衣替え

 あれこれと一人楽しむ衣替え

８月の買い物をアップ。中古でも私には新品。どこもかしこも大バーゲンで、おもわずこんなに安くていいんですかとたづねることしばしば。無料でいただいた品を安く売り、売上金は、ある中古店の掲示板でみかけた「生活が苦しい家庭の１２歳以下の子供の食事無料食堂」等に使われます。だから買うことは寄付でもあります。またそれぞれの品を買ったときの思い出もあります。以下、８月の買い物

クリスマス用のドレス。アメリカ製でしっかりした縫製、おまけに伸縮自在。買うか買わないか鏡を見てると、おばさん２人が「とってもお似合いよ、ぴったし」というので即購入。４００円。これに手持ちのオレンジ色のショールを合わせれば、メリークリスマスOKです。

いかにも初期開拓時代の台所を思わせる油絵。下手絵というものだが、色合いが暖かくキッチンに飾ろうと一目ぼれ。４００円の値段がついていたがレジに行ったら半額セール中で２００円。だっさーいと若い人が、おじいちゃんおばあちゃんの飾り物お払い箱にしたんでしょうね。

２kグラムまでの小さいハカリはあるが、それ以上の量を安心してはかれるのがなく欲しいと思っていたらありました。迷わず買う。これは業務用はかりと同じつくりで、めずらしく7００円と高いが、レジにゆくと「６０歳以上ですか」と言われ、「はい、そうです」というと「では、３０パーセント引きです」と４００円そこそこで買いました。こんなとき思うんですよ「髪染めようかな」。で、夫にそのこと言うと「染めてもおんなじだと思うよ。むしろ老人特典をフルに生かしたほうがいいよ」。そこの中古店は毎週火曜日が白髪デーで３０パーセント、時に５０パーセントびきです。

別な中古店で粉ふるい器を見つけた、新品で買ってもせいぜい１０００円もしないのだが、これはカラーで珍しい。手に取ると隣にいたおばさんに「ゆずってくれませんか」と声かけられました。「ずーっと探してたものですから」とお断り。半額セールで１００円。ケーキがこれからふんわりなることを期待。

室内での観葉植物の水やりにコップを使ってたが、かわいらしいミニジョロを見つけてためらわず買う。１００円。

トータルで先月の買い物１２００円の出費。今月もゆうゆう貯金できます。日本でもリサイクルショップやフリーマーケットを旅行先々でのぞいてみましたが安さのレヴェルはケベックに軍配あげます。

 

 

お気に入り

中古椅子を購入。2000円也。修復屋さんに見積もりお願いしたら2万か3万とのこと。せっせと汚れを落とし、なんとか見られるまでになりました。この椅子、すわり心地いいんです。自分用に買った椅子よりも居心地がよく専用になりそう。修復すると新品同様になると言われたけど、ためらう。お金の問題じゃなくて、この廃れ具合、擦り切れ具合がなんとも捨てがたい。こういった中古品というかガラクタ品、何故安いかというと時代遅れなんですね。子供の頃、いつのまにか茶箪笥が消え、サイドボードが消えていったように家具にも流行があり、若者はコンテンポラリースタイルが好み。

隣町に住む若いご夫婦が亡き祖父の家を譲り受け改装中で、お孫さんが厄介払いみたいに売りに出した椅子です。

この椅子に時間を感じるの。時間て、もしかして眼に見える物なの。この椅子になんのイマジネーションも湧かないけど誰かが何十年も擦り切れるまで座ってた愛用の椅子のような気がする。だって、こんなにもすわり心地がいいんだもの。

ばかでかいソファで手狭に見えたサロンを簡単に持ち運びできる3脚の中古椅子に換え、さっぱりすっきり以前より落ち着きます。

ガラクタ好き、気恥ずかしく思ったこともあったけど好きなんですよ。時空を超えてご縁があって巡り会いましたねと。ちなみに左にみえるＣＤラック。1910年製作の単なる棚で1500円で購入。ＣＤのなかった時代、何に使ったんでしょう。

中古椅子

老後は、身軽、気軽、足軽でゆこうと、住居はできる限り二人で動かせる家具にかえるということで、キャスターがついたり、組み立て式とか、軽い家具に変更中。あと、泥棒が入って、がっかりし手ぶらで出てゆくという家が目標。で、でっかいソファを売ったお金4000円に1000円プラスして中古椅子買いました。夫用の椅子はあるのでこれは私用。

サイトを見たら車で30分の村。おじいちゃんが出てきて納屋に案内してくれました。中はガラクタでいっぱい。うちらのちっちゃな車に入らなければ買わないよということで、無理かなと思う大きさ。おじいちゃん「絶対入れてみせる」と、斜めにしたり、逆さにしたり、ひっくり返したりと奮闘し入りました。おじいちゃん満足、私も満足

この椅子、私一人で運べるほど軽いのに丈夫で座り心地満点。そして広告にあったように痛んでなく、とても綺麗。嬉しくて、お気に入り。中古椅子に中古のおばちゃん、妖怪の世界に移行中。

クリスマスまで、今年一年の垢落としするかのように雑然とちらかったた家を大掃除中。

エスプレッソ

生きている楽しみの一つに「エスプレッソコーヒーとシュークリーム」。カフェでこれを口にするひと時が私にとって最高な贅沢。エスプレッソコーヒー高いからこれカットしようかなと思っていたら、中古店でイタリア製エスプレッソ器見つけました。驚愕の値段で100円、即購入。家に帰って磨き上げ、早速エスプレッソ用コーヒーを買い淹れてみました。カフェに負けじ劣らずの味。いままで何で器具を買おうという発想しなかったんだろう。シュークリームの腕前をあげ家にカフェコーナーを設ければそこはカフェ。

夫は退職後の生活が心配なようだが、カフェでエスプレッソといった小さな出費を減らせばよいだけ。洋服も買わなくてよいし、同僚との食事会がなくなるだけでもだいぶ出費が減る。いま、4社から再就職のお話し（週20時間程度の勤務）があり案ずるよりもということ。夫に言いました。がんばってあと3年働いて身体ががたがたで退職し、その頃お仕事の話だってゼロかもしれない。今が退け時だったと思うよ。同僚達はいろいろ脅かしたようだが、働いてるときと同じ生活水準を保とうと思うからで、プールも別荘も素敵な家具調度もない私達とはレベルが違う。私にはお宝でも他人の目にはガラクタ（安物中古品）に取り囲まれて暮らしてる我が家に失うものはない。

夫の退職で、これからワイシャツとパンタロンのアイロンかけしなくて良い。一番嫌いな家事だ。再就職にだした私の条件は、ワイシャツネクタイのない職場だったら何でもよし。

さて、粘土団子も出来たし土曜日に撒く。ほんとに芽がでるかどうかドキドキ。

 

プレゼント交換

クリスマスのプレゼント交換に私がリクエストしたのは、CD屋さんであれ本屋さんであれ、何でも良いから商品券というもの。で、受け取ったのは「中古店の商品券」で、開けたとき一同大笑い。ぴったしなプレゼントだから。

義家族のメンバー内でも格差社会を反映しており、私達夫婦以外のメンバーは上り坂、私達は下り坂を鼻歌歌いながら下ってます。いろいろなこと話しながら、いつもの結論は「各自が各自の生活スタイルあり、各スタイルを尊重する」です。早速中古店をぶらついて、私にぴったしな家庭菜園の中古本みつけました。

これまで、あれこれ手にとっても、難しく思えて買う気がしませんでした。この本は、小中学生の子供用に書かれたもので、わかりやすく説明してあり、これなら私にもできると勇気がでました。家庭菜園に当たって、この本と併用して実験したい事があります。それは福岡正信の自然農法、粘土団子です。みんなに家庭菜園の夢を話すと、簡単よといいますが、できるのかなと不安でもあります。

以下、前にも載せましたが福岡正信の自然農法

https://www.youtube.com/watch?v=aBtaRJvvsK0

 

クリスマスツリー

昨夜は義父母を夕食に招待。完成した地下室など見せて、クリスマスツリーも電飾をのぞいて全部中古品、食卓テーブルも白いスープ皿を除いてテーブルクロスからコップまで中古品と説明すると、義父は「素晴らしい」、義母は口あんぐり。でも、玄関から入るなり二人とも「ワー綺麗」と言いました。日中だと、みすぼらしくみえるかもしれないけど、夜、明かりを落としてお香を焚きローソクに火を点すと魔法をかけられたみたいなレストランに変身。

メニューは普段食べてる中華料理：味噌味チキンスープ、海老チャーハン、得意の春巻き、中華サラダ、デザートはイチゴゼリー

ケベックのレストランは高くて不味く、義父母は私達の普段食をいつも美味しい美味しいと喜び、私も嬉しい。

中古自慢

ひとにはそれぞれ自慢したいものがあると思う。お料理自慢とか、のど自慢とか、腕自慢とか、、、私の自慢は中古自慢。周囲から貧乏臭いと笑われようが、ゲテモノ趣味とあきれられようが、勝手に自慢してます。ついにはブログでも自慢しちゃおう。

だいたいが25円、100円、200円、高くても1000円しないものばかり。なんでこういった中古品が安いかと言うと、日本でいうNPO法人が経営してるからです。無料で頂いたた品を激安で売り、売上品はボランテイア団体に寄付するからです。一人暮らし老人のための食事配給とか食堂などです。

一回目はブローチ、200円でした。ちょこっと立体的で面白い。この手のコレクションは場所もとらないのでささやかな楽しみに良いです。ブローチなんて流行遅れなのかな、身に着けてる人ほとんど見かけない。