夢色

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基本ネタバレ注意。
火月 神の気まぐれ よろずメモ。

<劇団四季「キャッツ」@大阪四季劇場>

2016-07-31 | 舞台

懐かしい「キャッツ」!
昔、学校の音楽祭でジェリクルソングを歌って、その後一度だけ観に行った事があって。
あー 懐かしいな~って、ワクワク楽しみにしてました( ´艸`)

会場に入ると、猫のサイズに合わせた大きくて、いろんなゴミが散在。
サイドから、出入りするスペースがあったりして、そうそう、これこれ!って思いながら、楽しみに待ちます。 
たこる君のボールペンも捨てられてて(笑)ご当地

四季はお客さんとキャストとの距離が近いのも、とっても魅力的
始まったら右から左からたくさんの怪しく目を光らせた猫がいっぱい出てきて。
やっぱり歌も上手だし、セリフも聞きやすいし、安心してハイクオリティのものが観られるのが嬉しい。

ボスっぽいキャラクターのマンカストラップがカッコよくて、萌えもえしてました(笑) 
そして、休憩時間には、誘ってくれた友達と「やっぱり男はあんな風に頼りがいのある人じゃないとね~」って言い合うという(笑) 
強さの中にキュートなところや、色気も感じられて、猫に萌える私www
マキャヴィティにやられて傷付いたところにエロさが・・・w(やめろw

ラム・タム・タガーのアウトローな雰囲気も捨てがたいよね~(笑)

でも、一番感動したのが、アスパラガス。
よぼよぼおじいさんの俳優猫。
聴きたいか?って、昔演じたシーンを劇中劇でやってくれるんだけど、悪行の限りを尽くすグロールタイガーに変身した瞬間。
一気に雰囲気が変わって!
あんなにも触ったら倒れてしまいそうだったおじいさん、からの咆哮や高笑い。
他キャストが兼任のシャムネコ軍団もカッコいいし、立ち回りも良かったけど。
また現在へ戻ってきて、思い出に浸る おじいさん猫。
この一幕にぼろ泣きした私でした・・・。

曲も昔練習した時に何度もサントラ聴いてたから、全部懐かしーってなっちゃった 

休憩時間には、舞台の上にも大道具を見学に上がらせてもらえるから、間近でまじまじと見て歩くことができました。
後半が始まる前には、ニャンコたちが客席に遊びに来てくれて。
子供やオジサンをガン見したり(笑)
ごろにゃーんって甘えてスリスリしてみたり
でもお客さんが「お手」ってしてみたら、ぷいってそっぽむいちゃって(笑)
だって猫だもんね~( ´艸`)

メモリーはやっぱり何度聴いても鳥肌が立つ! 
映画でも舞台でもミュージカルでも、ヒーロー・ヒロインよりも、実は敵役とかのほうが上手い人使うよね~。
ブロードウェイのウィキッドでも、良い魔女より 悪い魔女のほうが素晴らしかった。(いちおうウィキッドは、悪い魔女が主役になるのだろうけど。)
そのくらい、相手役っていうのは、ただ汚れ役ってだけじゃなくて魅力的に見せないといけないから、なんだろうね。
影が引き立つから 光が余計に輝く。

だから グリザベラがメロディーを魂で歌いあげてるのを聴くと、ため息がでる。
ほんと、すごかった~。


終わってから、何回もカーテンコール応えてくれて。
客席に皆がまた遊びに来てくれて、握手もしてもらいました
最後は拍手が鳴りやまないので、ラム・タム・タガーがロックダンスを踊って〆て終わりでした

四季のミュージカルは、観終わったあとに「あー 楽しかったぁ!!!」って大満足するものばかりで、ホント楽しくて、あっという間の時間でした。
また観に行きたいって、終わってすぐに思ってしまう
ロングランするだろうから、また行きたいなー。
そして、他の演目も観たくなっちゃうんだよね