山はしろがね

ロシア文学/スキー@稚内(~2017.3)

マヤコフスキイとメイエルホリド

2005-09-10 00:40:46 | ロシア

 先日、モスクワの名画座「イリュジオン」で観たのは、『お嬢さんと不良』(1918)と『白鷲』(1928)の無声映画2本立てだ。『お嬢さんと不良』は田舎の学校(大人も子供も一緒に学んでいる)に来た女性教師に、不良の生徒が夢中になるが、喧嘩沙汰のあげく、死んでしまうという話。撮影や編集の点では古くさい代物だが、詩人マヤコフスキイが主演なので楽しめる。動くマヤコフスキイを見ることができるのは、うれしい。

 『白鷲』はプロタザーノフ(日本では『アエリータ』で知られている)が監督の映画で、観たのはたぶん2度目。メイエルホリドやアンナ・ステンが出演している。労働者を弾圧する知事を描いた作品で、(可憐なだけでなく、ホラー顔でも知られている)アンナ・ステンの怪演にもかかわらず、けっこう退屈。しかし、デモの弾圧の場面や、囚人の合唱の場面など、ロシア・アヴァンギャルド映画らしい斬新な構図や、オーヴァーラップを見ることができる。

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