夢色

集めてるもの 見たもの 書きたいものを 思いついた時に。
基本ネタバレ注意。
火月 神の気まぐれ よろずメモ。

<関ヶ原>

2017-10-14 | Art

本日ようやく参戦が叶いました・・・ごめん、みっちゃん・・・遅参で・・・
ナイター無くなってしまって、どうしよう いつ行こう ってなったわ
危うく秀忠になるところだったわ 
セーフ

感想は、つれづれと・・・


ネット見てたら、展開早くて良く分からないとか、どれがどの武将か良く分からないとか、登場人物が多くて良く分からないとか、方言だから何言ってるのか良く分からないとか、早口で何喋ってるのか良く分からないとか、とか、とか。。。
どうしよ~って思ってたけど、、、

全然普通だったよ(`・ω・´)

笑。

確かに、展開は早かったし、終わった後、頭ズーンってなったけど。。。
でも、個人的に常識だと思う歴史の流れが大まかに分かってたら、観るに当たってそれほど困らないし。
武将は・・・言うても、ストーリーに絡む主要キャラは絞ってあるし。
これまでの大河とかドラマとかの登場人物と役柄がごっちゃになってきて多少は修正必要かもしれないけど、それを脱線させないくらいの吸引力がこの映画にはあったと思うし。
島津組は何言ってるのか分かりにくいけど、良く聞いてると英語聞き取りするときみたいに(←)単語だけ拾って大体意訳は出来るし。(←ん、良いのかそれで?笑)
岡田くんは大体 怒鳴ると早口で活舌聞き取りにくくなるけど いつものことだから、別に慣れてるし(オイ。笑)

というかさー、もちろん興味の有無によるとは思うけれど、、、分からない事があったなら、分かんねーつまんねーって言ってるうちに、調べてもう一回観たら良いと思うんだけど 笑。
私も観終わってから、いっぱい調べた。
知りたいこと、忘れてたこと、いっぱい出てきて、ワクワクしたよ~。
フィクションなら理解不能な作品はあるけど、少なくとも史実ベースなんだから、分からなかったら調べたら良いとおもんだけど、、、どうかしらん。
そうすればもっと世界は広がるのに。



私としては、かなりの高評価でした
長時間なのに、あっという間で、濃密な時間。


岡田くんは官兵衛のイメージが強かったから、少し心配していたけど、うん、大丈夫、ちゃんと 三成だった。
真面目で融通が利かなくて、、、ていうか、社会人としたら当たり前の社交辞令も使えないなんて、実際に同僚に居たら・・・デコ はたくわw
ツンデレかよ?ってくらいに、情に深いくせに見せようとしないし。
そういうことをしているから、仲間の武将に嫌われるんだよ?(´・ω・`) 気持ちはきちんと伝えないと伝わらないよ?(´・ω・`)
って、子供を諭すように言いたくなりました(笑)
杖のシーンとか、、、まじで子供かよ!!!
拗ねながら、「わしはそういうことは出来ん」とか、、、いやいや!出来ないじゃなくて、嫌でもなんでも、家康嫌いなんだったらむしろそこ、ちゃんとやれや!って(笑)
・・・左近兄さん、苦労したろうなぁ。。。 
笑。
きっと頭が良すぎて、あの時代のスタンダードな「武将」からは理解されなかったんだろうねぇ。
もっと先を見ていたというか。
そして、自分が嫌なことを秀吉の代わりに被ってきたから、そのずれた歯車が回って行ったままになったんだろうな。
一つ一つのボタンの掛け違えが 本当に切なくて、「違うんですぅぅぅ~」って代わりに弁明してあげたかった
本当はとても優しい人。
優しすぎて、、、詰めが甘い。
「自分が相手を思うのと同じくらい、自分を思ってくれるはず」ということが、とっても切なかった。
だって、こんなに思っていても、相手から嫌われて裏でハミゴにされてるんだよ。。。観ててつらいわ。。。
そして、物事に対しては柔軟に対応できる人だったのかって、大陸の人を大砲部隊に使っているのをみて、すごく驚いた。
逆にああいう新しい物を毛嫌いするタイプかと思っていたから。

誰にも分からないことだけど、私がすごくすごく知りたかったのは、三成はどの時点で”負け”を確信したんだろうかってこと。
負けるのが最後理解できないほど きっと馬鹿ではないし、負けを認めるのと、最後の最後まで生き続けようとすることは、別の次元で両立できる矛盾だと思ったから。
天を仰いで叫んだ時だろうか。
島津に見捨てられた時だろうか。
だれも居ないと、動かないと悟った時だろうか。
まだ、私は、掴みきれてない。

島津組なんかさ、ひどいよね(笑)
始まる前からすでに「三成の言うことなんか聞かんで良い!」とか、いやいやいや~!もう辛すぎたわ!

平左近は、すごかった。
お父さん譲りの風格と胆力が響いてて、カッコ良かった!
そして同伴していた家族が、死を覚悟しながらも戦場でそれぞれが戦い続けていた姿に、すごいなって。
小早川の家臣に殺された息子は、まだ子供みたいだった。
殺されると分かっているのに、自分の務めを果たしに行く姿は泣くしかなかったし、分かっているのに送り出した左近の親としての気持ちを想うと、辛い。
本当なら、自分は死ぬとしても、息子には生きて欲しいと思っていたと思うから。


東出くんの小早川、すっごい良かった。
秀秋は私もともと嫌いなんだけど(笑)それも多分作られたイメージなんだろうな。
大人たちに翻弄された、可哀想な人だと思った。
豊臣に加勢すると言っているのに、家臣に取り押さえられ、違う!と叫び続ける姿に、泣いた。

自分の手ではどうにもできない何か、がこの世の中には溢れてて。
三成も。ガラシャが自害したことを そういうつもりじゃなかったと悔いているように。
秀秋も。


役所さんの家康は、流石としか言えない貫禄だったけど。
でも、それでも私は今回の映画は、東出くんや岡田くん、平さんを凄かったって言ってあげたいなって思ったよ。


本当にたくさんのエキストラが参戦していたけど、素人がこういう大人数現場でやると、悪気なくてもSPの時みたいに「ちょっと違う」という演技が映ってしまうこともあるけど、今作はそんなシーンは一切なかった。
戦場のシーンは、本当に目を覆ってしまうくらいで。
名もなき一人一人は、どうやって戦ったんだろう・・・って、思えば思うほど、怖くてつらくて、やっぱり戦争ってどんなものでも嫌だと思った。


架純ちゃん、想像してたよりも大人のくノ一役だったから、少し違和感があるといえばあったけど、でも頑張ってたと思う。
アクションシーンもとっても動けてたし、カッコ良かった。

三成の寝所で襲うシーンで、初芽が刀を収めた後、三成が胸元を直すシーンがあって、「細かい!・・・けど、そうだよね」って思ってたんだけど、あれは岡田くんがアドリブで入れたみたいね。
・・・さすが岡田三成(笑)
所作が自然に湧き出てくるほど、武将になれるんだからさ、もう次元の違う俳優さんになっちゃったなー。。。ちょっとなんだか さみしい。笑。


部下が一生懸命これからのことを考えているときに、意識飛ばして初芽を心配している三成とか、マジでオイ!ってなった(笑)
ていうか、たぶん岡田くん自身も絶対こうだよね、、、と友達と後で話し合ってしまったwww
女に絶対騙されるタイプだわw そして、「この子は俺が守ってやらないと!」とか言って手の平で転がされるんだよね~馬鹿だよね~(笑)
初芽を馬で追いかけて 告白、、、「・・・ぅだぁーっ!!!お前は高校生かぁっ!!!」ってなるくらい、むず痒かった
おでこを撫ぜる仕草が、胸キュンでしたw
初芽は我が恋じゃ。
・・・ぐはーっ!!! むず痒くて転げるわ!!!  (←褒めてる笑)


福島正則、いくら筋肉バカだとしても・・・奇声あげて、相当酷い演技でした(笑)
そして、岡田くんが守ろうとしたお腹蹴りまくってたから、やめてー!やめたげてー!ってなった(笑)


門のところで見せしめにされている三成に対する態度で、人間の格ってものが表われるんだな~って・・・家康、悔しいけどやっぱり頭がいいというか・・・。
個人的には、三成は人の上に立つ器ではないと思う。
秀吉みたいにカリスマ性のあるトップが居て、その下のナンバー2にいてこそ、その力を発揮できる人だったんではないかと。
新選組の近藤さんと歳さんみたいに。
だからもしも西軍が勝ったとして、、、江戸幕府のように長い間太平の世を確立できたかというと、、、うーん、ちょっと疑問かなぁと。


一つ一つの言動が本当に、三成の愛すべき純粋さ、不器用さ、愚直さが出ていて、もうなんか。。。。なんか。。。何とも言えないよ
ほんと、馬鹿で損な人だよ。
抱きしめてあげたい。
でも多分、そんな生き方を後悔はしないんだろうな。

あとは、バンカー乗って結構なスピードで駆け行くし、斧ぶん投げるし、弓矢を連射していくシーンとか、岡田くんのカッコよさも堪能できた
左近を追いかけて行ったり、家の廊下の曲がり角のところとか、あの岡田くんのシュタタタ走りも堪能。(←うん、これも褒めてる。笑)
まじで、器用な走り方・・・。
そして、最後に家康と対面した時の、双方の表情や目の輝きの強さ、言葉は要らなかった。
あの三成の表情にやられた。

今でもまだ、なんというか、映画の重みというか、今更変えることのできない歴史という事実というか。
観終わった後からずっと重さが身体にぶら下がって、まだ自分の手の中に結晶化出来てないままなんだけど。
いつかの瞬間に、ふと腑に落ちる時が来ると思うので、このままモヤモヤを抱えたままにしておきます。
スピードが速すぎて、パッと見は軽く感じるかもしれないけれど、本当はとてもスケールの大きい映画だと思います。
面白かった。
万人受けするかは分からないですけど。
でも、面白かった。
沢山の人に、どの立場からでもいいから、興味を持ってもらいたい、そんな映画でした。

・・・そうなんだよ。
一つの正解ってものはなくて、出てきた人の数だけ 正義と人生と善悪がある、そんな時代だから、戦国時代はいつまで経っても面白いんだ。

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石田三成 (iina)
2017-10-26 09:03:12
石田三成は、西軍として戦い関ケ原に一日で敗れ去りました。
敗者は、歴史上からもよく描かれない運命です。

でも、昨年に戦場の関ケ原を歩いたところ、三成の「旗印」が彼方此方にあふれて石田三成は人気者でした。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/ebd2fd3fd609c1221db67c1f9078bdc4

こんにちは (火月 神)
2017-10-27 21:31:49
>iinaさん
コメントありがとうございます!

立ち位置によって評価が変わり、また、勝者によって書き換えられる歴史もあり、そういうところが面白いなーって思います

私も一度関ヶ原巡ってみたいなと思うのですが~!
三成は地元で大事にされてるようで、嬉しいです

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