ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

SDN導入に感染対策 隔離や遮断 トレンドマイクロ…

2016-03-22 23:14:08 | NewsPaper
SDNを導入する企業が増えつつあるでしょうか
セキュリティ対策にも欠かせない技術になりつつある
といったところでしょうか…


本日の日経産業新聞から7面のデジタルトレンド欄からこの記事をピックアップ
『SDN導入に感染対策
 トレンドマイクロ 隔離や遮断』


トレンドマイクロが通信回線をソフトで制御する
「ソフトウェア・デファインド・ネットワーク(SDN)」を
導入している企業向けに、情報セキュリティ対策ソフト
「TMPM」を発売する
という記事

ウイルスに感染したPCや不審な通信をSDN技術を使って
隔離・遮断するというもの

監視装置が検知したウイルスや不審な通信などの情報を基に
TMPMがSDN機器に対応を指示する

外部の不審なサーバーに対する社内データの送信を止めたり
ウイルス感染が疑われるPCを隔離したりする

このソフトを導入することで、サイバー攻撃を受けた際の
初動対応が自動化され、より少ない人員でのネットワーク運用が
可能になるとしている

http://www.trendmicro.co.jp/jp/about-us/press-releases/articles/20160315042253.html?cm_re=news-_-corp-_-pressより

なるほど、企業のセキュリティ対策の一つとして
SDN技術を使うというのは興味深いものです

ハード制御ではなく、ソフト制御になることで
監視の自動化がより容易になっていくというわけです


国内大手ITベンダーの中ではSDN技術への取り組みが進んでいる
NECを通じてトレンドマイクロは販売していく模様

利用料は1000~1999台のサーバーやPCが接続された
ネットワークに導入する場合で年間240万円(税別、参考価格)
今後3年で11億円の売り上げを見込む

SDN技術を採用するということで、また違った捉え方もあるでしょうか
今後の取り組みの拡大にも期待したいものです


最新の画像もっと見る

コメントを投稿