三度の飯より映画なブログ

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テレビ放送映画紹介~県庁の星

2008年05月31日 | 観た邦画(ビデオなど)
プレミアムステージで「県庁の星」が
放送されました。

監督:西谷弘

出演:織田裕二、柴咲コウ、佐々木蔵之介、和田聰宏、井川比佐志、石坂浩二

ストーリー:K県庁のキャリア公務員の野村は
民間企業との人事交流研修のメンバーに選ばれる。
だが彼が向かった先は客もまばらな寂れたスーパーだった・・

(感想)
桂望実の原作小説を唐沢寿明主演のドラマ「白い巨塔」で
お馴染みの西谷弘が映画化。彼の映画監督デビュー作でもあります。
「白い巨塔」は僕も見てたし、その演出の切れ味が
抜群だったのでこれから個人的に期待してる監督さんなのだ。

それはともかくとしてこの映画はホントによく出来てると思う。
県庁というとかなりお堅い話なのかと思いきや、
全然そんな事はなく、笑いも盛り込まれ、見終わった後、
勤労意欲がますしてしまう映画なのだ。

展開は寂れたスーパーにやってきた堅物というか
何事も計算や理論で片付けてしまう野村と、
彼とは全く違う現場のパートの女の子・二宮らが
ことごとく対立していくが、
そこから野村も変わっていき、
いかにしたら商品が売れるのか、
客が来るのか、店の仕事の回転率もよくなるのか・・・・
段々とスーパーが順調に軌道に乗っていくのは
観ていてとっても気持ちよいのだ。

確かに仕事って邪魔臭くもあるんだけど、
こういうのを見てると無性に働きたくなる。
自分も何かしらの成果を上げたくなってしまうな~。

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ルパン三世 カリオストロの城

2008年05月02日 | 観た邦画(ビデオなど)
ルパン三世 カリオストロの城
を観る。

監督:宮崎駿
声:山田康雄、小林清志、納谷悟朗、島本須美

ストーリー:カリオストロ公国でクラリスという
美女を助けたルパン。彼女はカリオストロ伯爵に
よって強制的に妻に迎えさせられようとしていた
のだが・・・

いやあ~毎年一回はテレビで必ずやるが
そのたびに観たくなってしまうのがこの作品。

場面もセリフもほとんど覚えてしまうくらい
何度も観ているのにそれでも飽きませんな~
何しろ、今から29年前の作品。
それでいてこのクオリティー。

今回、改めて驚いたのは
今も蔓延る政治問題や国家の問題が
この映画に反映されていることだ。
カリオストロの真の陰謀も
ゾクゾクするくらい怖いですよ。

それでルパンならではの
盗みや変装、女に弱いところや
アクションシーンもたっぷり盛り込み
満足、満足。よく100分で
収めたなと思うくらい素晴らしい脚本だと思う。

まあ、ルパンがいい人すぎやしないか・・とか
銭形のラストのセリフ、最後におじいさんが
「何と気持ちのいい連中だろう」という
セリフもあるが、本当はそこまでの連中じゃないだろう
と思ったりもする(笑)

まあ~しかし、これが宮崎さんの好きなルパンなんですな。
宮崎さんがルパンの声優である山田さんに
「渋めのルパンでお願いしたい」と注文を出したらしいが
正解だったと思う。僕も渋めのルパンは好きです。
品があるよね。山田ルパンは。

栗貫ルパンも悪くないが最近はあまりにギャグや
笑いに走りすぎている感も否めないので
少し渋めもお願いしたいかな、と。

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犬神家の一族 (市川監督追悼)

2008年02月18日 | 観た邦画(ビデオなど)
市川監督追悼第一弾として
今日地上波で放送される
「犬神家の一族」をご紹介しようか、と
思う。

今回放送されるのはリメイク版の方。

市川監督といえばやはりこれ。
公開当時は何故自身の作品をとくに
アレンジすることもなくリメイクしたのか?
と賛否両論ありましたが結果的にこれが
遺作となったわけですから、何か
複雑な思いもする。
まだ手直ししたい部分もある、と言っておられたようですし
やっぱり思い入れは深いのだろう。

僕はオリジナルもリメイクも観ているけど
キャストではどちらにもいい!人はいる。
絶世の美女・珠世は今回の松嶋菜々子より
島田楊子の方がいいと思うし、佐清に関しては
あおい輝彦より今回の尾上菊之助の方がいいと思う。

話はやっぱり面白いですよ。
遺産相続から起こる殺人事件、誰が犯人なのか
最後までハラハラさせてくれる。

あのマスク、音楽・・
やっぱりワクワクしますよ。
演出も派手でビックリします。

お楽しみに♪

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溝口健二の魅力

2008年01月17日 | 観た邦画(ビデオなど)
溝口健二監督の作品はどこへ
いっても評価が高い。

ならば、と観てみたのが代表作の
「雨月物語」
続いて観たのが「祇園囃子」


・・・素晴らしいです。

何が素晴らしいか、は女性が
凄く綺麗なのだ。そしてドラマが今の時代にも
通づる。古さは感じなかったな。

「雨月物語」は本当にゾクゾクしました。
今更言うことではないだろうけど
観てない人は是非、観てみてくださいな!!

後は黒澤明監督の作品もね!

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松ヶ根乱射事件を観る

2007年11月07日 | 観た邦画(ビデオなど)
僕は山下敦弘監督の作品が好きだ。

最初にその才能にやられたのは
「ばかのハコ船」という作品。
「青汁」ならぬ「あかじる」をヒットさせようと
目論むカップルの話。
くだらないが、その独特のゆるさにやられっぱなしだったのだ。

次の「リアリズムの宿」も
ただ、2人の男が旅をし、旅館を渡り歩く・・という
だけの事だが、しかし会話にしろ雰囲気にしろ
とにかく、くだらないけど面白い!というやつで。
一気に山下ワールドにハマったわけだ。

で、今回の「松ヶ根乱射事件」
タイトルからして今回は全く気色の違う映画なのでは・・
と思われる方はご安心を!確かにそういうところも
多少はある。しかし、根底に流れるものは
一緒なのです。

特に「乱射事件」の意味には笑います!
そういう事か!と。

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ユメ十夜を観る

2007年11月06日 | 観た邦画(ビデオなど)
夏目漱石の「夢十夜」を著名な監督十人が独自の
解釈で映像化した「ユメ十夜」を観た。

いや~しかし、これほど原作を読みたくなる
映画もないですわ。

十夜だけに十作品あるわけですが、
現代風にかなりアレンジされてて小説では
どんな事を漱石が書いているのか、
全く読めない。

話の意味が分かるものもあるが、多くは感覚的、
そしてシュールな物が多く「?」と思う物ばかり。

個人的には松尾スズキが監督した「第六夜」と
くだらなすぎるが勢いと本上まなみにやられた「第十夜」
が好き。

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ALWAYS 三丁目の夕日を観る

2007年11月03日 | 観た邦画(ビデオなど)
昨日金曜ロードショーで
「ALWAYS 三丁目の夕日」がやっていた。

まあ、以前に映画館で観たし・・とは思っていても
やっぱり観てしまう。

とにかくキャストの皆さんが素敵な映画やな~と思う。
吉岡秀隆、堤真一、小雪、薬師丸ひろ子、堀北真希・・・
誰を見ても皆、それぞれの味わいを出している。

家族のドラマがメインで、ベタなところもあるけれど
それがまた感動を誘うようになっている。

それとあの音楽がね~ワクワクします。

映像もやはりよく観るとCGだ~という箇所もある
けどどこまでがそうなのか非常に分かりにくい。

そして屈指のラストシーン・・
ここから、どう続編を作るのか・・と最初は思っていたけど
改めて見直すと、一時的な別れもあり、始まりもあり・・
で作れそうにはなっていたんですよね。

続編は更に脇のキャラが増幅しているようで
楽しみだが、それが足を引っ張らないか~という
不安もある(笑)

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フラガールを観る

2007年10月07日 | 観た邦画(ビデオなど)
昨年公開され、再上映もされ、いつか
観るぞ!と思っていたものの、機会を逸し、
DVDになったものの、人気作のため、
借りられず、いつか、いつか・・と
思ってたらテレビでやった(゜∀゜)
まあ、ホントは映画館で観れたら一番
良かったんやけどねえ・・

まあ、しかしこの映画昨年数々の映画賞を
受賞して評価も高かっただけにこっちも
「それほどか~」とあまり大きな期待はせず
観たのだが

いい!!

実話だそうだが、この寒い街にフラダンス、ハワイアン
という設定が泣かせる。
そして当時の現実がフラガールたちを苦しめる。
そこのドラマにも釘付け。

さらには圧巻のダンスシーン。これも凄かった。
方言を喋る蒼井優も良かったが、今回は松雪泰子に
惚れました!カッコいいぞ~!


時をかける少女

2007年07月22日 | 観た邦画(ビデオなど)
アニメ映画「時をかける少女」がテレビでやっていた。

昨年公開のアニメ映画でかなり評価の高い作品で
僕も観に行って、感動したものだが
改めて観ると、話以上にやっぱりアニメにも
凄く躍動感、パワーがあるよね。

これだけ気持ちよくキャラが動くアニメも
ないんじゃないかな、って思う。
まさしく学生のころのパワーがそのまんま
注入されてるかのような感じ。

真琴の声を演じた仲里依沙のパワーにも
改めて感心した!

詳しくは親ページで!!

幸福のスイッチ

2007年07月07日 | 観た邦画(ビデオなど)
「幸福のスイッチ」という映画を観る。

主演は上野樹里、沢田研二、本上まなみ、中村静香ら
関西出身の役者さんを揃えた、和歌山のある小さな電気屋の
お話。

ジュリー演じる父親に反発する上野樹里演じる娘との
言い合いも面白いが、それ以上にそんな父親の
人への接し方は見習わないといけないなあ、と思う。
人に優しく声をかけたくなる作品だ。

オススメです!

詳しくは左サイドバー下記の親サイトをごらんください!

ハチミツとクローバーを観る

2007年07月06日 | 観た邦画(ビデオなど)
ハチミツとクローバーを観る。

何でもマンガの映画化だそうだが、全く読んだ事も
ないのでよく分からない。
でも、マンガの世界を知ってる人には賛否両論の
作品だったようですが・・・

でも、僕はこの映画好きです。
皆、片思いで不器用だが憎めない。
桜井翔、蒼井優、加瀬亮、伊勢谷友介・・と
豪華キャストの面々のエピソードがどれも物足りなく
感じる事なく楽しめる。

詳細はこちら

個人的には関めぐみがお気に入り。

大病人を観る

2007年07月02日 | 観た邦画(ビデオなど)
伊丹十三監督の「大病人」を観る。

ある映画監督がガンという診断をうける。
しかし、本人にはその事は告知されず
病院に女を連れ込むなどやりたい放題だったが・・

伊丹監督のは「マルサの女」が凄く面白かったの
だが、今回はそんなテンポの良さもあるけど、後半は
死を受け入れた穏やかな男の日々が凄く素敵。

詳しい事は親ページで。

39 刑法第三十九条を観る

2007年07月01日 | 観た邦画(ビデオなど)
自分は映画が好きなので出来れば1日1本はみたいな~と
思ってるんですが、そうはいかない事もあります。
でも、その時はどうも何か落ち着かないといいますか・・

そんな中で今日から映画を観れたか、観れなかったか
を綴っていこうと思います。

で、その記念すべきまず1本目は
「39 刑法第三十九条」です。
深夜にテレビでやってたのを録画し、観ました

出演は鈴木京香、堤真一、杉浦直樹ら。

堤真一演じる男が殺人をした容疑で逮捕されるわけです。
しかし、その男を精神鑑定したところ、どうやら彼は二重人格の
ようであると分かる。しかし、その鑑定をした鈴木京香演じる
女性は「刑法第三十九条にある、精神に異常のある者は減刑される」
事を利用し、芝居してるのでは、と睨む・・というお話です。

今でもこういう事ってありますけど、やっぱり自分も
常に思ってる事をうまくついてるドラマだと思う。

皆、ボソボソと喋り、暗く重い映画だが、不思議と
惹きつけられる。

詳しい事は親ページ