数日前、公式ストアから「レディー・レイブンダンサー・ゴスの呪いの本」ってのを
落としたんですけど、魔法を習得できるオブジェクトってことで、B・R・Hの日記には
ちょっとそぐわないと思い、しばらく放置しておりました。
でも早く試してみたいなぁとウズウズしておりましたので、んじゃいっそ新しいカテゴリーを
作るかなってな具合で始めてみました。
筆者の個人的な箸休めでもあります。
あ、どうもね。 今起きるからちょっと待ってての。
もうちょい待ってての。 朝食のワッフルを作るからの。
あ、ごめんの。 急いで食べちゃうからの。
◆◆◆
いやはや、待たせたのぉ。 さっそく自己紹介でもしようかの。
ワシ、名前は テラ・オモイダス というんじゃ。 知る人ぞ知る賢者じゃよ。
まぁ賢者っちゅーても昔のことでの、今はただの耄碌ジジィじゃ。
ワシは
・エキセントリック
・シャイ
・命知らず
・短気
・負け組
ってな特質なんじゃ。 ひどいもんじゃな…。
けどの、昔は魔法を駆使して怪物相手に勇ましく戦ったこともあr おっと、こういう話はやめとくかの。
ほいじゃワシんちを紹介するでの。 ついといで。
あ、これ? これはミスリルの杖に決まってるじゃろが。
ワシがまだ一応賢者と呼ばれていた頃に買ったんじゃ。 ワシの宝物じゃよ。
え?なに? お前ゴルベーザにメテオぶっぱなして死ななかったっけって?
……いや、ちょとなんのことだかさっぱり。
◆◆◆
1階の間取りじゃ。
これが2階じゃ。
老いぼれの一人暮らしなんでな、このくらいの大きさでちょうどいいのじゃ。
◆◆◆
ワシはテレビは観んのじゃ。
楽しみと言えばこのマッサージチェアか庭にあるホットタブくらいなもんじゃ。
音楽は好きじゃよ。
◆◆◆
ん? ワシの職業? 発明家なのかって?
いやいや、これはただの趣味じゃ。
科学キャリアかって?
い~や、これも趣味のひとつじゃ。
園芸家? バカ言っちゃいかんよ。 ワシ、ガーデニングスキル0じゃし。
なんでこんなもん設置したんだかもわからんよ。
あ、ワシのそばにいるこいつか? こいつはワシがどこぞで拾ってきた動く人形じゃ。
ギルバートって呼んでおる。
たまに話し相手になってもらうんじゃ。
◆◆◆
じゃー職業は結局なんなんじゃってか?
まぁ2階についてくるがよい。
ふぅ~。 ……実はな
ワシ、「魔法使い」なんじゃよ。
え? 無職じゃないっての! 職業としての「魔法使い」じゃよ。
昔々はのぉ~…白魔法・黒魔法どちらも使える「賢者」だったんじゃがのぉ。 ほっとんど忘れてしもうた…。
しかしそれじゃせっかく覚えたのにもったいからのぉ、もう一度勉強し直してるところなんじゃよ。
そんな老いぼれが「賢者」ではおこがましいのでな、へりくだって「魔法使い」ってことにしているんじゃ。
え? 市役所に登録してるかって?
してないよそんなもん。「魔法使い」は「魔法使い」じゃもん。
それよりこれを見てくれぃ。
素晴らしいだろ? ワシがまだ魔法の修行をしていた若い頃に使っていたものじゃ。
だいぶ大昔のものなのでな、本が劣化していて、数種類の魔法しか解読できんが、まぁよいじゃろ。
◆◆◆
よし、じゃー手始めに「サモン」という魔法を思い出そうかの。
あ、ごめん、思い出すもなにも、「サモン」なんて魔法始めて知ったわ…。
ん~…… ほぅほぅ。
やだっ! もう全っ然わかんないっ!
…あれ? 待って待って、わかってきたかも。
あ~。 そういうことね、ふむふむ。
ふっふっふ。 さすがワシ。 もう「サモン」覚えちゃった♪
◆◆◆
魔法は屋内で使うと大変なことになるかも知れんでの、まずは屋外で試してみなきゃの。
ハッ!
(モワモワ~ン)
サモーーンッ!
…………ややっ?
現れよったっ!
不特定の人間を瞬時に呼び出す、これが「サモン」という魔法なんじゃなっ!
いやまぁお主が困惑するのも無理からぬことじゃ。
しかしワシが魔法でお主をここへ召喚したということは、まぎれもない事実じゃ。
ひとつよろしく。
…いやまぁ、そうじゃろな。 …普通怒るじゃろな。
突然こんなところに召喚してしまってスマンのぉ。
なにぶん初めて使う魔法じゃったもんで、故意にお主を喚んだわけではないのじゃよ。
ワシはテラ・オモイダスと申す者じゃ。
え? 職業知りたい? あ、知りたくない? でも教えちゃう。
「魔法使い」じゃよ。
…え? なんで? なにこの空気…。
コリャッ! 誰が無職じゃ誰がっ!
まったく! けしからん奴だなっ!
あ、ごめっ、無職だなんて一言も言ってないのにね。
…あ、帰る? あ、そう。 うん、じゃまた…。
(モヤモヤ モヤモヤ)
◆◆◆
(モヤモヤ モヤモヤ)
ファイガッ!
ドーーーンッ!
うん…。 なんか「ファイガ」だけ覚えてんの、ワシ。
世知辛いのぉ~…。
つづく
落としたんですけど、魔法を習得できるオブジェクトってことで、B・R・Hの日記には
ちょっとそぐわないと思い、しばらく放置しておりました。
でも早く試してみたいなぁとウズウズしておりましたので、んじゃいっそ新しいカテゴリーを
作るかなってな具合で始めてみました。
筆者の個人的な箸休めでもあります。
あ、どうもね。 今起きるからちょっと待ってての。
もうちょい待ってての。 朝食のワッフルを作るからの。
あ、ごめんの。 急いで食べちゃうからの。
◆◆◆
いやはや、待たせたのぉ。 さっそく自己紹介でもしようかの。
ワシ、名前は テラ・オモイダス というんじゃ。 知る人ぞ知る賢者じゃよ。
まぁ賢者っちゅーても昔のことでの、今はただの耄碌ジジィじゃ。
ワシは
・エキセントリック
・シャイ
・命知らず
・短気
・負け組
ってな特質なんじゃ。 ひどいもんじゃな…。
けどの、昔は魔法を駆使して怪物相手に勇ましく戦ったこともあr おっと、こういう話はやめとくかの。
ほいじゃワシんちを紹介するでの。 ついといで。
あ、これ? これはミスリルの杖に決まってるじゃろが。
ワシがまだ一応賢者と呼ばれていた頃に買ったんじゃ。 ワシの宝物じゃよ。
え?なに? お前ゴルベーザにメテオぶっぱなして死ななかったっけって?
……いや、ちょとなんのことだかさっぱり。
◆◆◆
1階の間取りじゃ。
これが2階じゃ。
老いぼれの一人暮らしなんでな、このくらいの大きさでちょうどいいのじゃ。
◆◆◆
ワシはテレビは観んのじゃ。
楽しみと言えばこのマッサージチェアか庭にあるホットタブくらいなもんじゃ。
音楽は好きじゃよ。
◆◆◆
ん? ワシの職業? 発明家なのかって?
いやいや、これはただの趣味じゃ。
科学キャリアかって?
い~や、これも趣味のひとつじゃ。
園芸家? バカ言っちゃいかんよ。 ワシ、ガーデニングスキル0じゃし。
なんでこんなもん設置したんだかもわからんよ。
あ、ワシのそばにいるこいつか? こいつはワシがどこぞで拾ってきた動く人形じゃ。
ギルバートって呼んでおる。
たまに話し相手になってもらうんじゃ。
◆◆◆
じゃー職業は結局なんなんじゃってか?
まぁ2階についてくるがよい。
ふぅ~。 ……実はな
ワシ、「魔法使い」なんじゃよ。
え? 無職じゃないっての! 職業としての「魔法使い」じゃよ。
昔々はのぉ~…白魔法・黒魔法どちらも使える「賢者」だったんじゃがのぉ。 ほっとんど忘れてしもうた…。
しかしそれじゃせっかく覚えたのにもったいからのぉ、もう一度勉強し直してるところなんじゃよ。
そんな老いぼれが「賢者」ではおこがましいのでな、へりくだって「魔法使い」ってことにしているんじゃ。
え? 市役所に登録してるかって?
してないよそんなもん。「魔法使い」は「魔法使い」じゃもん。
それよりこれを見てくれぃ。
素晴らしいだろ? ワシがまだ魔法の修行をしていた若い頃に使っていたものじゃ。
だいぶ大昔のものなのでな、本が劣化していて、数種類の魔法しか解読できんが、まぁよいじゃろ。
◆◆◆
よし、じゃー手始めに「サモン」という魔法を思い出そうかの。
あ、ごめん、思い出すもなにも、「サモン」なんて魔法始めて知ったわ…。
ん~…… ほぅほぅ。
やだっ! もう全っ然わかんないっ!
…あれ? 待って待って、わかってきたかも。
あ~。 そういうことね、ふむふむ。
ふっふっふ。 さすがワシ。 もう「サモン」覚えちゃった♪
◆◆◆
魔法は屋内で使うと大変なことになるかも知れんでの、まずは屋外で試してみなきゃの。
ハッ!
(モワモワ~ン)
サモーーンッ!
…………ややっ?
現れよったっ!
不特定の人間を瞬時に呼び出す、これが「サモン」という魔法なんじゃなっ!
いやまぁお主が困惑するのも無理からぬことじゃ。
しかしワシが魔法でお主をここへ召喚したということは、まぎれもない事実じゃ。
ひとつよろしく。
…いやまぁ、そうじゃろな。 …普通怒るじゃろな。
突然こんなところに召喚してしまってスマンのぉ。
なにぶん初めて使う魔法じゃったもんで、故意にお主を喚んだわけではないのじゃよ。
ワシはテラ・オモイダスと申す者じゃ。
え? 職業知りたい? あ、知りたくない? でも教えちゃう。
「魔法使い」じゃよ。
…え? なんで? なにこの空気…。
コリャッ! 誰が無職じゃ誰がっ!
まったく! けしからん奴だなっ!
あ、ごめっ、無職だなんて一言も言ってないのにね。
…あ、帰る? あ、そう。 うん、じゃまた…。
(モヤモヤ モヤモヤ)
◆◆◆
(モヤモヤ モヤモヤ)
ファイガッ!
ドーーーンッ!
うん…。 なんか「ファイガ」だけ覚えてんの、ワシ。
世知辛いのぉ~…。
つづく
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