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観光地PR事業

2017-03-20 08:41:12 | 一般
観光庁の統計によれば、2017年に入り訪日外国人数が1月2月と各月200万人を超えている。2016年の各月平均も200万人超であるが、前年同月比で増加している。
・2013年には各月平均100万人に満たず、2014年にようやく各月平均100万人を超えた
・それまでの期間は、さらに少なかった
というデータからすると、観光客増は長期的な日本の傾向だと考えられる。

2015年一年間の訪日外国人による消費金額は3兆円を超えているなど自動車輸出額レベルであり、観光地PR事業は本格的に推進されている。

それでは観光地PR事業はどのようになされるのか。業務プロセスを分類すると以下のようになる。
①PRしたい観光地の情報を集める
②テーマを決めて情報を整理する
③情報発信の形式を決めて発信する
各プロセスでのポイントは、
①その地にどれほど詳しいのか。地域に住んでいる、何かの視点で深く利用している
②景観、食事、アクティビティなど、観光客に魅力的なテーマを定めて整理できるか
③観光案内所を立ち上げる、観光サイトを立ち上げる、観光ガイドを作成する、テレビや雑誌に広告を出すetc. の手段組合せを選択できるか
各手段で良いデザインを作成できるか
とまとめられる。

ここで各プロセスの今後の動向を考えたとき、スマートフォンやタブレットの普及、データ通信性能の向上は③について直接的に変革をもたらしていくと思いつく。
情報を得る側のツールがスマートフォンやタブレットに移る他、個人でも発信手段を保有するようになるからだ。
間接的には、そうした機器の利用によって顧客の興味や関心がビッグデータとして蓄積されることになり②の分析が深まるという影響があるだろう。
また、ネットを通じて優れた技術をもつ人々の知見が得やすくなるという環境も影響があるかもしれない。

それでは各プロセスへの変革は具体的にどのような現象を起こすだろうか。1つは①で優位にあるその地域の住民が自ら個人的に情報発信するという現象である。
優れた情報(例えば、佐藤可士和さんの著作)を得て作成のイメージをもち、
ネットでの記事や動画発信、出版手段を通じて情報発信することが可能だ。
他には②③の性能が上がり、人々の直近の動きを捉えた作品の増加、スマートフォンやタブレットを活用したPRの増加である。
これには各地域の様子が(従来データ量が重くて困難だった)動画配信で伝えられたり、観光案内所での案内にタブレット活用が増えることがある。

今後観光PRの多様化、つまり「細かく整理された情報が、各地の人々によって発信される」のは楽しみである。そして、僕もそのような動きに乗ろうと作品を出した。
長年見ている、新宿について紹介する本である。
個人の目線で撮った写真を中心に作成している、説明つき写真集のような構成だ。
日本中・世界中からこのような作品が出て、各地の現場感のある写真を見られたら面白いと思う。


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