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Website『読書アクセス』の運営者カズノリによる業界・事業の動向まとめ

格安スマートフォン業界

2017-04-20 08:37:33 | IT活用
格安スマートフォン(以下、格安スマホ)の普及が目覚ましい。
格安スマホ業者は、mvno(mobile vertual network operator)と呼ばれる回線基地を持たない通信業者のことでUQモバイルや楽天モバイル等を言う。

基地を持ってなかったら持っている業者(ドコモ、au、ソフトバンク)に利用料金を引き上げられるのではないかと思うところ、それは総務省の法令で適正利潤のみに抑えられている。
ITメディアの記事参照)
この状況で通信サービスの価格競争が行われ、海外で安く製造されるスマートフォンの普及もあいまって格安スマホの販売が加速中なのだ。
総務省の公表によれば、mvnoとの通信契約は
・契約数: 2015年9月の約1100万件から2016年9月には約1400万件に増加
・シェア: 移動通信の契約に占める割合は同じ期間で約7%から約9%に増加
となっている。
LINEやイオン等の参入もあり、ますます増加の兆しがある。

それでは、格安スマホ業界は今後どのような変化をするだろうか。

まず、この業界で注意すべきことは市場の拡大である。スマートフォンの普及が進むだけでなく、スマートフォンを用いて完結するサービスの増加があるため、通信料金の総量も今後さらに成長が見込まれるのだ。(詳細につき未来予測の投資論参照)

通信技術に関しては、通信コストが下がり利用者の利便性が高まる持続的イノベーションが引き続き予測される。

規制に関しては、総務省はmvno参入業者のサポートサイトも運営している等通信料金の適正化に威力を発揮しており、そこでの参入障壁は少ない。
ただし事業者は既に多く撤退しているケースもあるため、他の事業で力を持ち相乗効果をアピールできなければ競争できないだろう。
コストの他には利便性、デザイン性を求めることを考えると、相乗効果で想像できるのは以下の例などだ。
・自動車製造会社が今後自動運転を進めたあと、車の操作のしやすい端末を開発し参入する。車種ごとの専用アプリを入れておくことも考えられる
・家電製造会社が今後IOTを進め、操作のしやすい端末を開発し参入する。例えばリモコンのような形態で、家に置いておく用のものなど
・デザインの会社がスマートフォンと服飾品、家具などを連動させてデザイン性を高める技術を確立し参入する

この他にも多様な組み合わせがあり得るはずだ。
以上から、格安スマホの市場にはさらなる多様な企業がサービスを展開しつつ参入するというのが僕の見解だ。

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