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Website『読書アクセス』の運営者カズノリによる業界・事業の動向まとめ

クラウドサーバー運営事業

2017-06-14 12:48:18 | IT活用
クラウドサーバー運営事業は、レンタルサーバーと異なりどこかのデータ領域を特定の複数で共有したり或いは専有する体制ではなく、膨大な容量のデータセンターにつき、利用した分だけ料金がかかる仕組みである。
現在数多くの企業の参入が見られる。
個人であっても、画像や動画など多少大型のデータを扱うホームページを作ろうとする場合選択肢となるが、いざその業者を調べ始めると数の多さに驚くはずだ。

総務省の平成27年度情報通信白書によると資本金額の大きい企業を中心に普及が急速に進んでおり、
・2013年末には33%が利用
・2014年末には39%が利用
となっている。
また、その後もネットニュースを読み流す限りクラウドサーバーの普及は著しいように思われる。
クラウドサーバー運営事業の業務プロセスは、
①データセンターの設置
②仮想サーバー(VPS)を設置して料金設定と広告を行う
③サーバーを運用しつつ月額料金取得
というものだ。

ここで、①のデータセンター設置は参入企業の数から言っても、最低限商業の出来る規模のものは作れると考えられるので、競争ポイントがありそうなのは②③である。
ここで、②は料金と広告の分かりやすさが利用を考える人からの競争ポイントであろう。特に、知識から言って
・個人であれば料金も分かりやすさも
・法人であれば料金が格別に第一
ということになるはずだ。

また、③については運用のシステム的な性能、人的な丁寧さが競争ポイントになる。回収はネットでの金融がどこでも普及していることから競争と考えづらい。

それでは、現在の市場と今後の展開はどのように考えられるだろうか。
現在、世界でも特に大きいクラウドサーバー運営者は各種メディアでは料金が安いと言われているが、その見積りはシステムの展開にもより容易ではない。
ただ、「.com」ドメイン取得更新にかかる料金を国内業者と世界規模業者で比較したところ、その批評は正しく感じられた。

つまり、現在価格競争力は既に世界規模クラウドにあり、国内業者の競争力は顧客対応の丁寧さにある。
このとき、現在は例えば世界規模業者には一部日本語非対応のページがある他記載がそもそも専門的であるなど、国内業者に優位性が見られる。今時点で国内業者を選ぶ顧客は、(比較したとして)この点に魅力を見いだしたはずである。
また、世界規模クラウド業者のサイトを見る限り機能のさらなる充実に向けた開発へと力を向けており、顧客ロイヤリティは性能の優位性で得ていく考えであるように思われる。

以上から、今後クラウドサーバー運営事業は
・顧客対応を個人顧客にまで丁寧に行う方針を追求する国内業者
・規模からの価格優位性に加え、さらなる性能を追求する世界規模業者
という二極化が進んでいくというのが僕の見解である。

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