる。それもシカト
とうとう身の上話をしてきた
「神戸にね、彼女がいるんだけど最近メールこない」
「ドタバタしてるって書いてあったけどドタバタってどーいう意味?」
「茨城、千葉、新宿、渋谷はいったことあるよー」
「サーフィンしにいくから千葉とかー」
知らんがな!
「渋谷ーカラオケある。インドネシアにもあるよ、おんなじの
カラオケ行かない?」
同じのがあるなら渋谷のに行くわい
とかなんとかしつつ
どうにか振り切る
そしたら行くはずの道を外れて
すっかり迷子な僕・・・。
あの野郎・・・・。

地図を見ても現在の位置がわからんのでさっぱり
気づけばあんだけいたタクシーもいない
通りだし。
あとすんごくトイレに行きたいけど
ないしトイレ。
ビーチ方面に戻ろうとしても
道路はひっきりなしにバイクと車が通っていて
渡れないし。
仕方ないので己の信じた道をひたすら歩く。
そこでHONDAのディーラー店をみつけ
トイレを借りる。
ついでに並んでいるバイクも撮影。

歩く歩く・・・
どうにかKUTAと書かれている看板を見つけ歩くが
どうも違うらしい
疲れ果てたので
レストランに入ってナシゴレンを喰って
ビールを補給。
日本語のできる店員さんに現在いるとこを確認し出発。
歩きまくって
どうにかクタスクエアに戻る。

スーパーで親父が欲しがっていた
Arkという焼酎を購入。
クイックシルバーの店で
カバンを衝動買い。

タクシーを掴まえて
ブノアのアストンホテルまで帰りました。
すげー疲れた・・・。

3日目の画像はわけあって
姉貴のデジカメで撮影したので
現在手元にデータなし。
後日掲載しますです。

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2 コメント

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おかえり~ (mana)
2006-08-21 14:10:29
3日目の画像も楽しみにしていますよ~

2日目の最後の画像。。。いい感じですね♪





なかなか (kazuto)
2006-08-23 10:46:46
manaさんへ

画像は姉貴が所有しているので

なかなか掲載できないかもしれませんが

忘れた頃にのるかもです。

最後の画像

我ながら怖いです。